15年告訴不起訴、検審に申立へ

 福島原発告訴団は、4月6日午後4時、福島県庁の県政記者クラブで記者会見した。4月3日、東京地検は、福島原発告訴団が1月13日に旧原子力安全・保安院や東京電力の津波対策担当者らを告訴・告発した「2015年告訴」について、9人全員を不起訴処分にした。このため、福島原発告訴団はこの処分に強く抗議し、不起訴処分の不当性を明らかにするとともに、今後の対応について記者会見したもので、4月中に東京検察審査会に申立を行うことを発表した。
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 「2015年告訴」は、旧原子力安全・保安院の役人を特定し告訴。福島原発事故は、東京電力と旧原子力安全・保安院が、地震津波による浸水被害を予見しながら、対策をとれば結果を回避できたにも拘らず、しなかった不作為によって発生した。今回は、告訴してからわずか2か月半の決定で、捜査が尽くされたとは到底考えられず、不起訴理由についても、告訴団が以前に指摘した東京地検の事実誤認や新証拠について全く触れず、「2012年告訴」の不起訴の理由書の焼き直しであった。
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 大津波を予測しながら対策を怠ってきた東京電力幹部、監督規制する立場にありながら、それを幇助してきた旧原子力安全・保安院等の官僚。その責任を問わず野放しにする検察庁は、杜撰な捜査と予断に基づく不起訴処分を行い、職責を果たしていない。
 福島原発告訴団は、東京検察審査会に申し立てを行い、市民の良識と判断で起訴相当の議決を出してもらう道をとる。誰一人として、原発事故の責任をとらない「加害者天国、被害者地獄」を許してはならない。「あきれ果ててもあきらめない!」、福島原発告訴団は、あきらめない。真実を追い求め、この原発事故の責任を追及し続ける。
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4月6日11時、東京での記者会見。福島原発告訴団弁護団とともに、場所は司法記者クラブ。
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by kazu1206k | 2015-04-07 07:08 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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