甲状腺検診プロジェクト始まる

3月17日、「NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね」の「甲状腺検診プロジェクト」オープンセレモニーが開かれました。
2011年3月14日・15日の放射性ヨウ素131による初期被曝にさらされた福島県浜通り地方は、県民健康管理調査による甲状腺検査も今年4月以降という状態のため、市民測定室がエコー検診機器の御支援をいただき、「甲状腺検診プロジェクト」を行うことになったものです。
セレモニーでは、織田代表のあいさつに続き、行政から、いわき市長代理で赤津保健福祉部次長、後援団体から、黒部未来の福島子ども基金代表、広河DAYS被災児童支援募金代表、カタログハウスの平野さんらがあいさつしました。
検診医師である島根大学医学部の野宗義博教授は、「広島からチェルノブイリ、ウクライナ、ベラルーシなどの人道支援に派遣されました。今回も福島の子どもたちの検診を、久米島町立病院で400名前後行いました。正しい診断と正しい情報を開示したい。つぶさに、冷静に、謙虚に、情報を必要としているお母さんに与えてあげたい」と話していました。
「甲状腺検診プロジェクト」は6団体の協力のもと、野宗義博島根大学教授はじめ北海道がんセンター院長の西尾正道先生や獨協医科大学の木村真三准教授など6名の専門家が顧問となり、西尾正道先生も検診医として、参加されることが発表されました。
野宗義博島根大学教授は、3月16日、17日にわたり合計90名の検診を行い、その場で画像データを手渡し、検診内容を丁寧に説明する方法で、子どもたちもお母さんも安心していたということです。
検診は無料で行い、本格的には4月からの実施となる予定です。
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●以下は、「NPO法人いわき放射能市民測定室たらちね」の「甲状腺検診プロジェクト」のお願いです。

2011年3月11日から2年が過ぎ、また、桜の季節を迎える時期になりました。月日は過ぎても、あの日から1歩も前に進めずに立ち尽くしている私たちに、福島の子どもの甲状腺がんという厳しい事実があきらかにされました。
県が行っている甲状腺検査は、そのスピードと対応という点で十分ではなく、3月14日・15日に大量のヨウ素131のプルームが振り注いだ福島県浜通り地方や茨城県の沿岸地域の検査もいまだ手つかずの状態です。また、定期的な経過観察が必要な甲状腺の観察にたいして、県のスピードでは2年に1度の検査が精いっぱいという状況であります。
私たちの測定室では、この度これらの状況に対処するためにエコー検診機器の御支援をいただき、「甲状腺検診プロジェクト」を行うことにいたしました。
3月17日(日)に開所をいたします。
検診の費用などはいただかずに行うようになります。
3・11以降、応援をしてくださっている御支援者のみなさまには、このプロジェクトへのご協力もぜひともお願いいたします。
なんの罪もない子どもたちが大人の都合で被曝させられ、その結果、健康を害し、未来を奪われることが少しでも軽減されますよう、御力添えください。
このプロジェクトへの募金は下記の口座にお振込みをお願いいたします。

「ゆうちょ銀行から…
記号18260 番号11690381 いわき甲状腺検診プロジェクト」

「銀行から… 店名 八二八 店番828 普通預金 口座番号 1169038」

また、検診にご協力くださる医師の募集もいたしております。
御都合のよろしい日程で、子どもたちのエコー検診を行うことにご協力をくださるお医者様がいらっしゃいましたら、ぜひ御連絡をお願いいたします。
検診につきましては無料ボランティアでお願いいたします。また、交通費、宿泊費、御食事代につきましてはプロジェクトで準備をさせていただきます。
連絡先 ☎・fax 0246-92-2526 Eメール tarachine@bz04.plala.or.jp

どうか、よろしくお願い申し上げます。

〒971-8162福島県いわき市小名浜花畑町11-3カネマンビル3階
NPO法人 いわき放射能市民測定室 たらちね 事務局
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by kazu1206k | 2013-03-18 19:24 | 福祉医療 | Comments(0)

佐藤かずよし


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