強制捜査はまだか!! 8.4告訴受理1周年集会

 福島原発告訴団による『原発事故で死亡者はゼロ?いいえ、ゼロなのは逮捕者です!』「強制捜査はまだか!! 8.4告訴受理1周年集会とデモは、福島県民が2012年6月11日に告訴し同年8月1日に受理されて1年が経った8月4日、約300人が参加していわき市文化センター及びいわき市平の中心街で行われました。
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 共同通信社の『立件断念が現実味』という配信記事を福島民友は、6月30日朝刊で「原発事故捜査 大詰め」「東電幹部らの刑事告訴・告発」「新事実の発掘難航 検察立件に高い壁」の見出しで『東京電力福島第1原発事故で、巨大津波を想定した防災対策を取らなかったとして刑事告訴・告発された東電幹部らに対する検察当局の捜査が大詰めを迎えている。昨年夏以降続けてきた関係者の聴取はほぼ終了。捜査幹部は「想定以上のことをやってきた」と話すが、事故の予測可能性を示す新事実の発掘は難しく、異例の捜査は大きな壁に直面している。』などと掲載していましたが、福島原発告訴団は、これに負けじと「強制捜査はまだか!! 8.4告訴受理1周年集会デモ」で、あきらめず事故責任を追及し起訴まで闘い抜く決意を内外に明らかにしたものです。
 午後1時に開会し、武藤類子団長が「福島の現状について」スライドを使いながら説明したあと、広瀬隆さんが帰還困難区域の現状を紹介するゲストスピーチ
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飯館村民歌を熱唱した河合弁護士からの報告
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南相馬や田村市からの避難者やいわき市など福島の告訴人のスピーチ
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講談師の神田香織さんは被害者の詩の紹介そして「あきれ果てても諦めず、しぶとく、粘り強く」と激励
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休憩をはさんで李政美(イ・ヂョンミ)さんのミニコンサートでは「祈り」はじめ「新相馬節」や「会津磐梯山」そして「朝露」などを澄んだ伸びやか歌声を披露。
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そして「もし不起訴の判断が出た場合は、福島検察審査会に申立し、強制起訴を目指す。絶対に諦めずに闘っていく」との海渡弁護士、「強制起訴を求め全国から地検に声を」と保田弁護士からの報告、歌「われらゆるがず」を菅野ゆう子さんが歌唱指導後、集会アピール(下記参照)を採択して閉会。その後、いわき駅前までのデモが出発しました。

■集会アピール
福島県民1324人が、苦悩の中から声を挙げた告訴の受理から1年の月日が経ちました。私たちは、続いて立ち上がった第二次告訴・告発人と合わせて14716人の大告訴団となりました。
そして、今日まで数々の行動を重ねてきました。
集会、デモ、地検包囲、東電抗議、全国署名、証拠資料の提出…。
日本中の目がこの事故の責任追及に向けられ、検察の起訴を待ち望んでいます。
しかし、何度も何度も私たちが要求した強制捜査は未だに行われず、起訴もされません。

福島の事故の被害は甚大です。
失われたたくさんの命、家、生業。
引き裂かれた家族や地域、ささやかな楽しみ。

その被害は今も続き拡大しています。
海へ空へ放出され続ける放射能。
溜まり続ける汚染水。
山積みされる除染土。
警戒区域の再編、補償の打ちきり、促される帰還。

子どもたちの甲状腺癌の多発。
原発や除染作業員たちの被曝と危険手当の不払い。
あえて、たなざらしにされてきた「原発事故子ども・被災者支援法」
そして原発再稼働、海外への輸出。

曖昧にされている事故の究明、なされない事故への責任追及は更なる悲劇を生んでいきます。
このような事故を二度と繰り返さないために、誰かの犠牲を強いる社会を変えるために、責任を負うべき人々には民主主義のしくみの中で過ちを償ってほしいのです。
おびやかされる命、暮らし、未来を前に私たちは諦めるわけにはいきません。
人としての尊厳を取り戻し、地球に生きるあらゆる命への責任を少しでも果たすために、分断の闇を乗り越えともに歩んでいきましょう。

2013年8月4日
福島原発告訴団『強制捜査はまだか!!~告訴受理から1年を迎えて~』集会参加者一同

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by kazu1206k | 2013-08-05 21:25 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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