17日に初公判の福島報告会

 7月17日午前、東電福島原発事故の刑事裁判、第1回公判の報告集会が開かれます。

東電福島原発事故の刑事裁判 
初公判 福島報告会
日時:2017年7月17日(月・祝) 10時〜12時
会場:いわき市文化センター大講義室
   (いわき市平字堂根町1番地の4)
報告:海渡雄一弁護士、保田行雄弁護士ほか
主催:福島原発刑事訴訟支援団
電話:080-5739-7279


 とうとう6月30日から始まった、東電旧経営陣3被告の裁判、 第1回公判では、冒頭手続で人定質問、指定弁護士の起訴状の朗読、裁判長による黙秘権の告知、罪状認否が行われました。勝俣被告は、小声で「放射性物質の外部放出事故を起こし、広く社会に迷惑をかけお詫びします。しかし、予見は不可能であった。刑事責任は適用されないと考えています」と述べ、被告弁護人が無罪を主張、武黒被告、武藤被告も同様でした。
 証拠調べ手続きで、指定弁護士は、「被告人らは、発電用原子力設備を設置する事業者である東京電力の最高経営層として、本件原子力発電所の原子炉の安全性を損なうおそれがあると判断した上、防護措置その他の適切な措置を講じるなど、本件原子力発電所の安全を確保すべき義務と責任を負っていました。運転停止以外の「適切な措置」を講じることができなければ、速やかに本件原子力発電所の運転を停止すべきでした。
 それにもかかわらず、被告人らは、何らの具体的措置を講じることなく、漫然と本件原子力発電所の運転を継続したのです。被告人らが、費用と労力を惜しまず、同人らに課せられた義務と責任を適切に果たしていれば、本件のような深刻な事故は起きなかったのです。指定弁護士は、本法廷において、このような観点から、被告人らの過失の存在を立証します 」と、冒頭陳述を行いました。
 その上で、指定弁護士による証拠要旨の告知が行われ、責任逃れの無罪を主張する3被告に対して、示された証拠238点から、東電が大津波を予測し防潮堤など津波対策に取り掛かっていたにもかかわらず、3被告が関わり経営判断でこれを中止した経緯が、当時の社内会議記録メモやメール、東電設計の解析報告書などにより白日のもとになりました。

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by kazu1206k | 2017-07-02 23:37 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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