原発40年超運転で説明会開催を申し入れ

脱原発福島ネットワークなど県内の市民団体12団体は連名で、「福島第一原発1号機の40年超運転に反対し情報公開と県民説明会の開催を求める申入書」を東京電力に提出し、速やかな回答を求めました。
団体の代表5名が今日23日東京電力福島第2原発のビジターセンターで東京電力広報部に手渡したものです。以下に申入書を掲載いたします。


東京電力株式会社  社長  清水 正孝  殿            2011年2月23日

福島第一原発1号機の40年超運転に反対し情報公開と県民説明会の開催を求める申入書
 
 貴社福島第一原発1号機は、3月26日に営業運転開始40年となり、当初の設計寿命を迎えます。国は、原発の高経年化対策として、運転開始30年を超える原発は通常の定期検査のほかに、10年毎に安全性の評価と点検などの保全計画策定を事業者に義務づけており、貴社は、昨年3月、最長60年まで機器・構造物を現在の保全活動継続で維持できるという技術評価書を国に提出し、2月7日、これを審査した経済産業省原子力安全・保安院が今後10年間の運転継続を認可しました。
 これまで、日本原子力発電敦賀1号機と関西電力美浜1号機が40年を超えて運転を続けており、敦賀1号機は6年、美浜1号機は最長10年運転した後は廃炉にする方針を明らかにしています。しかし、福島第一原発1号機は、廃炉の方針を示しておりません。福島第一原発では、今後10年以内に、2~6号機のすべてが営業運転40年を迎え当初の設計寿命を迎えますが、老朽化と設計寿命を超えた長期運転は、事故のリスクをますます拡大することになります。
 貴社がどのような見通しで福島第一原発1号機の40年超運転を実施するのか、設計寿命を超えて運転することの合理性と安全性に対して、福島県民は大いに不安を感じています。事業者である貴社は、当初の設計寿命40年を超えて長期運転に入る事態を重く受け止めるべきです。
 その上で、福島第一原発1号機の「高経年化技術評価等報告書」を住民・県民に情報公開することはもとより、経済産業省原子力安全・保安院の審査で指摘を受けた、原子炉圧力容器の中性子照射脆化に対する健全性評価や水位計装ノズルの応力腐食割れに対する耐震評価、さらには10年前の報告書の中性子束計測ハウジングの耐震評価でのS2地震発生時の亀裂安定性評価が亀裂安定限界応力に対する発生応力の比が0.98であったことと、今回の「水位計装ノズルの応力腐食割れに対する耐震評価」の関係などを明らかにして、事業者としての説明責任を果たすべきです。
 この際、住民、県民に直接説明する場をつくり、設計寿命を超えて長期運転することの合理性と安全性の根拠を説明すべきです。住民、県民の合意もないまま40年超運転を強行することは、許されません。効率優先で稼働率アップのために老朽炉を長期運転で酷使することは、安全性を犠牲にするものです。わたしたちは、以下申入れ速やかな回答を求めます。

1、福島第一原発1号機「高経年化技術評価等報告書」を公開し、県民への説明会を開くこと。
1、原子力安全・保安院の審査で指摘を受けた原子炉圧力容器の中性子照射脆化に対する健全性
  評価や水位計装ノズルの応力腐食割れに対する耐震評価の情報公開と説明を行うこと。
1、長期運転に伴う使用済み核燃料の保管および放射性廃棄物対策について明らかにすること。

ストップ!プルトニウム・キャンペーン 脱原発ネットワーク・会津 脱原発福島ネットワーク
とめようプルサーマル!三春ネット  福島原発30キロ圏ひとの会  双葉地方原発反対同盟
STOPプルサーマル!ふくしま ふくしまWAWAWA−環・話・和ーの会 「沈黙のアピール」  福島県自然保護協会   みどりの未来・ふくしま  MMMの会


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by kazu1206k | 2011-02-23 18:49 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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