立ち上がり、つながった!原発事故被害者集会

11月16日、「もう我慢はしない!立ち上がる 東電と国は被害者の声を聞け!原発事故被害者集会」が福島市公会堂で開催され、原発被害糾弾 飯舘村民救済申立団や福島原発告訴団など30の原告団、申立団、告訴団、弁護団約400名が参加した。原発事故の被害者たちが、つながりあい、力を合わせ、国、東電と闘うことを訴えた!被害者が大同団結する、はじめの小さな一歩、歴史的な一歩が記された。
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 集会は、原発被害糾弾飯舘村民救済申立団の赤石澤正信さんの開会のことばに始まり、呼びかけ団体から、原発被害糾弾飯舘村民救済申立団の長谷川健一団長、福島原発告訴団の武藤類子団長がそれぞれあいさつ。
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 原告団など全国各地の賛同団体が次々に闘いの報告。ふくしま集団疎開裁判の会の今野寿美雄さん、福島原発かながわ訴訟原告団の村田弘さん、福島原発被害山木屋原告団の菅野利光さん、那須塩原放射能から子どもを守る会の森田省一さん、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団の服部浩幸さんが前半に登壇。
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 おしどりマコ&ケンさんがトーク。「私たちはいま被害者だけど、何もしないでいたら未来の人に対して加害者になってしまう」「裁判を起こしてくれてありがとう」「未来の人のためになる怒りを」と。
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 後半は、原発さえなければ裁判の大森創弁護士から。納屋に『原発さえなければ』と書いて自死を選んだ酪農家の壮絶な最後に涙が止まらない。
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 続いて、全国一般ふくしま連帯労働組合の佐藤隆さん、福島原発被害首都圏弁護団の中川素充弁護士。原発被害糾弾飯舘村民救済申立団の菅野哲さんは、「飯舘村は無残な姿になってしまった。事故から3年半以上たって何が変わったのか。除染した土を入れたフレコンバッグが増えただけだ」と。
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 原発損害賠償京都訴訟原告団のうのさえこさん。福島原発告訴団の目黒とみこさんも切々と原発被害の過酷さ、取りかえしのつかないものの大きさを訴えた。
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 原発賠償関西訴訟KANSAIサポーターズ、福島原発さいたま訴訟を支援する会、原発賠償ひょうご訴訟原告団、原発賠償関西訴訟原告団のメッセージに続いて、海渡雄一弁護士、柳原敏夫弁護士、保田行雄弁護士もあいさつ。
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きたがわてつさんの歌をはさんで、福島原発告訴団の山内尚子さんが集会アピールを読み上げ、会場の大きな拍手で「もう我慢はしない!立ち上がる宣言」採択。福島原発告訴団の佐藤和良の閉会の言葉で集会を終了した。
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集会アピール「もう我慢はしない!立ち上がる宣言」

 稲刈りが終わった田んぼに、西風が吹き、森の木々は赤や黄色の葉を落としています。山々は濃いオレンジ色の夕焼けに縁どられ、くっきりと群青色に浮かび上がります。
今年も、美しい福島の秋が終わり、やがて冬へと移り変わろうとしています。

 しかし、原発事故が始まってから3年と8ヶ月、原発事故による傷はいたる所に入り込み、私たちはそこから逃れることができません。

 原発事故現場では、今も放射性物質が大量に環境中へと流れだし、収束の目途は立っていません。すでにばらまかれてしまった放射性物質が、私たちの日々の暮らしに重くのしかかっています。国は、責任逃れと利権を守るために、放射能汚染の中で生きることを人々に強いています。

 過酷な被ばく労働に従事する原発作業員は、搾取や待遇の劣悪さに苦しんでいます。
 除染作業はもちろん、道路工事も、建築作業も清掃も、ごみ処理場の仕事も、多くの仕事が、被ばくの危険と隣り合わせの労働となりました。
 いのちある食べ物をつくる農家や酪農家の歓びは奪われ、苦難と葛藤の中で生きています。
 
子どもたちの楽しい通学の時間も、体育やマラソン大会も、野の草摘みもドングリ拾いも、被ばくの不安を抱える現実があります。
 子どもたちの甲状腺癌とその疑いは104人となりました。これからの健康被害とともに心配されるのは、放射能安全教育により放射能への警戒を解いてしまうことです。

 避難し、家族離れ離れの中で暮らす人々の苦悩も続いています。 あまりにも深い喪失と先の見えない暮らしの中で、うつ病に苦しむ人や自ら命を絶つ人が増えています。福島県の災害関連死は津波による被害者を上回り、 1700人を超えました。私たちはもうこれ以上、犠牲者を出したくはありません。
 この地に水に空に生きる無数の声なき生き物たちも、命と健康を脅かされています。人間が引き起こしたこの惨禍を、ただ静かに生き抜こうとしています。

 私たち被害者の健康と安全はどう守られるのか、暮らしと生業の回復はどう補償されるのか、ただ待っていても国は助けてはくれないことがこの3年8ヶ月の間に身に染みてわかりました。

 私たち被害者の苦悩をよそに、鹿児島県の川内原発が再稼働されようとしています。大飯原発訴訟の判決は、国民が根を下ろして生活することを奪うことが国富の喪失だと示しました。それを身をもって知っている私たちは、同じ悲劇を二度と繰りかえさせないために、この事故について語り継ぐ責任があります。

 今日、私たち福島原発事故による被害者は、福島市公会堂に集い、お互いの被害の実情を知り、それぞれの尊厳回復への意志を確認しました。私たちは、さまざまな分断を超えてつながり、国と東電に対し、被害者の本当の救済を求めて、力を合わせ声をあげていくことを誓います。

1.被害者への謝罪
東京電力と国はこれまでの原発推進政策の間違いを認め、全ての被害者に心から謝罪し、原発の推進を今すぐ止めること。

2.被害の完全賠償、暮らしと生業の回復
誰もが望む場所において、新たな生活を始められるような誠意ある賠償をすること。

3.被害者の詳細な健康診断と医療保障、被ばく低減策の実施
「避難の権利」を認め、保養の制度化や定期的に詳細な健康診断を行うこと。
子どもたちに安全と真実を知る機会を保証すること。

4.事故の責任追及
司法の場で、東京電力福島原発事故の真実を明らかにし、責任を負うべきものが罪を償うこと。
私たちは、原発事故とその後の、国や東電の対応によって傷つけられた尊厳を自らの手で取り戻すため、もう我慢はしない!立ち上がることを宣言します。

2014年11月16日

「もう我慢はしない!立ち上がる 原発事故被害者集会」参加者一同
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by kazu1206k | 2014-11-20 18:51 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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