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いわき市、東電新役員に4点申し入れ

 6月28日午後、東京電力ホールディングス株式会社の役員交代に伴い新社長らが、いわき市役所を訪問して、市長と20分間面会しました。
 面会したのは、東京電力ホールディングス株式会社の小早川智明代表執行役社長、廣瀬直己執行役副会長(福島統括)、大蔵誠常務執行役・福島復興本社代表、石崎芳行福島担当特別顧問らです。
 
 その際、清水いわき市長は、口頭で以下の4点を申し入れました。 
 ①福島第一原発廃炉に係る安全対策、安全第一に進めトラブルの際には迅速に情報伝達すること
 ②汚染水対策、特にトリチウム水の安易な海への放出は漁業への影響が大きく技術的検討をすすめること
 ③福島第二原発の廃炉方針、廃炉方針を一日でも早く決定すること
 ④適正な賠償、未だ農林水産業・観光業は原発事故の影響大、損害が続くかぎり補償すること

 冒頭のみの公開となったため、終了後の記者とのやり取りでは、抗議の声も上がりました。
 記者からは「トリチウム水の扱い方」「1F作業員の避難訓練」の質問がありました。小早川智明代表執行役社長は、トリチウム水について「国・県・関係者の皆様と協議しながら、検討を進めてまいりたい」、避難訓練について 「今後きちんと検討してまいりたい」と答え足早にいわき市役所をあとにしました。

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by kazu1206k | 2017-07-07 23:25 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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