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あす原発震災情報センター第4回総会

 あす4月25日、福島原発震災情報連絡センターの第4回総会が開催される。
 福島原発震災情報連絡センターは、原発立地自治体を始め全国29都道府県131人の自治体議員の呼びかけで、原発震災で放射能汚染と被曝を強制される人々の生存権を守ることを目的に、2011年10月26日設立され、「(仮称)福島原発被曝者援護法」制定プロジェクト、チェルノブイリ事故から26年を経たウクライナ現地調査や「原発事故子ども・被災者支援法」成立の一翼を担い、各議会での意見書活動などを重ね、院内集会や要望活動を進め、積極的に復興庁に働きかけてきた。
 この1年、センターは、疲弊を極める被害者に寄り添い、人々の「生存権」、特に子どもたちの命と健康を守るために、「原発事故子ども・被災者支援法」の理念に基づく基本方針の早期策定及び具体的施策の実現にむけて、「『原発事故子ども・被災者支援法』推進自治体議員連盟」の結成を呼びかけ、政府交渉などの活動を強化してきた。
 また、保養などの受け入れ活動を各地で取り組み、住宅支援などの各自治体の取り組みの課題、避難者の生活課題などについても情報交換してきた。
 第4回総会は、昨年に引き続きいわき市で開催され、福島現地の現状と課題への認識を深めながら、被災者の「生存権」の確立・保障に向けた活動をどう進めていくのか。特に、支援法の拡充・具体化への取り組み、被災者当事者を中心に被災者支援に関わる自治体施策などの情報収集およびその整理・公表、自治体議会での意見書、政府・国会への要請・交渉行動などをつくり、自治体議連や全国運動との連携などを進めて行くことになる。

以下は、センターからの案内。

福島原発震災情報連絡センター 
―第4回総会&被災地スタディツアー のご案内―


 昨年に引き続き、今年の総会も原発事故被災地いわき市で行います。
地元の佐藤和良いわき市議の尽力で、今回も充実した内容となりました。バス視察では、昨年と同じく楢葉町と富岡町に入りますが、無謀な帰還政策が進む中での地元の現状をぜひ見てください。住民の方のお話も予定しています。現場を見ずして、現場の声を聞かずして、生きた政策議論は生まれないと考えます。ぜひご参加ください。

【内容】総会は研修の後になります。
4月25日【会場】いわきゆったり館 
http://www.mumyosha.co.jp/guide/fukucoon/8.html

「1」13:00~16:50 研修

1、被災自治体の取り組み報告(byいわき市職員):60分(13:10~14:10)
   ①除染対策課:モニタリングと除染について
   ②原子力対策課:地域防災計画原子力災害対策編について
   ③放射線健康管理センター:食品測定、WBC、甲状腺検査について

2、避難者支援や保養の受け入れの現状:90分(14:10~15:40)
   ①各地から報告:被災県以外の避難者支援や保養の受け入れ状況
   (皆さんへのアンケート調査に基づいた報告になります。ご協力を!)
   ②福島県生活環境部:避難者支援及び文科省の保養補助事業の対応状況
    避難者支援課から1名、県民健康調査課から1名。

3、市民活動の報告:50分(15:40~16:30)
   ①いわき放射能市民測定室たらちね
    事故から3年、甲状腺検査からみえてきたもの
   ②いわきの初期被曝を追及するママの会:ママベク
    市内の小学校測定、学校給食の食材

 「2」16:30~18:00 総会
 「3」18:30~20:00  夕食懇親会   宿泊:いわきゆったり館

 4月26日
8:30~12:00  楢葉町~富岡町視察(マイクロバス、ガイド:佐藤)
         お話「原発・除染労働の実態について」
            全国一般いわき自由労働組合:桂武書記長
12:00~13:00 昼食 久之浜『草の根』
13:30~14:00 小名浜 休憩
14:30ごろ解散  JR泉駅発3時28分スーパーひたち乗車
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by kazu1206k | 2014-04-24 18:35 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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