救急医療の改善、2次輪番病院を集約し開業医の協力を

 6日の一般質問では、救急医療の改善を最初に取り上げました。
 救急患者の10回以上受け入れ拒否問題が、大きく報道されました。
 救急医療の適正利用、かかりつけ医に夜間連絡が取れない現実、2次輪番病院で当直医1名が必死で対応している過酷な勤務状況、共立病院救命救急センターの実態など、救急医療の最前線で市民の命を守るために、奮闘している現場の実態があります。
 先進諸国の中で医師不足である日本。臨床研修医制度の導入による勤務医の偏在。政府による医療費削減策が撤回されない現状の中で、何としても地域医療の崩壊を食い止めなければなりません。
 いわき市、医師会、病院協議会の「いわき市地域医療協議会」の中に救急医療部会を設置して改善を進めるため、市長に対しいわき市の強いリーダーシップの発揮を求めました。
 以下は、担当部長との主なやりとりです。

●質問:救急医療の改善に向けた地域医療協議会での検討状況はどうか。
■保健福祉部長答弁
 救急医療は、昨年5月開催の第3回協議会において、「課題の抽出」を行い、それを踏まえ、7月の第4回協議会においては、「救急車の適正利用」及び「勤務医の確保」について協議し、「救急車の適正利用について、あらゆる手段、機会を捉えて、市民の皆様に繰り返し啓蒙を図っていく」ことを確認したところであります。
また、去る2月20日に開催した第6回協議会においては、「市内の19年中の救急活動状況」等の報告を受け、テーマを「救急医療体制のあり方」に絞って検討・協議し、「二次輪番の当番病院に開業医が診療に参加する仕組みづくりが必要ではないか」などの提案がなされ、市医師会、市病院協議会及び市の三者で具体的に検討することとしたところであります。

●質問:17の2次輪番病院を、例えば東西南北4拠点病院に集中すべきでないか。
■保健福祉部長答弁
 第6回協議会におきましても、本市の救急医療を取り巻く諸課題を解決する方策の一助として、二次輪番病院を集約してはどうかとの意見が出されております。
 しかしながら一方では、救急車により搬送される患者は、入院や手術を伴う症例が多いことから、勤務医が不足している状況下にある病院に、これら入院医療などの過度の負担を強いることにも繋がるとの意見も出されております。
 こうしたことから、二次輪番病院の集約化も含めた病院群輪番制のあり方について、市医師会、市病院協議会との連携を密にしながら、引き続き協議・検討を図って参りたいと考えております。

●質問:拠点化による医師確保のために、開業医の協力を進めるべきではないか。
■保健福祉部長答弁
 開業医による二次輪番病院への協力は、これまでも市医師会が独自に検討を進めており、去る2月20日開催の第6回地域医療協議会において、市医師会から、これまでの検討を踏まえた提案がなされたところであります。
 これを受けて、現在、開業医を受け入れる病院の体制等もありますことから、実現に向けての方向性を探るため、市医師会、市病院協議会及び市の三者で具体的に検討することとしております。

●質問:医師集中のために病院群輪番制補助金を増額するなど財源を保証すべきではないか。
■保健福祉部長答弁
 開業医による二次輪番病院への協力体制や、救急医療体制の実態などを見極めながら、検討して参りたいと考えております。

●質問:救命救急センターの施設更新や係員の報酬見直し等、環境改善を行うべきではないか。
■病院局長答弁
 救命救急センターは、重傷及び複数の診療科領域にわたる重篤な患者を24時間365日受け入れる救急医療の要として、極めて重要な役割を担っておりますことから、この機能の充実・強化を図るため、現場の長である救命救急センター長の意見を聞きながら、医師の確保はもとより、施設設備の充実など、医師が働きやすい環境整備に努めて参ります。
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by kazu1206k | 2008-03-11 07:34 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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