プルサーマル福島原発の耐震安全性評価に着手

東京電力福島第1原発3号機のプルサーマル計画で、6月19日から9月23日の定期点検でのMOX燃料装荷をめざす東京電力は、国と連携して、福島県のプルサーマル受け入れ3条件をクリアするために、着々と準備を進めている。

報道によれば、5月7日経済産業省は福島県に対し、3号機の耐震安全性評価に着手することを伝えた。耐震安全性評価は、原子力安全・保安院が順次確認作業を進めているが、代表機以外である3号機は最終報告段階で確認する方針だった。ところが、知事が3月プルサーマル受け入れ3条件の一つとして国に要望したことを受け、代表機ではない3号機の耐震安全性評価についても、「特別な扱いとして」中間報告段階で確認作業を行うことを決定したものだ。
福島第1原発の代表機は5号機で、国の評価作業は約1年4ヶ月かかったが、3号機は「基準地震動」を5号機と同様とし、確認作業を建物、設備などの施設面に限定して、「代表機と比べれば、時間はかなり短くなる」と保安院の担当者は話し、5月中に開始して8月中に完了という。

他の2条件について、東京電力は、高経年化対策を「プルサーマル発電を実施した場合でも、問題はない」との評価をまとめ、貯蔵MOX燃料の健全性は、外観検査、組成の自主点検を終了。今月中に「燃料の健全性に問題はない」との報告を国と福島県に提出する予定。国は、速やかに評価するとしており、福島県も、報告を受け、今月末にも県原子力発電所安全確保技術連絡会を開催して確認作業に入るとされている。

国と東京電力の9月装荷に向けたスケジュールは出そろった。
1999年に搬入されたMOX燃料がもともと品質保証の不十分な燃料であり、搬入後11年も貯蔵して「賞味期限切れ」。しかも燃料に対する国の安全審査は5年までの装荷遅れしか影響評価をしていない。老朽炉で安全審査の想定外の燃料を使わせてはならない。

命を守るため、市民の力をあつめ、みんなの力で、危険な期限切れのMOX燃料の使用をストップさせる以外ない。「やめよう!プルサーマル」署名をどんどん広め、福島県と県議会に県民の声をあつめる時だ。


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by kazu1206k | 2010-05-11 20:56 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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