佐賀県民、九州電力玄海原発のMOX燃料装荷を延期させる

九州電力玄海原発3号機で、10月3日に予定されていたMOX装荷が延期となった。

10月1日、開会中の佐賀県議会では、市民団体が県内外からの44万の署名に添えて提出した「プルサーマル計画を止める請願書」が審議されていた。議会中に九電がMOX装荷の計画を発表したため、県議会は議会運営委員会で「唐突な公表は議会の審議を軽視している」「慎重に推進するとした議会決議の趣旨を無視している」とプルサーマル反対の会派だけでなく、推進の自民会派からも批判続出、猛烈な反発の議会の意向を受けて古川知事が九電に計画の見直しを申し入れ、九電がMOX装荷の延期を発表した。

九州電力は今回の定期検査で、3号機のウラン燃料集合体193体の約3分の1を交換する予定で、16体をMOX燃料に置き換えるとしていたが、これで、11月中旬に予定していた国内初のプルサーマルの通常運転は遅れる可能性が出てきた。

「計画凍結」ではないものの、佐賀県民と国民の力でMOXの装荷を延期させたという事実は大きい。市民グループの積み重ねてきた要望や要請が実った形だ。請願自体は不採択となったが、議会が動き、知事が動けば、プルサーマルは止められるということが実証された。踏み出された小さな一歩は、大きな意味を持つものとなる。
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by kazu1206k | 2009-10-05 21:18 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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