どう進める、市立病院と周産期医療、小児救急などの地域連携。

国の社会保障費の削減がつづく中で、多くの市民が医療や福祉の後退を心配しています。とりわけ、地域医療がどうなるのか。その核としての市立病院を何とかして欲しい、という声は地に満ちています。
勤務医不足の中で、中核病院である総合磐城共立病院を中心とした地域医療体制の確立が叫ばれ、昨年暮れ、いわき市地域医療協議会もスタートしました。
ここ1〜2年の集中した取り組みがいわきの地域医療の方向を作り出していくことになると思います。4月から新たな体制へ移行する中で、市立病院を地域医療の中核病院として名実共に再生していかなければなりません。
現場の先生方、看護師さんたちの悩みを聞きながら、力をあわせて、市民の安全と安心の確保のために、汗を流すときです。
以下は、3月7日の一般質問のうち、「市立病院と周産期医療、小児救急医療などの地域医療連携について」のやりとりの部分です。

(質問)市地域医療協議会の論点や到達点など、その協議内容はどうなっているか。
 —答弁—昨年12月に設置した、「いわき市地域医療協議会」については、去る1月18日に第2回の協議会を開催したところでありますが、当該会議においては、協議事項として、
(1)周産期医療について   (2)小児救急について、 が議題となりました。
その協議結果をふまえ、現在、民間医療機関と公立病院の連携にあたって、医師派遣に係る身分の問題や派遣にあたっての協定の在り方等について検討を続けているところであります。

(質問)共立病院の地域周産期母子医療センターは、新年度以降どう維持していくのか。
 —答弁—総合磐城共立病院は、県が平成14年4月に構築した周産期医療システムにおいて、浜通り地方で唯一、地域周産期母子医療センターの認定を受けており、重篤な母体及び新生児に対する医療を確保するうえで極めて重要な役割を担っておりますことから、引き続き、小児科及び産婦人科の医師の確保に向けて、大学医局等へ医師派遣を依頼するなど、診療体制の維持に努めて参りたいと考えております。

(質問)共立病院の周産期医療体制のオープン病院化など地域連携をどうすすめるのか。
—答弁—周産期医療の確保を図るためには、限られた医療資源等の有効活用が重要であると認識しておりますことから、地域医療機関との連携につきましては、国が小児科や産科の医師不足対策として推し進める医師集約化や、県の小児科・産科地域医療確保方策検討会における医療資源の集約化・重点化、病院施設を診療所や助産所が活用する「オープンシステム」などに係る検討状況を見極めるとともに、市地域医療協議会における議論等を踏まえながら、市病院事業中期経営計画に位置づけた地域支援病院の認定や、開放型病床の導入などの取り組みの中で対処してまいりたいと考えております。

(質問)受診者の6割強が小児救急の市休日夜間急病診療所は、夜間救急コンビニ化防止も含めどう体制を改善するか。
—答弁— 休日夜間急病診療所につきましては、現在、年間7千人を超える患者さんが受診されており、本市の一次救急医療体制の中で大きな役割を果たしておりますが、参加医師の不足や高齢化、施設の狭隘、受診される市民の救急医療に対する理解不足などいくつかの課題も抱えております。
参加医師の不足については、これまでも医師会の協力の下、随時募集するなど、医師確保のための努力を続けてきたところでありますが、今後は、先ごろ市内の民間小児科医によって立ち上げられた「小児休日当番医制度」との連携を図りながら、小児救急医療体制の確保に努めるとともに、市民の皆様にも救急医療の適正受診について周知を図りながら、理解と協力を呼びかけてまいりたいと考えております。

(質問)小児救急医療についての地域連携は、具体的にどうすすめるのか。
—答弁—ただいまご答弁させて頂きました「小児休日在宅当番医制度」でありますが、市内の小児科医診療所のうち、15施設が持ち回りで、休日の午前9時から正午まで診療にあたるということで、本年1月から開始されたものであり、小児救急医療に大きく貢献して頂けるものと期待しております。今後は、当該制度も含め、地域内の連携と支援について協議を進めてまいりたいと考えております。

(質問)常磐病院のあり方については、いつまでに方向を確定するのか。
—答弁—常磐病院のあり方につきましては、市立病院改革に係る基本方針及び、市病院事業中期経営計画において、当面は総合磐城共立病院の役割・機能を補完しながら、救急医療、リハビリテーション医療や内臓疾患を有する精神疾患患者への医療を提供することとして一旦の整理を行っております。
なお、将来においては、施設整備時期に合わせて、2施設の診療機能を統合した1市1病院1施設化への条件整備の中で、あり方についての方向性を明らかにしてまいりたいと考えております。
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by kazu1206k | 2007-03-14 20:49 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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