10月定例会の勉強会、市立常磐病院と新病院建設

10月定例会は、10月29日より11月13日までの予定だ。今日8日と明日9日、10月定例会に向けた、いわき市議会創世会の勉強会を行っている。各部各課からテーマごとに説明を受け、質疑と意見交換を行っているが、今日の最終は病院局だった。

病院局のテーマは、以下の4点。
1、市立常磐病院の後継医療機関への引き継ぎについて
2、新病院建設について
3、病院機能評価の認定取得について
4、地域医療支援病院の認定について
論議が集中したのは、渡辺敬夫市長が最優先課題とした市立常磐病院の民間移譲問題だ。

後継医療機関への引き継ぎについて、「現在、財団法人ときわ会との具体的な協議を重ねている。合意に至った際は、速やかに議会への説明を行い、公表する」との説明に、以下のような質問・意見が出された。
・土地の取り扱いと法人側の財政支援の要望にどう対応するのか。具体的には、土地を含めて、耐震化や建物等の解体費用、新棟の建設費などの合計約11億円プラスアルファは妥当なのか。
・法人との協議の議事録はあるのか。透明性を確保しないと問題になる。
・来年4月移行のための9月決定がずれ込んでいるのに無理すべきではない。無理をして患者さんはじめ市民に迷惑をかける事態にならないのか。
・医師・看護士など医療従事者のみなさんは大丈夫なのか。
・創世会が開いた市民集会でも圧倒的に民間移譲反対だった。

新病院建設については、「大規模病院の建設は、基本構想の立案から開院まで、一般に7年程度の期間とされ、共立病院長を会長に新病院建設調査検討会を設置し、基本構想の立案に向けた調査・検討を進めている」として、6月以来3回の検討会と新潟市民病院や白河厚生総合病院などの視察を行い、新病院の規模や機能、必要な財源措置などの内部検討を進めていること。今後は、「新・市総合計画基本計画」に位置づけ、その推進のため来年4月に建設のための新組織を設置し、建設基金の創設を検討する、との説明があった。
これらについては、他病院調査・視察の内容、検討会の論議について情報開示するよう求めた。

市立常磐病院の民間移譲を拙速に実施して軋轢を生じれば、地域医療においても本市の財政上も禍根を残す。何より患者さんはじめ市民の命が最優先である。新病院建設に向けた論議や新組織の設置は、市内医療関係者はじめ市民に開かれた論議をしていくことが大切である。その前提は、情報公開と市民参加だ。市民との恊働なしに、「地域医療の再構築」も新病院の建設も成功しない。
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by kazu1206k | 2009-10-08 18:13 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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