スクールランチへの異物混入で申し入れ

 東日本大震災による被災によって、いわき市の9つある学校給食共同調理場のうち、3施設が稼働停止状態にあるため、昨年の2学期から簡易給食を廃止し通常給食に代わる昼食を提供するため、9月1日からスクールランチを導入しています。事業費は約5.9億円。
 スクールランチの導入にあたり、約11,000食を超える食数に市内の業者が対応することができないと判断した市教育委員会は、学校給食の衛生基準や栄養基準に準拠し、この学校給食代替品としてのスクールランチを埼玉県川口市の株式会社トウエイに約11,000食を委託してきましが、対象の中学生へのアンケートの結果では、75%が「おいしくない」というものでした。
 一方、昨年9月から12月にかけて市内11校で、蚊や子蠅など異物混入事案が17件発生しておりましたが、この事実は、本年1月一部報道によって明らかになるまで公表されませんでした。
 この蚊や子蠅など異物混入問題は、スクールランチが学校給食代替品としての「食の安全・安心」を担保できてないことになります。あわせて、この問題に関する情報の提供も不十分であり、市教育委員会の対応についても、問題が残ります。
 このため、いわき市議会創世会として、子どもたちの食の安全・安心を守ることを第一に、いわき市といわき市教育委員会にたいして、原因を究明し再発防止対策を確立するとともに、市民に対する説明責任を果たすよう要望し、13日までの回答を求めました。以下、要望書です。

●スクールランチ(学校給食代替品)への異物混入に関する要望書

平成24年3月9日

いわき市
市 長 渡辺 敬夫 様
いわき市教育委員会
委員長 蛭田 優子 様
いわき市教育委員会
教育長 吉田  浩 様

いわき市議会 創世会

 教育行政に関する日頃のご尽力に敬意を表します。
 現在、本市の学校給食共同調理場は、東日本大震災による被災によって3施設が稼働停止状態にあります。
 このため、本市は、子どもたちの健全な発達に必要な栄養素を確保することを目的に、学校給食代替品として、スクールランチを導入し、埼玉県川口市の株式会社トウエイに約11,000食を委託しております。
 本市教育委員会は、スクールランチの学校給食代替品としての要件について、「文科省の栄養・衛生基準を遵守し、喫食時間を含めた安全性の確保に万全を期すこと」などをあげ、学校給食では食中毒等の事故発生を防止するため、調理から喫食までの時間等を示した厳しい衛生管理基準を遵守しており、代替品においても、学校給食と同様に「食の安全・安心」の確保を最も重視していると説明してきました。
 しかし、昨年9月から12月にかけて市内11校で、蚊や子蠅など異物混入事案が17件発生しておりましたが、この事実は、本年1月一部報道によって明らかになるまで公表されませんでした。
 これは、スクールランチが学校給食代替品としての「食の安全・安心」を担保できてないことを示しています。あわせて、本件に関する情報の提供と対応についても不十分であり、大変遺憾であります。
 このため、子どもたちの食の安全・安心を守ることを第一に、説明責任を果たすよう要望し、速やかな回答を求めるものです。

要 望 事 項
1 .本事案の原因について、源流にさかのぼって究明すること。
2 .受託業者の変更を含め、再発防止対策を確立し検証すること。
3 .本事案の経緯について、市民に公表し説明責任を果たすこと。
4 .スクールランチの改善、学校給食共同調理場の早期再開に、
   全力で取り組むこと。

以上
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by kazu1206k | 2012-03-09 16:08 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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