アリオス、インターネット予約システムを年度内に導入

3月10日、2月定例会の総括質疑で、いわき芸術文化交流館アリオスについて、質しました。
アリオスー10万人近い市民から席数拡大の陳情が出され、議会審査も僅差での可決となった文化交流施設整備事業は、駐車場整備や市民の合意形成が求められました。
財政負担は、PFI業務の設計建設管理費約181億円、音楽館や文化センター、平中央公園の改修費約13億5千万円。毎年、市の関連事業費は約13〜14億円です。

●質問:音響テストコンサートでの設備機能や運営、駐車場利用など全般的なテスト結果は、どうだったか。
■市民恊働部長答弁
今般のテストコンサートは、満席に近い状態での音響条件を、市民の皆様に実際に体験していただくと同時に、舞台進行や、来館者に対する誘導・案内など、運営全般にわたる確認を行うことを目的として実施したものであります。
 結果といたしましては、総じて順調に推移したものと受け止めており、今回の貴重な経験を踏まえながら、第1次オープンに向けた諸準備に万全を期してまいりたいと考えております。

●質問:音響テストコンサートでのアンケートに寄せられた市民の声は、どのようなものか。
■市民恊働部長答弁
今般のテストコンサートに際しましては、1,552名の来館者のうち、半数を上回る869枚のアンケートが回収されたところであり、現在、その集計作業を進めているところであります。
 現時点におきまして、概ねの傾向を総括いたしますと、客席の環境や音響条件、スタッフによる案内サービス面など、すべての項目で高い評価をいただいている一方、
暖房の温度調節やトイレなどの誘導表示に関するご指摘も一部、寄せられておりますことから、これらのご意見を十分に踏まえまして、今後の準備作業に反映してまいる考えであります。

●質問:アリオスは、自力で施設運営が可能となる集客圏域を、どう設定しているのか。
■市民恊働部長答弁
アリオスの設置目的といたしましては、芸術文化を通じて、市民の皆様の日々の暮らしの中に、やすらぎや潤いをもたらすことを主眼としながらも、県内、あるいは首都圏からの集客により、交流人口の拡大や地域経済への波及効果にも一定の役割を担うものと認識しております。
 このため、第1次オープン後も引き続き、市内全般を対象とした広報戦略を中心に据えつつ、郡山圏域や日立・水戸圏域、さらには、東京方面への宣伝PRにも力を注ぎながら、段階的な集客力の拡大に努めてまいりたいと考えております。

●質問:いわき芸術文化交流館関連事業費13億6千万円の内訳は、どうなっているか。
■市民恊働部長答弁
平成20年度当初予算案におきましては、PFI事業契約に基づく初期投資及び維持管理の対価に要する経費として、約7億9,734万円を計上しておりますほか、自主公演事業や芸術普及事業など、市としての事業運営に要する経費として、約5億6,468万円を計上しているものであります。

●質問:いわき芸術文化交流館関連事業費13億6千万円と自主事業、貸館事業等の収支バランスは、どうなっているのか。
■市民恊働部長答弁
当館に係る経費のうち、PFI事業に関する整備事業費としての初期投資及び維持管理の対価につきましては、事業契約期間にわたり、所定の金額を支払うこととなります。
 一方、運営事業費としての約5億6,468万円につきましては、自主事業や貸館事業など、市が実施する事業運営に要する経費であり、このうち、施設使用料やチケット売上、助成金などの特定財源として、約1億3,295万円を見込んでいるところであります。これら運営経費につきましては、平成21年度のグランドオープン以降の収支バランスとして、年間の運営経費を約6億円、うち特定財源を約2億円と想定しているところであります。

●質問:アリオスの収支バランスについて、行政経営上は、どうかんがえているのか。
■市民恊働部長答弁
アリオスの運営に当たりましては、芸術文化が持つエネルギーを、地域の活力、そして人材育成につなげていくという政策目的を実現する観点から、より効率的な施設運営を基本としながらも、貸館事業に係る施設使用料、自主事業に関する観覧料や参加料につきましては、採算性・収益性だけではなく、幅広い市民の皆様にご利用、ご参加いただけるような料金設定に意を用いているところであります。

●質問:アリオスの運営に対する市民参加は、どうすすめるのか。
■市民恊働部長答弁
アリオスの事業運営に際しましては、一つには、すでに着手している「市民第九合唱団」や「いわきでつくるシェイクスピア」などのように、市民参加型の事業を通じて、協働して作品づくりを行っていくこと、二つには、自主公演やワークショップなど、個別の事業ごとに実施する顧客アンケートや観客インタビュー、アリオスペーパーによる意見募集、さらには、公募によるグループインタビューなどを通じて、運営全般にわたる意見聴取の機会をきめ細かく設けることとしており、これら様々な仕組みを織り交ぜながら、市民の皆様の声を、経営戦略の策定や事業計画づくりに反映してまいりたいと考えております。

●質問:チケット予約購入は、高齢者や来館したくともできない人にどう配慮しているのか。
■市民恊働部長答弁
現在、アリオスにおいて取り扱いを行っているチケットの予約購入方法といたしまして、まず、「ピアノ開きコンサート」など、当館がすべてのチケットを取り扱う主催公演につきましては、アリオスチケットセンターにおける専用電話での予約を基本としながらも、チケット発売前から大反響をいただいている「炎の第九コンサート」に関しては、一般発売前に、市民先行枠として往復はがきによる受付を行うことにより、市民の皆様が公平にチケットを購入できるよう意を用いたところであります。
 また、当館において一部のチケットを取り扱う共催公演や貸館公演につきましては、主催者の意向もあり、現在のところ、窓口での販売を基本としているところであります。

●質問:ホームページのチケットカウンターで、インターネット予約販売ができるシステムを導入する考えはあるのか。
■市民恊働部長答弁
アリオスにおきましては、現在、インターネットを活用し、時間や場所を問わず、パソコンや携帯電話で席を予約した上で、全国のコンビニエンスストアにおいてチケットをお買い求めいただけるシステムを開発しているところであり、年度内には運用を開始できる見通しとなっております。
従いまして、当館で催される様々なジャンルの公演を心待ちにしている多くの市民の皆様にとりまして、チケット購入の利便性が向上するばかりでなく、市外からの集客拡大にも効果が期待されるものと考えております。
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by kazu1206k | 2008-03-13 21:45 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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