いわきから「がんばれ夕張」の声を!一般質問の冒頭発言

1日から始まった市議会3月定例会。昨日で2日間にわたる各会派の代表質問終わり、今日7日から一般質問が始まりました。
わたくしは、今日4番目に「いわき市民の安全と安心の確保について」をテーマに
(1) 東京電力福島原発の安全対策、(2) 常磐共火勿来発電所の下水汚泥炭化燃料の使用  、(3) 山一商事の21世紀の森産業廃棄物処分場、(4) 携帯電話基地局設置に伴う手続きの整備、(5) 市立病院と周産期医療、小児救急医療 の5点を質しました。

一般質問に入る前の冒頭発言をご紹介します。

冒頭、一言申し上げます。
 昨日、北海道夕張市は、18年間で353億円の赤字解消を柱とする財政再建計画により、正式に財政再建団体に指定され国の管理下に入りました。
 夕張市は炭坑閉山後観光産業に公費を投入して通常財政の8倍もの赤字をつくり財政破綻しましたが、巨額の赤字隠蔽のため一時借入金が濫用され、無許可で地方債を発行する違法行為も発覚しました。市議会は何をしていたのか、という批判の声も上がりました。
 財政悪化に悩む全国の自治体で「第二の夕張をどう防ぐか」が議論になり、夕張市の財政破綻をみた市民からは「夕張のようにはなんねべね」と本市の財政を心配する声が聞かれます。
 本市の財政は、小泉政権の地方財政の三位一体改革によって地方交付税が大幅に削減され、改革前と比較して一般財源が77億円も減りました。
 一方、駅前再開発や文化交流施設建設、北部火葬場整備などの大型事業がピークを迎え公債費支出も膨らみ、高齢化や貧困の深まりなどで扶助費も増大し、19年度予算編成にあたっては39億円の財源不足を財政調整基金等の取り崩しで対応するなど財政の硬直化が進んでいます。
 本市は、財政硬直化を進行させないよう不要不急の大型事業は極力抑え、市債の総量管理を徹底して公債費を圧縮していかねばなりません。
 財政の目的はあくまで市民生活に必要な公共サービスの提供にあり、医療や福祉、教育などの必要不可欠な市民サービスを削って財政を好転させるのでは、本末転倒であります。

 翻って、夕張市の市民に想いを馳せる時、本市と夕張市の因縁浅からぬ関係が見えて来ます。
 映画「フラガール」を思い起こしてください。
“求む、ハワイアンダンサー”の貼り紙。それを見ながらここから抜け出す最初で最後のチャンスだと、主人公の紀美子を親友の早苗が誘います。物語の始まりです。
 その親友の早苗が、炭坑閉山による父の解雇によって、フラガールを断念し三輪トラックで一家が旅立っていく涙のシーン。向かった先が夕張炭坑でした。
 本市と夕張市は、同じ産炭地として閉山と再生を経験しました。そして、今年友好都市締結25周年を向かえる中国撫順市と友好都市を同じくしています。いわば兄弟姉妹のような関係であります。
 18年という長期にわたる再建への茨の道を歩み始めた夕張市民の現状は、確かに厳しいものがあります。そんな時に「がんばれ夕張」という励ましの声を、このいわきからも届けたい思いです。何がしかの支援を議会、行政、市民が考える時だと思う所であります。
[PR]
by kazu1206k | 2007-03-07 22:25 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k
プロフィールを見る
画像一覧