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重要文化財『専称寺』本堂の修理現場の特別公開

 10月14日午後1時すぎ、平山崎の夏井川南岸にある専称寺に伺い、「国指定重要文化財『専称寺』本堂・総門 特別修理現場公開」を見学させて頂きました。午後2時からは、「浄土宗名越派と専称寺の歴史」と題して副住職の遠藤弘道さんが講演しました。
 専称寺は、梅福山の山号のように「梅のお寺」として、市民に親しまれきました。その歴史は古く、浄土宗の旧名越派の東北惣本山として、その昔、檀林という修行の場・僧侶の養成所であり、東北中から僧侶のみなさんが集まっておりました。
 専称寺も東日本大震災によって甚大な被害を受けたため、平成23年度から、総門・本堂の災害復旧事業として解体修理工事を行ってきました。25年度で一旦事業を終了し、26年度から保存修理事業として再開継続、完了は30年度の予定です。文化庁の総事業費は、約10.8億円とされます。
 文化財の修理は、通常、非公開ですが、今回、文化財保護と保存を理解して頂くために特別公開されたものです。
 
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by kazu1206k | 2017-10-14 23:17 | 地域 | Comments(0)

佐藤かずよし


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