反原発へのいやがらせの歴史展

海渡弁護士からのご案内が届きました。
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あけまして、おめでとうございます。
昨夏に開催した反原発へのいやがらせ展、ご好評につき(性懲りもなく)、さらにパワーアップして、最近のいやがらせを盛り込んで、Part2を開催します。ぜひ、お越し下さい。

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「反原発へのいやがらせの歴史展」のPart.2のお知らせ

今年の、1月18日、19日の両日「反原発へのいやがらせの歴史展」のPart.2を開催します。
原発再稼働をめぐる攻防が全国で激化しています。この展覧会は、昨年8月に開催された展覧会の続編です。過去に見られたような反対運動への攪乱工作が行われる可能性を感じ、これに備えるため、また過去の隠された歴史の真実を明らかにしたいという願いから企画しました。1200人もの皆さんが足を運んで下さり、会場は超満員となり、「今度は広い会場で、もう一度やって欲しい。」という多くの声が寄せられました。秋には、予測どおり全国の脱原発運動への広範なサイバー攻撃が発生しました。脱原発を唱えているタレントの方や活動家に対する、悪質ないやがらせも始まっています。Part2では、会場の広さを二倍にし、ご期待に応えることとしました。
秘密保護法を実施するのは公安警察です。今年の通常国会には集団的自衛権の行使に道を開く国家安全保障基本法案が提案されようとしています。展覧会では、秘密保護法体制下で予測される「原子力ムラ」からの組織的妨害をはねのけていくための実践的な知恵を学ぶため、サイバー攻撃とその防御方法に詳しい朝日新聞須藤龍彦記者の講演も予定しています。
主催者メンバーは、期間中会場に詰めておりますので、展示を見ながら、一緒に考えましょう。ぜひ、新春の週末、時ならぬ都知事選も近づく季節ではありますが、新宿中央公園のギャラリーまで、足をお運び下さい。

日時 ○2014年1月18日(土曜) 午後1時から6時まで(入場は5時半まで)
   ○2013年1月19日(日曜) 午前10時から午後4時まで(入場は3時半まで)

18日には午後2時から、19日には午前11時と午後2時から、主催者メンバー(海渡雄一・弁護士ら)と昨年夏の脱原発団体に対するサイバー攻撃について取材をされた朝日新聞須藤龍彦記者による展示についての説明、懇談があります。

場所 新宿区立区民ギャラリー
(新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内 エコギャラリー新宿1階)
新宿駅から徒歩15分/丸ノ内線西新宿駅2番出口から10分/大江戸線都庁前駅A5出口から5分/新宿西口バスターミナル17番からバスに乗り、バス停「十二社池の下」下車1


展示会開催の趣旨
 2013年8月に、新宿区立区民ギャラリーで「反原発へのいやがらせの歴史展」を開催しました。地味な展覧会でしたが、意外な反響があり、二日間の間に1200人もの入場者があり、狭い会場は超満員となりました。
 この展覧会で明らかにした原発反対運動へのいやがらせは1980年代の終わり頃から見え隠れし、1993年ころがピークで、2000年頃まで続きました。あまりにも卑劣なやり方に全国の活動家たちが集まり、1994年から準備して1995年7月には日弁連に人権侵害救済の申し立てをしました。
 今日に至っても、このような嫌がらせを行った犯人はわかりません。日弁連は、行為者が不明という理由で結論を出すことができませんでした。しかし、現時点で見れば、このような嫌がらせは、電力会社と公安機関、そしてキャンペーン活動のプロ集団が複雑に絡み合った組織による組織的な運動破壊であったと思われます。
 2011年3月の東日本大震災と福島原発事故からまもなく3年が経過します。この大災害は、経済成長を追い求めてきた日本社会が人間中心のものに変わり、原発推進と訣別するきっかけとなると期待されました。しかし、衆参院選挙では汚染水の漏洩が続いていたことも隠され、アベノミクスという経済成長への幻想がふりまかれて自民党が大勝し、オリンピックへの熱狂の中で被災者のことは忘れ去られようとしています。安倍首相は秘密保護法を制定し、集団的自衛権行使を認め、戦争への道をひた走っているようです。
 昨年夏から全国のいくつかの原発で、原発再稼働の申請がされ、規制委員会の審査が始まっています。これに対応して反対の活動もますます活発となることでしょう。私は、そのとき手紙や写真という伝統的な形とは変わるかもしれませんが、より巧妙な反対運動への攪乱工作が行われるのではないかという強い危惧を感じました。
 この展覧会を開催した第1の目的は、このような活動を未然に防止するために、過去の反原発運動とこれに対する嫌がらせの歴史を正確に多くの市民に知っていただきたいということでした。そして第2の目的はこのような反倫理的な犯罪的行為に荷担したおそらくは数百人に上る者の中から、過去の行為を認め、詳細を明らかにする者が名乗り出てくれることを願うところにありました。
 既にインターネットを使った、新たないやがらせが始まっていることも今回の展覧会で具体的に報告します。これに迅速に対応し、脱原発弁護団全国連絡会は、原発訴訟を闘うだけでなく、脱原発のための市民活動に対するいやがらせに法律家として対応することを決めました。このような情報が集まり、これに対する対策を共有することができたことも、この展覧会を催した成果だと考えています。
 原発をなくす闘いは、日本の政治経済を牛耳る原子力ムラとの闘いであり、行き先の長いものとなることでしょう。息長く市民活動を継続していくためには、このようないやがらせを許してはなりません。
 今回の展覧会を記念して、明石書店から『反原発へのいやがらせ 全記録 ―原子力ムラの品性を嗤う―』(海渡雄一編 1050円)をこの展覧会に合わせて発行しました。展示物の紹介と、被害を受けた当事者の証言を集め、写真満載で新旧のいやがらせを網羅した決定版です。高木久仁子さん、鮎川ゆりかさん、武藤類子さん、澤井正子さん、千葉麗子さんらの多くの証言を、明るく、楽しく読める本に仕上がったと思います。この本も手にとって見ていただけると幸いです。

2014年1月

「反原発へのいやがらせの歴史展」実行委員会代表 海渡 雄一

主催●反原発へのいやがらせの歴史展実行委員会
問い合わせ● 東京共同法律事務所(03-3341-3133)
弁護士 海渡雄一・同 中川亮
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by kazu1206k | 2014-01-05 19:05 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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