「知事抹殺」ー佐藤栄佐久前福島県知事

久しぶりに佐藤栄佐久前福島県知事のお話を聞いた。2006年9月、木戸ダム工事汚職事件によって知事辞職、逮捕され、08年一審有罪判決、二審では有罪判決も賄賂金額が「ゼロ」という贈収賄裁判史上珍しい実質無罪、現在は最高裁に上告中だ。
昨年9月に刊行された「知事抹殺ーつくられた福島県汚職事件 」を読んで、原発はじめ道州制などで国策と対立し国に歯向かったことから、「国策捜査、さもありなん」と思うことしきりだった。
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2月7日に、いわき市文化センターで開かれた、いわきフォーラム’90主催の第100回ミニミニリレー講演会の講師として、「『地方自治』を語る−「知事抹殺」からみえてくるもの」というテーマで、縦横に話した。
「原発」「道州制」「裁判」という著書の全てを語る時間はなかったが、検察が国家権力の中枢として機能していること、そこでは知事さえ抹殺され、この国の民主主義は今危ういところにあり、市民はこのことに敏感に対応しなければならないことは、伝わった。

栄佐久さん、少しやせたようにも見えたが、裁判を闘っているだけあって、意気軒昂。20日間、独房に勾留されていた時も厳しく身を律していたことが伺えたが、やはり志のある政治家だ。原発に関して、知事時代に福島県エネルギー政策検討会が出した「中間とりまとめ」が珠玉であると、評価されていることを紹介していたが、その通り、今なお色褪せてはいない。今度はゆっくり、原発の話を聞きたいものだ。
プルサーマルの受け入れに動く現知事と企画調整部など現在の検討会の対応は、福島県政、原子力安全行政に汚点をつくることになる、との思いを強くした。


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by kazu1206k | 2010-02-07 17:47 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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