トリチウム汚染水の海洋放出許さぬ

これ以上 命の海を汚さないで! 7.18海の日集会へ
福島県漁連、トリチウム水の敷地内保管を求める


 7月5日、東京電力福島第1原発の放射能汚染水海洋放出に関して「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律(公害罪法)」の被疑事実で福島原発告訴団が刑事告発した事件について、福島検察審査会は6月23日、福島地検による不起訴処分を相当とする議決を行ったことが公表された。
 福島地検の不起訴処分理由を慎重に審査すべき福島検察審査会が、わずか2か月の間の幾度かの審査で、判断理由も示すことができないほどの議決を行ったというのは、驚くべき事態で、はじめに「不起訴相当」の結論ありき、を疑わせる。
 東京電力自身も認める放射能汚染水の漏洩、誰の目にも明らかな放射能汚染水の海洋放出である。このまま東京電力による犯罪的行為を認めるわけにはいかない。
 福島原発告訴団は、『福島原発事故により、海に流れ出た大量の放射性物質…。ALPS(アルプス)、地下水バイパス、凍土遮水壁、どの方法も効果は出ていません。原子力規制委や経産省は「トリチウム汚染水の海洋放出」を推奨しています。どんなに海水で希釈されても、放射能汚染が海の生き物たちに与える影響が懸念されます。それは巡り巡って、私たちの健康、漁業、関連する生業にも大きな影響を与えます。何より海は世界に繋がっています。これ以上、命の海を汚さないで・・・私たちの切なる願いです』と7月18日海の日集会「これ以上 命の海を汚さないで」集会を呼びかけている。
 一方、福島県漁連は6月30日、いわき市の県水産会館で総会を開き、野崎哲会長を再選し、承認された平成28年度事業計画では、福島第一原発のトリチウムを含む多核種除去設備(ALPS)処理水について、国と東京電力に対して、引き続き原発敷地内での管理保管を求めている。野崎会長は「トリチウムを含む多核種除去設備(ALPS)処理水の海洋放出には断固反対する」(福島民友)としている。
 トリチウム汚染水2500兆ベクレルもの海洋放出計画が押し付けられようとしているが、漁業者はじめ福島県民、周辺住民、海に生きる多くの人々、海洋の生きとし生けるものがつながり連帯して、放射能汚染水の海洋放出を許さぬ「人間の鎖」をつくる時だ。(アサツユ 2016.7.10 第298号所収)
7・18 海の日集会「これ以上 命の海を汚さないで」集会
● 7月18日(月・祝)13:00~15:30 ●いわき市文化センター 4階大会議室 
●講演 おしどりマコケン    ●報告 海渡雄一弁護士

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by kazu1206k | 2016-07-13 23:17 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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