全原子炉停止、再稼動止め廃炉へ

昨年3月11日の東京電力福島第1原発事故以来、定期検査で次々と運転停止してきた日本の原発。全国で唯一稼働していた北海道電力泊原発3号機が、5月5日11時3分に発電を停止した。6日未明に原子炉が止まり、7日午後に原子炉が冷温停止となる予定だ。これで日本の原発50基は全て運転を停止し、原発の発電量は42年ぶりにゼロとなった。

福島原発震災という甚大な犠牲を払って、ようやく日本の全原子炉が止まった。
福島県民は震災関連で800人近い人々が亡くなり、未だに16万もの人々がふるさとを追われ避難生活を強いられている。数万の子どもたちが福島を離れて暮らし、福島にとどまっているものも避難したものも、低線量被曝の不安に苛まれ、日々の生活の再建さえままならぬ状況が続いている。
政府の「除染と帰還」方針は、福島県と双葉8町村を捉えて離さないが、住民意識との乖離、真の地域の再生の道とはほど遠いものだ。

一方、未だ収束の見通しが立たない福島第1原発事故。その事故原因も究明されず、事故責任者が誰一人として法的責任を取っていない。原子力規制庁も発足できず、エネルギー政策の転換もできないまま、原子力推進勢力が再稼動の機を伺っている現状だ。

5月5日、こどもの日に、日本の全原子炉が停止した。これはスタートにすぎない。
大地動乱の時代、次の巨大地震と津波が全国の原子炉に襲来する前に、何としても再稼動を止め、日本の全原子炉の廃炉への道を進めて行くことが必要だ。未来の世代のために。
[PR]
by kazu1206k | 2012-05-05 23:50 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k
プロフィールを見る
画像一覧