事前協議無視の小野町処分場の埋立量増加はノー、12日に質疑

3月定例会の一般質問が続いています。
3月12日(月)は、総括質疑が午後1時から予定されています。
わたくしは、市長提案要旨説明の市政問題報告のうち、小野町一般廃棄物最終処分場に係る埋立容量の変更について、質問します。

 いわき市民の水道水源、夏井川上流の田村郡小野町につくられた小野町一般廃棄物最終処分場について、株式会社ウィズウェイストジャパンは、本市との公害防止協定第16条の施設の変更に係る事前協議を全く行わず、処分場の埋立容量を設置許可の85万7,860立方メートルからおよそ10%近い、8万1,862立方メートル増加させると福島県に届け受理されました。
 小野町処分場周辺地域におけるダイオキシン類汚染調査を実施した摂南大学薬学部の宮田明教授によれば、処分場内の廃棄物焼却物に由来するダイオキシン類が調整池・排水口及び周辺地域に環境汚染を継続的にもたらしており、平成14年の処分場の調整池底質中のダイオキシン類の濃度は、福島県下河川底質の1204倍、底質環境基準値の6倍の汚染実態を示していました。
 今回のウィズウェイストジャパンの事前協議無視は、重大な信義則違反であり、ダイオキシンの汚染をはじめ公害被害を被る下流部のいわき市民は、断じて容認できないものです。
いわき市は、同社と県に白紙撤回を申し入れましたが、行政・議会・市民ともに、埋立容量変更を許さない立場で、白紙撤回を求めて奮闘する時です。

ア、株式会社ウィズウェイストジャパンは、昨年12月県に埋立容量の変更届を出して受理されていながら、本年2月14日まで2ヶ月間本市に報告しなかった理由をどう説明しているのか。
イ、ウィズウェイストジャパンが事前協議を無視した行為は他にもあるのか。
ウ、埋立期間五年間延長の際、本市はどのように対応したのか。
エ、ウィズウェイストジャパンは、今回再び事前協議を行わず協定を無視した到底容認しがたい行為に及んだが、再犯について本市はどう受けとめているのか。
オ、福島県は、本市及び小野町、株式会社ウィズウェイストジャパンの三者による公害防止協定による施設の変更に係る事前協議の完了の有無を確認していなかったとの報道があるが、県は変更届の受理を本市にどう説明しているのか。
カ、福島県は、今後どのような対応をとると本市は見ているのか。
キ、本件処分場は、平成7年の設置許可の際に、水道水源の安全確保の観点から埋立容量を当初計画の131万立方メートルから現在の85万7,860万立方メートルに規模を縮小して許可された経緯があるが、あらためて、10%近く埋立容量を増し8万立方メートルも増強する今回の変更を、本市としては認められるのか。
ク、本件処分場は、市民の大きな反対の中で設置された経緯があり、裁判の中でダイオキシンなど有害物質の放出水からの検出が報告されている。市民の安全・安心の確保上、本市は事業者及び県、小野町に対して変更計画の撤回をどう働きかけるのか。
ケ、本市として、小野町及びウィズウェイストジャパンとの三者による公害防止協定の中に協定違反時の罰則を盛り込む等協定を遵守させるための改訂協議をウィズウェイストジャパン等に申し入れる考えはあるか。
コ、小野町廃棄物処分場から排出されるダイオキシン調査の回数、地点を増やすなど環境監視対策を強化する考えはあるか。
サ、平成23年3月までの埋立期間が終了しウィズウェイストジャパンが撤退した場合、安全管理責任はどうなるのか。
シ、将来不安の声が市民から出ているが、処分場の浸出水や跡地管理などについて、立地自治体の責任はどうなるのか。

ー事前協議も無視の小野町廃棄物処分場の埋立容量変更は許されない。白紙撤回を!
[PR]
by kazu1206k | 2007-03-09 07:32 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k
プロフィールを見る
画像一覧