多田謡子反権力人権賞の受賞

福島原発震災の渦中にあって、この度、脱原発福島ネットワークが20年余にわたる福島原発との闘いにより、多田謡子反権力人権賞の受賞する運びとなりました。

● 脱原発福島ネットワーク(福島原発との闘い)の受賞理由
 脱原発福島ネットワークは、1988年以来、福島第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故や東京電力の燃料輸送容器データねつ造問題、圧力容器・炉心シュラウド・再循環系配管等のひび割れ隠し問題、格納容器漏洩率検査データ改ざん問題、制御棒破損問題など福島第一原発、第二原発での数々の事故や東京電力の不正行為を追及するとともに、福島第一原発3号機でのプルサーマル計画や第一原発の7,8号機増設計画に対して反対し、県民投票条例の制定運動やエネルギー政策市民検討会の実施、東京電力・行政との交渉を続けるなど粘り強い運動を続けてきました。
 原発集中立地県での日本最大の電力会社である東京電力との闘いという困難な条件の下での20年余にわたる運動の継続に敬意を表し、今なお運転再開に向けて画策する官僚・東京電力との今後の闘いに期待して多田謡子反権力人権賞を贈ります。

12月17日、脱原発福島ネットワークを代表して、神田駿河台の総評会館の受賞発表会・受賞式に伺いました。「福島原発震災と脱原発福島ネットワークの23年」と題して、「私たちが原発過酷事故、原発震災という敗北的状況の中で受賞してよいのかと思ったのが最初の感想でした。それにめげず、ひばく地で戦い続けようと思い、受けることにしました。」と、30分強、受賞講演をさせていただきました。
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また、今回は、私たちの先輩であり富岡町で40年反原発を闘ってきた、石丸小四郎さんも受賞されました。
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会場には、脱原発福島ネットワーク設立時からの同志である三春町の武藤類子さん、昨年、脱原発福島ネットワークが呼びかけて設立したハイロアクション福島原発40年実行委員会の事務局長、大熊町の大賀あや子さん、同実行委員会代表の宇野朗子さんも駆けつけました。
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会場では、原子力資料情報室の皆さん、高木学校の崎山比早子先生、講談師の神田香織さんなど多くの方に激励頂きました。

国や東電が「冷温停止状態」「福島原発事故収束」などというマヤカシで国民を愚弄している今、これまで以上に闘いの手綱を引き締めて行きたいと思います。
大地動乱の時代。原発は今そこにある危機、エネルギー問題ではなく、いのちの問題です。放射能放出中止、被曝最小化、廃炉の決定、損害賠償等の国、東電に向けた要求はもとより、地震国日本において原発を推進してきた原子力ムラの事故責任の追求、子供たちを始め人々の生存権を守るために活動を強化していきます。


★脱原発福島ネットワークの月刊ニュースレター
原発のない社会をめざすネットワーキングニュース
「アサツユ」☆2011.12.11 第243号☆
●脱原発福島ネットワーク. アサツユ編集委員会● カンパ150円
 いわき市鹿島町久保於振1-2  
 TEL.FAX0246-58-5570/郵便振替02190-1-11731 佐藤和良


*多田謡子反権力人権賞(ただようこはんけんりょくじんけんしょう)は、29歳で死亡した弁護士多田謡子を記念して、多田の遺産をもとに1989年に創設された。毎年、自由と人権を擁護するために活動しているとされる個人または団体に贈られる。同賞では、多田が死亡した12月に、授賞式・記念講演会・交流パーティを開催している。
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by kazu1206k | 2011-12-19 09:42 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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