敬老祝金の額を何故下げるのか

12月定例会の総括質疑のご報告です。
今回は、議案第8号 いわき市敬老祝金支給条例の改正について、です。
以下、やりとりをご紹介します。

 一つは、敬老祝金の支給目的及び経緯について、です。

1点目、敬老祝金の支給目的は何か、お尋ねします。
 —答弁は、すべて保健福祉部長。
敬老祝金は、本市に住所を有する高齢者の方に対し、敬老の意を表し、併せてその福祉の増進を図ることを目的として、支給しているものであります。

2点目、祝金額は、これまでどのように改正されてきたか、お尋ねします。
 —答弁
主な改正について申し上げますと、平成10年度の改正におきましては、それまでの、75歳から79歳の方は6千円、80歳以上の方は1万円、100歳の方は20万円であったものを、長寿の祝いの節目の年に支給することとし、77歳の方に3万円、88歳の方に10万円、100歳の方に30万円をそれぞれ支給することとしたほか、平成9年度において75歳以上の方に対しましては、経過措置として、節目の年に達するまで、それぞれ従前の6千円、1万円を支給することとしたところであります。
また、平成18年度の改正におきましては、77歳の敬老祝金を廃止したところであります。

3点目、受給者数や支給額など、ここ3カ年の支給実績はどうなっているか、お尋ねします。
 —答弁
過去3年間の支給実績につきましては、平成19年度は、88歳が 1,050人で、1億 500万円、100歳が 55人で、1,650万円、経過措置者が 1,470人で、934万8,000円、合わせて 2,575人、1億3,084万8,000円となっております。
平成20年度は、88歳が 1,229人で 1億2,290万円、100歳が 53人で 1,590万円、経過措置者が 53人で 53万円、合わせて 1,335人、1億3,933万円となっております。
平成21年度は、経過措置は終了し、88歳が 1,291人で 1億2,910万円、100歳が 47人で 1,410万円、合わせて 1,338人、1億4,320万円となっております。
 
 二つは、祝金の額の改正について、です。

1点目、祝金の額の改正の目的は何か、お尋ねします。
 —答弁
少子高齢化の進行などに伴い、保健・医療・福祉の分野において、市民ニーズは複雑多様化しており、それらの行政課題に対応するため、更なる施策の充実強化が求められております。
一方、子育て支援や介護保険サービスなど、民生費をはじめとした社会保障関係費の財政需要は年々増大しており、市の厳しい財政状況下においては、本議会に提案しております、小学生通院医療費の小学3年生までの拡大のための財源確保を図るなど、限られた財源の配分見直しをせざるを得ない状況にあることから、今回、敬老祝金について、他市における支給水準等を勘案し、平成23年度から支給額の見直しを行うこととしたものであります。

2点目、祝金の額の改正による支給金の削減総額はいくらか、お尋ねします。
 —答弁
本年度の支給見込件数で試算いたしますと、88歳で、6,630万円、100歳で、630万円、合わせて、7,260万円の削減額が見込まれるところであります。

3点目、祝金の額の改正について、高齢当事者の方々の意見は聴取したか、お尋ねします。
 —答弁
今回の改正にあたりましては、高齢者の方々の意見の聴取は行なっておりませんが、本市の厳しい財政状況や、88歳、100歳の支給額が、県内他市と比較して最高水準にあることなどを踏まえ、提案に至ったものであります。

4点目、祝金の額の改正について、市民意見をどう反映させるのか、お尋ねします。
 —答弁
今回、「新・いわき市総合計画実施計画」の策定にあたりまして、高齢者福祉や子育て支援などの現行水準を維持するとともに、救急医療情報キット配布事業や小学生通院医療費の小学3年生までの拡大など、新たな施策に取組む必要があることから、その財源の確保にあたり、市の厳しい財政状況下においては、限られた財源の配分見直しをせざるを得ない状況にあることから、他市における支給水準等を勘案し、支給額の見直しを行うこととしたものであり、御理解を賜りたいと存じます。

*最後まで、ご覧頂きありがとうございました。


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by kazu1206k | 2010-12-10 23:54 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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