人間の鎖で起訴求め検察審査会に上申書

6月4日、福島原発告訴団の「検察審査会は被害者の声を聞け! 6.4福島原発告訴団『人間の鎖』&集会」が行われました。同日正午、東京検察審査会がある東京地裁前には、バスで上京した福島県民をはじめ各地から集まった700人を超える人々がヒューマンチェーンをつくり、「被害者の声を聞け!」「検察に起訴を求めよ!」「強制捜査を求めよ!」と、東京検察審査会の『起訴相当』を求めるシュプレヒコールを行いました。
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 事故の収束は遠く、被害は拡大して孤独死や自死者が増える中で、被害者の告訴が「全員不起訴」となり、検察審査会に申し立てて半年。一般市民からなる検察審査会が厳正なる審査のもとに「起訴相当」の結論を出すよう要請しました。二度と同じ事故を繰り返さないために東京電力の事故の責任がきちんと問われることが不可欠です。
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 福島原発告訴団と弁護団は、同日上申書を提出しました。内閣法制局参事官や京都地方検察庁検事正などを歴任した元検察官の古川元晴氏の見解や大飯原発訴訟差し止め判決を踏まえて、審査を申し立てられた被疑者たちが刑事責任を負うべきであり、検察審査会が被害当事者の声を聴く機会を求め、厳正な判断を訴えました。
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 上申書では、「検察行政の中枢を担ってきた法律家の条理に即した正義感によっても,本件の事実関係において,東京電力関係者の刑事責任を問うべきことが明らかになった。そして,5月21日に言い渡された大飯原発に関する福井地裁判決も,民事と刑事という違いを超えて,我々が述べてきた論理を確認したものであった。申立人らは,検察審査会において,審査を求める被疑者を以下のとおり東京電力において原子力の安全性確保の業務を担当していた6人に限定した。
(1)勝俣恒久
(2)鼓紀男
(3)小森明生
(4)武藤栄
(5)武黒一郎
(6)榎本聡明
彼らは,津波と地震対策をとることなく原発の運転を継続すれば,大事故のおそれがあることを確実に予見していたし,防潮堤や電源の補強など結果回避のための多様な措置をとることができた。
検察審査会の委員の皆様には,古川論文と福井地裁判決に是非とも目を通していただき,福島原発事故後の司法のあり方に一石を投ずるような議決を出されるように切望する。
そして,6名について,起訴相当の議決を強く求めるものである。」としています。
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●以下に、上申書の全文。

https://docs.google.com/file/d/0BzG0nuqlnIlJOGRxT1MzcWkycFE/edit?pli=1
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by kazu1206k | 2014-06-07 07:09 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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