福島県都市監査委員会の総会
2017年 04月 23日
総会では、補助職員の表彰、白河市長などの挨拶、会務報告、決算・監査報告に続いて、本年度事業、予算案、監事都市などの議案を議決して、終了しました。
現在、総務省は、内部統制に関する方針の策定や監査制度の充実強化など自治体内部のチェック機能の強化を図る地方自治法改正案を開会中の国会へ提出しています。こうした中で、自治体での新たな監査基準の制定や内部統制の強化などが懸案となってきました。
研修会では、「監査の役割を考えるー不正と保証」と題して、東北大学の高田敏文先生が講演。「自治体の監査委員は厳しい監査をすることが住民から求められている」「自治体監査の主題は業務監査である」「法規の遵守、透明性、そして卓越した住民サービスが自治体監査に当たり求められている要件である」と指摘しました。
監査委員として、市民への説明責任を果たし、自治体の財務や行政執行が適切かつ効率的に進められよう監査の実践が極めて重要であると肝に銘じました。