トラブル相次ぐ福島原発

福島原発では、トラブルが頻発しています。
福島第一原発3号機は、プルサーマル発電の営業運転を開始しましたが、起動作業中には作業員の放射線内部被曝事故や残留熱除去系の放射能汚染水の水漏れ事故が続発しました。

6月17日、福島第一原発2号機で外部電源全喪失事故が発生し、原子炉自動停止して以来、第一原発5号機では、8月16日から9月2日まで原子炉隔離時冷却系の機能喪失により約半月緊急時に原子炉へ冷却水を送れない状態のまま運転する保安規定違反が発生。
市民団体が、10月5日、東京電力の繰り返す保安規定違反に抗議し、第一原発3号機・5号機は原子炉を停止して再点検をするよう求めましたが、11月2日に、同5号機で、原子炉出力を維持するために行う制御棒パターン調整の作業中、原子炉内の水位が50センチ上下し警報が3度鳴り、タービンと原子炉が自動停止。
さらに同4日、定期検査で原子力圧力容器の耐圧・漏えい試験の基準となる最低使用温度の計算に福島第1原発1、2、4、6号機と福島第2原発3号機で誤りがあったことが判明。計算に使う最新規格を導入し忘れたとされ保安規定の「監視」区分で、保安院から改善指導。

これらの一連の事案によって、東京電力の安全管理体制が重大な欠陥をはらんでいることが改めて浮き彫りになりました。福島第一原発5号機等の保安規定違反、自動停止の原因究明を通じて、安全管理システムの欠陥を是正しなければ、福島県民の信頼回復につながりません。


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by kazu1206k | 2010-11-08 20:32 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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