アクション!ママの会が要望

5月15日の「さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード!」を前に、子供たちを守りたいと立ち上がった「いわきアクション!ママの会」とNO NUKES MORE HEARTS(東京)が、5月13日午後、いわき市災害対策本部のあるいわき市文化センターでいわき市長宛の申入れ行動を行いました。
赤ちゃんを連れたママをはじめ20名をこえる市民が参加して、市長の代理として出席したいわき市危機管理監に代表の二人から要望書がそれぞれ読み上げて手渡されました。
申し入れの内容は大きくわけて下記の2点です。
①福島第一原発の事故による放射能汚染から子どもたちを守るための要望。
②「東京電力福島第一、第二原子力発電所の10基、すべての廃炉」を、いわき市より東京電力に要請すること。
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要望に対して、市の危機管理監は「原発事故は大きな問題であり、情報もテレビで知る状態でした。事故の収束を国に何度も申し入れ、国と東電が責任を持って取り組めと言ってきました。現状で県内の原発の再開はあり得ないと考えています。いわき市の将来を担う子どもたちのことを思う親御さんたちの気持ちはよくわかります」旨、応えました。
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詰めかけたママや市民からは、「放射線の環境モニタリングは予算を含めて考えているのか」「水道水はみんなが一番心配しているところなので、不検出という表現ではなく、全くないというならゼロと表記して欲しい」「いわき市は、独自で放射線核種の分析器などを持って、市民の安全に取り組んで欲しい」「市は、国と県に頼り過ぎではないか」などの声が出されました。赤ちゃんを抱いたママは涙で声を詰まらせながら「このいわきで暮らしていきたいので、子どもを安心して育てられるように取り組んで欲しい」と訴えました。

●いわきアクション!ママの会の要望書は、以下の通りです。

いわき市長 渡辺敬夫殿

<要望の趣旨>
東京電力福島第一原子力発電所の事故による環境の汚染から大切な子供たちの健康を守るため、いわき市行政による子供たちへの手厚い対応を要望いたします。

①福島第一原子力発電所敷地内での事故処理のための無断のドライ及びウエットベントの禁止。ベントの6時間前には必ず学校、幼稚園、保育所、児童施設に連絡をすることを東京電力に厳しく申し入れることを実行してください。
(無防備な子供たちの被ばくを防ぐため。家庭への連絡はそれぞれの施設から必ずすること。)


②学校、幼稚園、保育所、児童施設、それぞれに1台のガイガーカウンターの設置と、保護者が日々それらの施設での放射線量を確認できるしくみづくりを実行してください。

③子供の放射線許容量を非常事態の年間20ミリシーベルトではなく、平常時あるいはWHOの規定を参考にいわき市独自の規定を決定し、それに基づいての子供への様々な対応を実行してください。

④万が一の原発での爆発事故、爆発回避のための急なベントに備え、子供のための各施設でも、速やかに安定ヨウ素剤を服用し被ばくを防げるよう、各施設でのヨウ素剤の備えを実行してください。

⑤給食で使用する水および材料の産地と放射線量の情報を明確に公開し、言葉だけの安全ではなく、データーに基づいた安全と安心を子供たちと保護者に提供してください。
また、汚染された環境や行政の対応への不信から、弁当持参の希望者には、これを認め、選択の自由を認めてください。

⑥登下校時の安全のための服装の徹底の呼びかけを実行してください。マスク、レインコート、帽子の着用など家庭での呼びかけはもちろんですが、行政としての呼びかけを徹底してください。


⑦プール、運動会など季節ごとの行事への細かい注意と配慮を促がし、子供たちの被ばく量をこれ以上増やさない努力をしてください。
校庭の土の入れ替えなどの除染作業と施設の外壁の洗浄など、速やかに対応できるよう準備をしていてください。

⑧通学路の危険ゾーンである下水道泥水の線量チェックと、高い線量の泥水の除去作業を実行してください。

⑨国立がんセンター提案の放射線量測定バッジを高校生以下の子供たち一人に一つ配布してください。
子供たちは現在も非常に無防備に過ごしています。放射線への知識の不足や、危機感の不足から将来、大きな病を抱えることがないように、今の環境を冷静に認識し、身を守ることを実感しながら暮らせるよう行政から子供たちへの対応として測定バッジを配布してください。

⑩様々な対応をしても、どうしても線量の高い0.6マイクロシーベルト以上の児童施設については閉鎖し、学童疎開を実行し、子供たちの命を守ってください。


私たちは、いわき市内在住の未成年の子供たちを持つ母として、今回の事故による環境汚染に大きな悲しみを感じています。
きれいな空気、大地、海に恵まれたいわきの土地での子育てが、原発事故以来、真逆の環境に一変してしまいました。
汚染された空気や水の中で、深呼吸することもままならない環境の中で子供を育てることは大変に厳しい試練です。
この先、何年もの長きにわたって、この状況が続くことを思うと、その中で成長する子供たちの健康が心配でなりません。
親として子供たちの心身の行く末に誠実に向きあい、ほんの少しでも良い方向に進んでいけるよう努力いたします。
そのような環境、状況の中、保護者のいない場所でも子供たちが安心して活動できますよう、いわき市行政の手厚い対応をお願いいたします。

2011年5月13日 

いわきアクション!ママの会!



◆◆◆◆◆◆ 2011.5.15 福島県でのデモ・パレード! ◆◆◆◆◆◆◆
 NO NUKES! PEACE DEMO in Iwaki, FUKUSHIMA
 さよなら原発 放射能汚染のない平和な未来を求めるパレード!
◆◆◆◆◆◆◆◆◆ 子供たちを守りましょう!◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

◆日時:2011年5月15日(日)
★集会 14:00  ★パレード出発 15:00
約1時間のパレード / いわき駅で流れ解散
◆集合場所:平中央公園
福島県いわき市平字三崎1 / いわき芸術文化交流館アリオス前
◆共催:
いわきアクション!ママの会
NO NUKES MORE HEARTS(東京) http://nonukesmorehearts.org/
◆協賛:脱原発福島ネットワーク http://nonukesfuk.exblog.jp/

どなたでもお気軽にご参加ください!!
仮装やコスプレ、楽器や歌や鳴り物大歓迎!
それぞれの思い思いのスタイルで意志表示をしましょう!
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Commented by いわきっ子育て中ママ at 2011-05-14 13:02 x
デモ参加させて頂きます。

たかお市長!

給食ですが、基準値以下基準値以下って、冗談じゃない!
放射性物質が混入しているそのこと事態が安全ではない!
放射性物質混入の牛乳を給食に出すなんて狂気の沙汰です。
事前に何故保護者にアンケート取らなかったのですか?勝手に決めて。
大人と子供一緒くたにして一体何を考えているのでしょう市長と教育長は!
子供は3倍の感受があるのですがそんなことも知らないのですか?
給食で無理矢理飲ませているメーカーの牛乳はスーパーではそれだけが山積みになって売れ残っています。大人が避けて買わないでいるのを子供に飲ませないで下さい!
いわきサンシャイントマトもしこたま売れ残っています。
何故売れないか本当によく考えて下さい。
行政は市民へのサービスです。
貴方は市民皆の血税で生かされているのですよ!
市のリーダーなら市民全員守って下さい。農家だけでなく全員ですよ!それが貴方の市民への恩返しです!
守り方間違えてないか熟慮してください!

と、伝えたいです。よろしくお願いします。
Commented by 心配ママ at 2011-05-14 15:13 x
いわき在住の二児の母です。このような活動があることを知りませんでした。スーパーなどに情報を貼って頂いたら、かなりの方が参加したと思います。今回参加出来ず残念でしたが、デモ行進は参加します。子供は家において。もっともっと市長に訴えましょう。重い腰を上げさせましょう!
Commented by はなぽん at 2011-05-14 21:45 x
私は今那須にいます!!

乳児と3才がいるのでパレード参加したいのですが、行けません!!
いわき市には子供たちが安心して暮らせるようにしていただきたいです!!

安全安全と言われても以前とは明らかに違うのです。

どうかこのまま運動を続けてください!!

私もぜひ一緒に運動したいです!!!

がんばってください!パレード遠くからの応援になってしまい申し訳ないです。
Commented by 松本英一(棚倉町) at 2011-05-15 07:20 x
 基準値以下と言うのは日本政府が策定した値で、世界的には通用しません。
 したがって、人工的な放射線は人体に限りなく危険である。
 
Commented by まだら at 2011-05-16 13:14 x
このような団体があるとは知りませんでした!知っていたら是非弟たちに伝えたのに。
国が定めた安全基準はあてにはならず、まして感度の高い子供に対してそれを適用するのは酷すぎます。姪たちが行っている小学校では学校給食に出てる牛乳を飲まないよう連絡帳で依頼した親に校長先生から直々に「そんなことを言ってるのはあなただけですよ」と電話がかかってきているようです。
しかもこの時期に安全だからといってわざわざ校庭で全校集会を開いたり。体育館でも出来るはずなのにあえて校庭でやったそうです。意見を言うと異端者として子供への対応が悪くなるということで親たちも大きな声で意見できない状態で、先日行われた参観日でも保護者会がなかったようです。
子供たちの未来を保障してくれるわけでもないのに、学校がこんな対応では一体どうすればよいのか苛立ってしまいます。
次に活動があるときは是非参加したいと思います!
by kazu1206k | 2011-05-13 20:28 | 脱原発 | Comments(5)

佐藤かずよし


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