汚染水、がれき撤去による飛散防止を!東電交渉  

2014年 07月 30日

 脱原発福島ネットワークは、7月29日13時からの再開第12回東電交渉を行った。
 冒頭、緊急要請行動として、「福島第一原発のがれき撤去による放射性物質の飛散防止を求める要請書」を提出した。
 これは、7月14日、農林水産省が、昨年8月に東京電力福島第一原発3号機で実施した大型がれき撤去で放射性物質が飛散し、南相馬市の水田を汚染したため、今年3月に、東京電力に対して再発防止対策を求めていた問題。現在、東京電力は1号機の原子炉建屋を覆うカバーを外し、建屋上部のがれきを撤去する計画を進めており、東京電力が対策とする作業時の散水、ちりを吸引する局所排風機、防風シートの導入などの効果は不透明で、現状では飛散抑制対策が不十分であることから、緊急に、福島第一原発のがれき撤去による放射性物質の飛散防止を求める要請を行ったもの。以下に、要請書を掲載。

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●福島第一原発のがれき撤去による放射性物質の飛散防止を求める要請書
2014年7月29日
東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬 直己 様

 7月14日、農林水産省は、昨年8月に東京電力福島第一原発3号機で実施した大型がれき撤去で放射性物質が飛散し、南相馬市の水田を汚染した問題で、今年3月に、東京電力に対して再発防止対策を求めていたことを、明らかにしました。農林水産省の説明では、南相馬市の避難区域外の水田14カ所と20キロ圏の避難区域内5カ所で昨年収穫された米から1kg当たり100ベクレルの基準値を超えるセシウムが検出され、8月中旬に出始めた稲穂に付着していました。
 農林水産省は、稲の汚染の原因について、水田からの距離や当時の風向きを考えると、がれき撤去の際に3号機付近から舞い上がった物質が付着した可能性があると判断し、今年3月、東京電力に対し、今後の解体作業などで、放射性物質が飛散しないよう要請したとされます。
 また、昨年8月19日、第一原発3号機のがれき撤去作業中に、放射性物質の粉じんが飛散して、別の場所にいた作業員2人が被曝、頭部から最大1㎠当たり13ベクレルが検出されました。
 これに対し、東京電力は、放射性セシウムの総放出量を、事故後の福島第一原発から放出している放射性セシウムの1日の量の1万倍以上に上る最大4兆ベクレルと試算しましたが、これを4月に農林水産省に伝え、6月に福島県にも情報提供したものの公表はせず、南相馬市にも情報を伝えていませんでした。
 現在、東京電力は1号機の原子炉建屋を覆うカバーを外し、建屋上部のがれきを撤去する計画を進めています。しかし、原子力規制委員会も「飛散防止を十分にしなければ1号機の工事は着手できない」としており、東京電力が対策とする作業時の散水、ちりを吸引する局所排風機、防風シートの導入などの効果は不透明で、現状では飛散抑制対策が不十分であることから、下記の通り要請を行い、回答を求めるものです。


1、福島第一原発3号機でのがれき撤去による放射性物質の飛散について、汚染実態および原因
  と対策を明らかにすること。
2、福島第一原発1号機の原子炉建屋カバーを外し、建屋上部のがれきを撤去する計画に伴う
  放射性物質の飛散防止について、実効性のある十分な対策を確立すること。
3、実効性のある十分な放射性物質の飛散防止対策を確立するまで、1号機のがれき撤去計画を
  実施しないこと。


命を守る三春の会      風下の会福島      脱原発の日実行委員会福島  
脱原発福島ネットワーク      脱原発緑ネット      ハイロアクション福島   
福島原発30キロ圏ひとの会 双葉地方原発反対同盟 ふくしまWAWAWA−環・話・和ーの会   
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「福島第一原発のがれき撤去による放射性物質の飛散防止を求める要請書」を提出後、この日の東電交渉では、以下について回答と質疑があった。

 ①6月25日提出の「地下水汚染の拡大に抗議し、汚染水の海洋流出防止を求める要請書」について
 ②「深刻な放射能汚染水の漏えい及び海洋放出に抗議し、
   無責任な「地下水バイパス計画」の実施を強行しないよう求める要請書」
   回答に対する質疑への再回答
  ・要請書は社長にいつどのように伝わったか、について
  ・増田廃炉カンパニー責任者と対話の場の設定について
  ・透水層での地下水速度、年間進度について
  ・サブドレン修復工事進捗状況について
  ・凍土壁工事前のボーリング調査状況について

   以下の質問に対する回答及び質疑
  ・4号機燃料取り出し作業の被曝線量、キャスクの溶接変更について
  ・凍土遮水壁の凍結状況の確認方法、工法の変更について

  
そのうち、6月25日提出の「地下水汚染の拡大に抗議し、汚染水の海洋流出防止を求める要請書」について要請3項目に対し東電側の回答が以下のようにあった。

1、放射能汚染水の漏えい防止と地下水汚染の拡大防止策を早急に確立すること。
 回答:
 汚染水の抜本的解決を目指し「海洋流出の阻止」「汚染水増加抑制・港湾流出の防止」「原子炉建屋等への地下水流入の防止」を目的とした、「海側遮水壁の設置」「陸側遮水壁(凍土方式)の設置」「サブドレンからの地下水くみ上げ」等の対策について順次進めております。
 加えて、「汚染水の港湾への流出防止」「汚染源除去」「汚染水増加の抑制」を目的とした、「汚染エリアの地盤改良・地下水くみ上げ・地表舗装」「トレンチ内高濃度汚染水の除去」「建屋山側の地下水くみ上げ(地下水バイパス)」の対策についても実施しております。既に、汚染エリアの地盤改良は完了し地下水くみ上げを実施しているとともに、地下水バイパスにつきましても運用を開始しております。
今後は上記施策を遅滞なく実施し、汚染水の拡大防止に努めて参ります。

3、汚染水のコンクリート固化、凍土壁によらぬ遮水壁の設置、溶融炉心の空冷化計画の策定を実現すること。
 回答:
 汚染水対策は「汚染源を取り除く」「汚染源に近づけない」「汚染水を漏らさない」という3つの基本方針に基づき対策を進めております。
 凍土遮水壁につきましては、「汚染源に近づけない」ための重層的な手段として、規制庁に平成26年3月7日に実施計画の変更認可申請を提出し、その後特定原子力監視・評価委員会での検討内容を反映し引き続き審議頂いております。
 また、汚染水量の低減を目的とした地下水流入抑制対策につきましては、凍土遮水壁の他、建屋貫通部の止水、サブドレンの活用等の対策を進めております。
 さらに、冷却水の低減を目的とした格納容器内燃料デブリの空冷方式についても、検討を進めております。
 質疑
Q:トレンチ内も凍らせることができずにいる現状で、先行きどう考えるか?
A: 概念的には 山側からの水を止めれば良いという点はわかってもらえていると思う。穴を掘って凍結管を作り、氷を投入している。1日に5、6トン。 施策がそれしかないわけではなく、並行して検討しつつ進めている。今年中にトレンチ内の水を抜くスケジュールである。まだ始まったばかりで、もうしばらく様子を見てほしい。汚染や被曝もあり、一般の工事のようにやり直しが効かないので、ダメとなった時にきれいに抜くためには 氷がいい。

Q:凍土壁に関して、以前はあまり積極的ではなかったのでは?我々は 国に場所を提供しているだけとかいう言辞があったのでは?
A:当時は、優先順位が高い課題が山積していた。

Q:最初にスラリー壁を拒否したのはなぜか?株主総会を控えて経費がかさむことで二の足を踏んだという報道もあった。
A:線量が高かったので、作業被曝が懸念された。当時は、最優先は冷却対策だった。(あまりに緊急課題多く )今ほどに冷静に企画できなかった。

Q:空冷方式の検討はしているのか?
A:検討はしているが、実際に どうやって風を送るか等、まだまだ実効性がわかる段階ではない

Q:どこで誰が検討しているのか?
A:本店で炉心屋さんが検討している。エネ庁ともロードマップを協議している。

Q:汚染水のコンクリート固化の検討は?
A:固化するとそこにずっと留まるから、汚染物質が留まることになる。水なら、アルプスなどで浄化して、最終的にはトリチウムだけの水にする目標。アルプスは、250トン/1日の経路が3系統ある。さらに増設。500トンの高性能クラスも増設しようとしている 。計で一日 マックスで2,100トン程度になる。

2、地下水バイパスは、トリチウム濃度が運用目標値を超える観測井戸のくみ上げを停止し、汚染地下水の海洋放出を中止すること。
 回答:
 地下水バイパスは、地下水が原子炉建屋に流入する量を抑制する対策であり、汚染水全体の増加を防ぐ重要な施策となります。
 地下水バイパスは、敷地山側の建屋に流入する前の地下水を12戸の井戸から分散してくみ上げ、排水前の貯留タンクにて水質確認を実施の上、基準値を下回っていることを確認した上で海へと放出するものであります。
 また各揚水井は、トリチウム濃度にばらつきがありますが、濃度や変動状況については揚水井それぞれの地下水を分析し、逐次監視を行っております。
 今後も汚染水の低減に向けて、ご理解を賜りたいと思います。
 質疑

Q:地下水バイパスは、既に12回、12番井戸のトリチウムが2000ベクレル/lを超えているものはブレンドすべきではない.
A:トリチウムが基準値の1500ベクレル以上出ている井戸もあるが、他と併せてトータルにみていく。超えた時は まず止めて、どんどん出続けるかどうかをしばらく観察してから、汲み上げ再開した。

Q:効果はあまりないという報道もされているが、どうか?
A:あと1、2ヶ月 汲み上げを続けてみないと、、。

Q:地下水バイパス実施前後の水位の変化はどうか?
A: 12番井戸で5月31日OP25m、7月中旬16~17m。

Q:12番井戸が高ければ、少なくともそれは止めたらいいのではないか?ブレンドして下げれば良しとする姿勢は全くいただけない。再回答を求める。
A: 次回、回答。

Q:ゲリラ豪雨対策は?
A: 30センチ高さだった堰きを、1mに嵩上げした。今はゴムシートとウレタン塗装で、二重にして防水対策をしている。タンクとタンクの間に傘のような覆いをして、雨水が溜まるのを減らしている。タンクのパトロールや、タンクの雨水対策については次回資料出す。

Q: 総量規制をしなければ だめではないか。これ以上汚染したくない。我々は 汚染の拡大防止、停止を求めている。



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# by kazu1206k | 2014-07-30 09:04 | 脱原発 | Trackback | Comments(0)

あす、いわき市議会7月臨時会  

2014年 07月 29日

あす7月30日、1日間の日程で、いわき市議会7月臨時会が開催されます。
午前10時開会で、市長提出の4議案(補正予算2件、その他で事業委託契約の変更2件)の審査及び採決が行われます。

・補正予算は、一般会計で約28億3千万円、特別会計で約6億2千万円の補正額。

 一般会計の主なものは、
 東日本大震災復興交付金基金積立金約10億円や災害公営住宅整備事業費約3億6千万円などの東日本大震災復興交付金事業に要する経費約17億円。

 (仮称)なこそ子ども元気パーク屋内施設等整備事業費約5億円、松ヶ岡公園に芝生広場などを整備して遊具等を更新する都市公園整備事業費約1億6千万円や除染土壌等の仮置場に放射線量の常時測定装置を設置する仮置場等放射線量常時監視事業費約1千4百万円、モニタリング体制の強化と利便性の向上を図るため支所・公民館等に非破壊式検査機器を設置する自家消費用作物非破壊式モニタリング事業費約1千4百万円などの福島再生加速化交付金事業に要する経費約6億9千万円。

 2月の大雪により被災した農業者の農業用施設の復旧等の経費を補助する大雪農業災害特別対策事業費約3億7千万円や4月の大雨により被災した公共施設の災害復旧事業費約5千3百万円などその他市政執行に要する経費約4億2千万円。

・事業委託契約は、
薄磯と豊間それぞれの震災復興土地区画整理事業で、高台造成や交流多目的広場の整備に係る増工分などによる、契約金額を変更するもの。


本会議の模様は、傍聴席、議会棟1階市民ロビー、各支所及びインターネットでも御覧いただけます。http://www.discussvision.net/iwakisi/2.html
傍聴受付は、議会棟1階で会議開始30分前から、傍聴券の交付を受けてからとなります。




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# by kazu1206k | 2014-07-29 19:27 | 議会 | Trackback | Comments(0)

東京検察審査会と東電前『汚染水』打ち水抗議行動  

2014年 07月 28日

福島原発告訴団から夏のアクション=【東京地裁前・検察審査会行動と東電前『汚染水』打ち水抗議行動】のお知らせです。告訴人のみなさま、支援者のみなさま、このアクションに、どうぞご参加ください!

私たちは、原発事故の責任をとことん、追求します。
私たちは、あきらめません。
8月8日、ハッパをかけにまいります。
検察審査会は「被害者の声を聞け!」。
東電は「汚染水を止めろ!」。

8月8日(金)
* 12:00 東京地裁前集合  <スピーチ、上申書提出>
*13:00 東電前行動     <スピーチ・シュプレヒコール、水まき>
*13:45 終了

<東電前・打ち水抗議アクション>
本物の汚染水は使用できません。普通の水で行います(容器に汚染水を示すラベルを貼り代用)。
うちわ、ペットボトル、バケツ、柄杓かその代わりになるものなど、自由なアイデアでお持ちください。

8月8日、福島県からは貸切バスが走ります!
7:00(福島駅西口)⇒8:00(郡山教組)⇒12:00(東京地裁前到着)⇒14:00(東電本社出発)⇒帰路
バス代1500円 お申し込みは080-5639-7279まで。

<福島原発告訴団> http://kokuso-fukusimagenpatu.blogspot.jp/
電話 080‐5739‐7279 メール info@1fkokuso.org





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# by kazu1206k | 2014-07-28 22:59 | 脱原発 | Trackback | Comments(0)

《沖縄・球美の里》子ども保養プロジェクト 第31次~第33次 募集開始  

2014年 07月 27日

《沖縄・球美の里》子ども保養プロジェクト 第31次~第33次 募集開始の御案内

第31次保養 2014年9月13日~9月22日 
第32次保養 2014年10月2日~10月11日
第33次保養 2014年10月21日~10月28日(予定)

※第33次保養は予定の為、2~3日前後することもあります

※ボランティアスタッフも大募集中です♪

球美の里 HP : http://kuminosato.net/

保養期間中の様子はブログでご紹介しております
詳しくはこちらまで → http://kuminosato.blog.fc2.com/


場所 : 「沖縄・球美の里」
住所 : 沖縄県島尻郡久米島町字山城799
対象者: 福島県在住および近隣県に在住の0歳~15歳(中学3年生)
*未就学児(幼稚園以下)は、母親の付添いをお願いいたします
参加費:子ども一人 7000円程度(旅行保険・手続き経費等)
      ※兄弟、姉妹でご参加の場合は料金の変動がございますので予めご了承下さい
     付き添い保護50,000円前後(交通費自己負担・旅行保険・手続き経費等・滞在費と食費は無料となります)

申し込み先: FAX 0246-92-2526
        郵送:〒971-8162 福島県いわき市小名浜花畑町カネマンビル3階 
NPO法人 いわき放射能市民測定室たらちね気付き 沖縄・球美の里 いわき事務局

*申し込み用紙はこちらですhttp://kuminosato.net/応募方法/応募用紙/
必要事項をご記入の上、FAX、郵送、Eメールでお送り下さい。






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# by kazu1206k | 2014-07-27 22:43 | 福祉医療 | Trackback | Comments(0)

第32回かしま福祉まつり  

2014年 07月 26日

7日26日、炎暑の中、かしまデイサービスセンター前広場で「第32回かしま福祉まつり」が開催された。鹿島地区ふれあい会など実行委員会の主催。ハワイアンズ38期生で震災後全国キャラバンのリーダーをつとめたフラガールのマルヒア由佳里さんのフラ教室チームやいわき市出身の音楽ユニット「花音(ハナオト)」などのステージ。
 子ども会のそうめんやかしま焼きなど模擬店、金魚すくいやそうめん早喰い・ビール早飲み競争。
 12時30分からの開会式には清水市長が出席してあいさつ。
夕方には、恒例となった上蔵持青年会のじゃんがら念仏踊り。
鹿島地区の各種団体とボランティアが協力して「福祉のまちづくり」を進めてきた鹿島地区の夏真っ盛りの賑やかな祭りとなった。




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# by kazu1206k | 2014-07-26 18:58 | 地域 | Trackback | Comments(0)

29日に東電交渉ー地下水の汚染拡大、海洋流出など  

2014年 07月 24日

脱原発福島ネットワークから、再開第12回東電交渉のご案内です。
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 今回は、6月25日提出の「地下水汚染の拡大に抗議し、汚染水の海洋流出防止を求める要請書」(下記参照)について、東電側が回答します。
 また、4月4日提出の「深刻な放射能汚染水の漏えい及び海洋放出に抗議し、無責任な「地下水バイパス計画」の実施を強行しないよう求める要請書」への回答などに対する質問について、東電側が再回答します。
 多くのみなさまの参加で、汚染水の海洋流出と無責任な「地下水バイパス」を中止させましょう。

*参加者ご希望の方は、ご連絡をお願い致します。。
 E-mail   kazu_obr@f3.dion.ne.jp

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■■ 東電交渉、再開第12回のおしらせ ■■
■ 日時:7月29日(火)13:00~15:30
■ 場所:東京電力(株)平送電所(いわき市平谷川瀬仲山町53)
■ 集合:12:30 いわき市役所議会棟前
■ 内容:
 ① 6月25日提出の「地下水汚染の拡大に抗議し、汚染水の海洋流出防止を求める要請書」について、東電側の回答 
 ②「深刻な放射能汚染水の漏えい及び海洋放出に抗議し、
   無責任な「地下水バイパス計画」の実施を強行しないよう求める要請書」
   回答に対する質疑への再回答
  ・要請書は社長にいつどのように伝わったか、について
  ・増田廃炉カンパニー責任者と対話の場の設定について
  ・透水層での地下水速度、年間進度について
  ・サブドレン修復工事進捗状況について
  ・凍土壁工事前のボーリング調査状況について
 ③ 以下の質問に対する回答及び質疑
  ・4号機燃料取り出し作業の被曝線量、キャスクの溶接変更について
  ・凍土遮水壁の凍結状況の確認方法、工法の変更について
  ・ADR和解案の延期理由について

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2014年6月25日

東京電力株式会社 代表執行役社長 廣瀬 直己 様

地下水汚染の拡大に抗議し、汚染水の海洋流出防止を求める要請書

 東京電力は昨6月24日夜、福島第1原発の1~4号機タービン建屋海側で、地下25~30メートルの深い地層=下部透水層の地下水に、放射性物質のトリチウムによる汚染が拡大していると発表しました。東京電力によると、1~2号機海側の深さ25~30メートル観測用井戸で、5月以降に採取した地下水から1リットル当たり最大4700ベクレルのトリチウムが検出され、3~4号機海側の井戸の地下水でも最大480ベクレルが検出されたとしています。
 第1原発の地層は、水を通す上部透水層の下に泥岩質の難透水層、その下に下部透水層があるとされ、東京電力は「下部透水層の水圧が、上部透水層の水圧よりも高いため、上部から下部への汚染水の浸透の可能性は少ない」としていましたが、海側遮水壁の工事の影響で、下部透水層の水圧が低下して上部透水層との水圧が逆転、汚染水が地下深く浸透したとし「1~4号機海側には地中にトレンチが下部透水層の深さまで造られており、汚染水が地層間を貫く土壌とトレンチ側面の隙間を通って浸透したとみられ、海へ流出している可能性がある。」と報道されました。
 2011年3月以来の福島第一原子力発電所事故は、今なお、大量の放射性物質を環境中に放出し、放射能汚染を拡大し続けています。特に、放射能汚染水の漏えい、海洋放出は深刻な事態です。
 汚染水貯蔵タンクから漏えいした放射能汚染水を観測井戸からくみ上げる「地下水バイパス」では、東京電力のトリチウム1500ベクレルという運用目標値を超える値がNo12観測井戸から度々でており、これでは野放図に大量の放射能を放出することになり、希釈すれば済むというものではありません。放射能汚染水の漏えい、地下水汚染の拡大、汚染地下水の放出は、海洋汚染の進行、生体濃縮による海産物の汚染拡大から人体への影響が懸念されるところです。
 世界三大漁場である常磐沖の豊かな海は、福島県民、日本国民の宝です。わたしたちは、地下水の汚染拡大に抗議するとともに、あらためて汚染水の海洋流出防止に全力をあげることを求め、下記の通り強く要請を行い、誠意ある回答を求めるものです。



1、放射能汚染水の漏えい防止と地下水汚染の拡大防止策を早急に確立すること。
2、地下水バイパスは、トリチウム濃度が運用目標値を超える観測井戸のくみ上げを停止し、汚染地下水の海洋放出を中止すること。
3、汚染水のコンクリート固化、凍土壁によらぬ遮水壁の設置、溶融炉心の空冷化計画の策定を実現すること。


風下の会福島   脱原発の日実行委員会福島  脱原発福島ネットワーク  脱原発緑ネット
止めようプルサーマル! 三春ネットワーク  ハイロアクション福島   
福島原発30キロ圏ひとの会 双葉地方原発反対同盟 ふくしまWAWAWA−環・話・和ーの会 
  








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# by kazu1206k | 2014-07-24 19:31 | 脱原発 | Trackback | Comments(0)

創世会の第2回議会報告会、7月25日開催  

2014年 07月 23日

 いわき市議会創世会は、6月5日〜19日まで開催された6月定例会の議会報告会を開催します。
 2回目となる創世会の議会報告会は、前回、参加者の皆様のご意見をお聴きする時間が少なくなっため、一般質問の説明を省き、議案と審議結果の説明を行った上で、参加者の皆様との意見交換の時間を大幅に増やしました。
 6月定例会では、いわき市太陽光発電に係る公共施設の屋根等の使用料に関する条例の制定や資産割額の廃止等で国保税が一部負担軽減になる、いわき市国民健康保険税条例の改正、いわき市市営住宅条例の改正、小・中学校等の校舎等地震補強事業費や小名浜魚市場等の整備事業費補助金、介護施設の開設準備経費補助金など総額約25億円の補正予算、勿来学校給食共同調理場の改築や災害公営住宅新築等の工事請負契約など、合計35議案が可決成立しました。
 議会報告会の日時や内容など要綱は、以下の通りです。
 お誘い合わせて、お運び頂ければ幸いです。
・日時:7月25日(金)午後6時30分〜8時
・場所:いわき市中央台公民館
・内容:①議案・審議結果の説明(4つの常任委員会の委員から)
    ②質疑応答


インターネット中継もあります。http://www.ustream.tv/chammel/ganbappe-iwaki




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# by kazu1206k | 2014-07-23 15:58 | 議会 | Trackback | Comments(0)

STOP!汚染水 ゆたかな海を守ろう、海の日アクション  

2014年 07月 22日

 梅雨明けを思わせる好天となった7月21日、海風が爽やかに吹き抜けるいわき市小名浜三崎公園・野外音楽堂、貝のステージで、【海の日アクション トーク&ライブ】~STOP!汚染水 ゆたかな海を守ろう~が開かれた。
 7月21日の海の日に、「大好きな海を守りたい」という思いを抱く市民がイベントを開催したもの。
フラダンスチームはこどもたちも大人もみなさん素晴らしい演技を披露して拍手喝采。

 佐藤栄佐久前福島県知事や安部義孝アクアマリンふくしま館長、武藤類子さんらのトーク。
 よさこいチームのアトラクション、三ケ田圭三&アベマンセイ、いわき雑魚塾、田中美知子(新月灯花)さんらのライブなど盛りたくさんのイベント。
「STOP!汚染水 ゆたかな海を守ろう」の思いを共有する「海風宣言」(末尾に掲載)をママが子どもたちと一緒に読み上げ。
フィナーレは「われは海の子」の大合唱で大団円となった。スタッフのみなさんお疲れさまでした。

●海風宣言

地球上の全ての生命の源である私たちの母なる海が、福島原発事故によって重大な放射能汚染にさらされています。

今、この時も、生命の存続が大きく脅かされ、絶たれてしまう危機的な状況にあります。

それを全力で止めることもなく、人間は更なる汚染を繰り返す方向に向かっています。

そのことを私たちは黙って見過ごすことはできません。

今こそひとりひとりが地球上の命と、そして子どもたちの未来のために立ち上がり、行動を起こす時なのではないでしょうか。

地球上に命が誕生した時から途切れることなく引き継がれてきた自然の営みへの感謝、祖先が守り積み重ねてきた長い歴史、そして、今、そこに生きて暮らす人々の思いを沈めることなく繋いでいくため、私たちは大切な母なる海を守らなければなりません。

そのために、今日、こうして多くの人々がここに集いました。

STOP!汚染水~ゆたかな海を守りましょう~

私たちは、母なる海と生命の尊厳、そして大切な子どもたちの未来のために、これからもこの声を届け続けていきます。

ここに海風宣言を掲げます。

海の日アクション参加者一同






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# by kazu1206k | 2014-07-22 07:53 | 脱原発 | Trackback | Comments(0)

夏休みを安全に、防犯球技大会  

2014年 07月 20日

7月20日、いわき市内小中学校の夏休み最初の日曜日。夏休みを安全に過すためにと、恒例の鹿島地区防犯少年球技大会が鹿島小学校体育館で開催された。
 今年で58回目の大会には、子どもと大人併せて約200名が参加。いわき東地区防犯協会鹿島支部の主催で、鹿島地区子ども会、鹿島小学校、鹿島公民館の後援、鹿島小学校PTA、鹿島町区長会、鹿島体育協会、鹿島地区地域振興協議会などの協賛。
 競技種目はドッジボールで、高学年の男女、低学年の男女に分かれ、各地区の13の混成チームが2コートで試合を行い、チームで頑張った。
 福島県内の児童の体力低下が心配されるが、震災後3年にして、子どもたちは元気いっぱい、日頃の運動不足を吹き飛ばすように、ドッジボールを楽しんだ。保護者や家族の参加もいつになく多く、親子で楽しい時間を過ごす中で、子どもたちの健やかな成長をめざし、地域の大人、各種団体が力を合わせていくことを誓い合った。





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# by kazu1206k | 2014-07-20 17:38 | 地域 | Trackback | Comments(0)

仮設住宅等長期利用の新法求め日弁連意見書  

2014年 07月 19日

日本弁護士連合会は、「原発事故避難者への仮設住宅等の供与に関する新たな立法措置等を求める意見書」を取りまとめ、7月18日に、内閣総理大臣、内閣府特命担当大臣(防災)、衆議院議長、参議院議長宛てに提出した。これは、避難者の入居する仮設住宅等の供与について、災害救助法に基づき1年毎に延長するのではなく、長期利用が可能となる避難者への住宅支援の新法制定を求めたものだ。被災当事者である避難者の皆さんが強く要求している住宅支援の課題解決に是非とも必要なことである。

●原発事故避難者への仮設住宅等の供与に関する新たな立法措置等を求める意見書

●意見書の趣旨

国は、福島第一原子力発電所事故(以下「原発事故」という。)の避難者の入居する仮設住宅等(建設型の仮設住宅、民間借り上げ住宅等のみなし仮設住宅、公営住宅、公務員宿舎等を含む。)について、避難者の意見を聴く機会を速やかに設けた上で、災害救助法に基づく支援を継続するのではなく、以下の内容を含んだ、原発事故避難者を総合的に支援する新たな立法措置を行うべきである。

1 避難者に対して、「人命最優先の原則」、「柔軟性の原則」、「生活再建継承の原則」、「救助費国庫負担の原則」、「自治体基本責務の原則」、「被災者中心の原則」の6原則に準じた総合的支援をすること。

2 避難者に対する住宅供与期間を相当長期化させるとともに、1年ごとに延長するという制度を改め、避難者の意向や生活実態に応じて更新する制度とすること。

3 避難者の意向や生活実態に応じて、機動的かつ弾力的に転居を認めること。

4 新たに避難を開始する避難者にも住宅等を供与するとともに、避難者の意向や生活実態に応じて、避難、帰還、帰還後の再避難を柔軟に認めること。

5 国の直轄事業として避難者に対する住宅供与等を行い、避難先の自治体にかかわらず安定かつ充実した支援を行うとともに、避難先の地域特性に合わせた自治体独自の上乗せ支援も認めること。

6 有償の住宅への移転又は切替えのあっせんを積極的に行わないこと。


●意見書全文は、以下(PDFファイル;184KB)を参照。
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2014/opinion_140717_1.pdf


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# by kazu1206k | 2014-07-19 09:43 | 脱原発 | Trackback | Comments(0)

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