市立常磐病院、新病院建設めぐる一般質問

11月2日、いわき市議会10月定例会のわたしの一般質問。渡辺市長の政治姿勢と市政の進め方のなかで、市長の「地域医療の再構築」について、きいた。

渡辺市長は、市立病院改革を市政の最優先課題に挙げている。新市長は、「市立病院改革プラン通り、一市一病院一施設に向けて、常磐病院を来年の4月1日から民間医療機関に移行できるようにするのが最優先課題。」と前市長の路線を継承する形だ。強いて相違点をあげれば、地域医療の再構築に向けての基本構想について「共立病院の移転か改築かを含めた充実策について3年間でまとめる」とした点だろう。

わたしは、地域医療を守るために、医師会や病院協議会と協力して、いわき市地域医療協議会を継続することと、救急医療の改善に向けた管制塔病院構想の推進を求めた。
また、市立常磐病院の後継医療機関に対する本市の財政支援が2分の1補助で合意したが、好間病院廃止の3分の1補助と比較して公平公正なのか。後継医療機関が約24億円強の資金調達が可能な財務状況であることをどう確認したのかもたずね、救急医療など常磐病院が担ってきた市民に対する医療サービスの実現できなければ、移譲はあり得ず、患者さんはじめ地域、市民、病院職員の理解と合意がないまま移譲することも困難であり、地域医療と本市の財政に大きな禍根を残さぬよう、市長の慎重な対応を要望した。
綜合磐城共立病院については、独立行政法人という経営形態論議ではなく、医師の確保による診療科目の充実など医療サービスの向上に全力投入すべきこと求めた。
渡辺市長は「病院の経営形態のあり方は独立行政法人等を含めて検討すべきと言ったが、一方で、市民のいのちを守るという責務はしっかりやらねばならない。共立病院の高度医療の再構築をしてなければならないのは最優先課題だと認識している」と応えた。
新病院建設については、病院局内の調査検討委員会の検討をふまえ、準備室や基金を創設するとされるが、並行して医療関係者を始め市民参加による、建設計画の策定と市民合意をめざす「建設計画検討委員会」を早期に設立すべき事を訴えた。
質問に対する答弁ももっぱら、病院局長だったが、この質問に病院局長は「議員お質しの市民参加による検討組織は、必要不可欠であると認識しており、基本構想の策定スケジュールにあわせ、その立ち上げについて、検討して参ります」と応えた。

市民の合意なしに、市立常磐病院の後継医療機関への移譲も、新病院の建設もできない。「地域医療の再構築」のためには、「地域のことは市民が決める」という原点に返る事から始まる。
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by kazu1206k | 2009-11-03 18:01 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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