義務教育9年で、初めての卒業式

 3月13日、いわき市立中学校の卒業式が挙行されました。
 3年前の2011年、中学校の卒業式は、3月11日午前中でした。その日の午後2時46分に東北地方太平洋沖地震が発生、巨大津波がいわき市の沿岸部にも襲来。東京電力福島第一原発は原子炉がメルトダンして、翌12日以降には次々に水素爆発をおこし、大量の放射性物質が環境中に放出されました。
 今年の卒業生は、その2011年、小学6年生でした。震災と原発事故によって、学校は休校し、家族とともに子どもたちも避難する事態になり、小学6年生として小学校の卒業式を迎えることができなかったのです。
 彼たち彼女たちは、人生で一番多感な時期に、東日本大震災と原発事故による影響を受けました、家族も地域も震災による被害と放射能による汚染に対峙しなければなりませんでした。3年間の中学生生活を、通学路の放射線量や校庭での体育はじめ運動会、外遊びなどが不自由な時期もあり、放射線から身を守りながら過ごしたのです。そんな厳しい中でも、学習や部活そして交遊と3年間の学校生活をへて、中学校の卒業式が、義務教育9年で、初めての卒業式となったのです。
 わたしも近くの玉川中学校にお邪魔して、震災と原発事故の困難に負けずここまで来た、希望溢れる92名の卒業生に、心からの祝福と激励のごあいさつをさせて頂きました。
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by kazu1206k | 2014-03-15 20:52 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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