東電福島第一原発等を現地調査

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 いわき市議会東日本大震災復興特別委員会は、福島第一原発4号機の燃料問題で市民から「4号機燃料プールは倒壊しないのか」など不安の声が寄せられたことから、東京電力福島第一・第二原子力発電所の事故対応作業状況など現状を把握するため、両原発の現地調査を7月20日に実施しました。
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当日は、楢葉町のJヴィレッジを経由して東京電力福島第一原子力発電所の4号機はじめ原子炉建屋、汚染水貯蔵タンク、免震重要棟など構内視察後、第二原子力発電所で4号機も視察調査しました。
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質疑に先立って、東京電力が写真撮影と報道機関の同行を拒否したことについて委員長から抗議を行い情報公開の徹底を図るよう求めました。
30分間の限られた質疑時間のなかで、わたくしから4号機について、以下の質問。
 ①どの程度の地震にたえられるのか
 ②崩れなくても燃料プールの水が抜けたらどうなるのか
 ③新たな放射能大量放出時の住民への情報提供はどうするのか
 ④燃料プールからの使用済燃料の回収作業の見通しはどうか
 ⑤取り出した使用済燃料の保管方法はどうか。
 これに東京電力は、
①外壁の局所的膨らみを考慮した耐震安全性に関する評価結果は、十分な余裕がある
②燃料プールのライナーとコンクリートが抜けた場合は水が抜けるが、循環機能、ポンプ車でバックアップする
③通報連絡協定を準備中、情報は速やかに報告したい
④回収した未使用燃料集合体2体の腐食量をみて8月に報告する。燃料取り出し建屋の基礎工事を開始し一歩進んだ
⑤6.000体の共用プールの半分を取り出し余ったスペースに4号機の使用済燃料を入れる、
 などと回答しました。
 しかし、どの程度の地震に堪えられるか明言せず、プール水が抜けて燃料がむき出しになっても放射性物質の環境への放出までには時間があるという説明。市民の不安が解消するような回答ではなく、解析で安全とする従来の説明の域を出ませんでした。一方、燃料取り出しに向けての建屋建設は基礎工事に入っていることを強調するものでした。

 市議会としては初の調査となった今回の調査。わたしの4時間の個人積算被曝線量は40μSv/h。バスの中での最高線量は第一原発3号機タービン建屋前付近の毎時1,035μSv/h。これはわずか1時間で一般公衆の年間被曝線量限度1mSvを超えるという数値。福島第1原発の事故処理作業で毎日mSv単位で被曝する作業員の方々厳しい現実がみえるようでした。被曝によリ体が蝕まれ健康不安の恐怖をおもうと胸が痛みました。
 かつてない放射能汚染の中で働く作業員の方々の現場での困難な闘いが続いています。被曝限度量を越さぬよう鉛遮蔽版をつけたり、線量計を外す工作など「被曝隠し」の不正も伝えられ、暴力団関係者の介在や不当なピンハネの内部告発の報道もあります。東電任せではなく、国の責任で被曝労働者の徹底した被曝管理、健康管理が必要です。
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by kazu1206k | 2012-08-09 23:27 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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