玄海原発の現地調査と県民の意見を聞く会

福島県エネルギー政策検討会では、昨年12月、知事が、核燃料サイクルの再検証を指示した。しかし、その幹事会が、玄海原発の現地調査を1月12〜13日に実施し、佐賀県と九電の担当者からプルサーマル実施に係る対応状況を調査して、結果を検討会に報告する。

これは、1月5日、福島県が「玄海原子力発電所現地調査について」として、公表したもの。調査者は、生活環境部の次長、企画調整部エネルギー課と生活環境部原子力安全対策課の職員各1名で、12日に九州電力玄海原子力発電所、13日に佐賀県庁で原子力安全対策課を訪ね、プルサーマル実施に係る佐賀県及び九州電力の対応状況を調査するというものだ。

脱原発福島ネットワークなど市民グループは、12月に「福島県エネルギー政策検討会の検証と国への対応について」を福島県に要望したが、その際、玄海原発への視察については、「プルサーマル実施地への視察は、一歩踏み込んだ検討となる。その前に、県民から広く意見を聞く場を開催してほしい」「佐賀に行く場合はプルサーマルに批判的な市民団体からも意見を聞く場を設けるべきだ」と口頭で強く申し入れていた。

今回、玄海原発の現地調査が実施されることになり、県民への説明と意見聴取が実現されていないのは、遺憾な事だ。
福島県は、会議を公開し、県ホームページの「エネルギー政策検討会のページ」で県民の意見も受け付けているとしているが、これらの事は当然のことで、その上で、検討内容の説明を行い直接県民から意見を聴く事が、必要であろう。
玄海原発の現地調査ばかりでは、プルサーマル実施への一歩踏み込みとのシグナルと受け取られかねない。前知事時代に開いていた「県民の意見を聞く会」を開催することを望みたい。


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by kazu1206k | 2010-01-06 23:09 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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