6月定例会、市民会館の指定管理者制度実施時期見直しの請願不採択

e0068696_18115521.jpg昨日今日と、久しぶりに梅雨の晴れ間です。
6月定例会が6月22日閉会しました。
私も15日の質疑で取り上げた、いわき市市民会館条例の改正案は、起立多数で原案が可決されましたが、賛成の起立は25名、反対の着席は14名で、原案への批判が35%を超えました。
この市民会館条例の改正案は、小名浜、勿来、常磐の3市民会館の施設管理運営業務について、平成19年4月から指定管理者制度を導入するためのもの。
これをめぐって、各市民会館を利用している文化団体から、市民会館の指定管理者制度の実施時期を文化交流施設の大ホール供用後に見直すよう求める請願が出され、私も紹介議員となりました。
請願した文化団体は、平成19年に平市民会館の解体、音楽館の改修などで3市民会館の利用率が高まる上、いわき市で福島県文化祭が開催されることから、指定管理者制度へのスムーズな移行を考えると、準備と市民・利用者団体の意向確認に十分配慮すべきであり、文化交流施設の大ホール供用後の実施を求めたものです。

わたしが一番問題と感じたことは、導入検討の際、市民会館の設置目的である「市民の文化・教養の向上を図り、福祉の増進に寄与する」という本来の目的にそって、その是非や市民ニーズの把握を含め市民意見をどのように集約したのか、という点。
私の15日の質疑にたいする総務部長の答弁は、「貸し館業務のため、導入の是非について市民の意見を求めなかった」というものでした。
これは、いささか残念な答弁で仕方がありません。
文化施設としての管理業務の内容は「使用者に対して適切なサービスの提供を行う」ことですから、ソフト事業並にその是非や市民ニーズの把握を含め市民意見を十分聴くべきだと思うのです。

指定管理者制度の最大の特徴は、公共サービスの民間開放ですが、一方では「公の施設」の管理運営制度として適切なものかどうか、従来型の施設管理の域を出ず単なる経費削減策ではないのかという声も聞かれます。
だからこそ、市民の声に耳を傾けながら、市民・利用者の立場に立って、慎重に指定管理者制度の実施にあたることが必要です。
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by kazu1206k | 2006-06-24 17:18 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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