静岡地震で浜岡原発大きな揺れ、東海地震に備え耐震見直しは必至

8月11日午前5時ころ強い地震が東海、伊豆地方を襲った震度6弱、静岡地震だ。震源地は駿河湾で震源の深さは約23キロメートル、地震の規模(マグニチュード)は6.5と推定。当時、震源から約40キロの中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)は、4.5号機が運転中。地震で自動停止したが、5号機で原子炉の出力を調整する制御棒の駆動装置が一部故障するなど、12日未明の時点で計24件の異常を発見したという。

中電が公表したところでは、地震後、5号機原子炉建屋内で約250本ある制御棒のうち約30本の駆動装置が故障していた。使用済み燃料の貯水槽の放射能濃度が通常の50倍に上昇し、主タービン軸受け部の摩耗を示す警報装置が作動。タービン建屋壁面もひび割れた。自動停止した4号機では原子炉内の中性子測定装置の一部が動作不能、廃炉の1.2号機周辺で最大約20センチ地盤隆起や沈下が発見された。

保安院は、「今回の地震による浜岡原子力発電所5号機で観測された最大加速度(426ガル)は、耐震指針に基づき設定された基準地震動S2(600ガル)による基礎版上の応答値(最大加速度582ガル)及び新耐震指針に基づき事業者により設定された基準地震動Ss(800ガル)による基礎版上の応答値(最大加速度701ガル)を下回っている。」としているが、約40キロも離れマグニチュード6.5の地震でこれだけ揺れたとすれば、東海地震では1000ガルを超えるという指摘もあり、果たしてどうなるのか?

気象庁などは、今回の静岡地震の震源は東海地震の想定震源域の中だったが、「東海地震に結び付くものではない」との結論を下した。名古屋大学地震火山・防災研究センターの山岡耕春教授は「今回の地震はフィリピン海プレート内部で起こっている可能性が高い。想定される東海地震の前兆はみられないが、今後、観測データの詳しい解析が必要だ」と指摘している。
神戸大の石橋克彦名誉教授は「155年間たまったエネルギーがいずれ東海地震を起こすことに変わりはない」と述べ「今回を警鐘として地震対策を再点検することが大切だ」と警鐘を鳴らしている。
東海地震は、直下型巨大地震だ。
浜岡原発の原子炉周辺の機器配管などはどうなっているのか?今後、地震の影響が明らかにされよう。原発の耐震安全性の見直しがまた迫られることは必至だ。
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by kazu1206k | 2009-08-12 23:48 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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