東京電力の耐震安全性評価、無理やり安全という福島原発

5月13日、脱原発福島ネットワークなど市民団体は、福島原発の耐震安全性評価に関する東京電力との交渉を行いました。

3月31日、東京電力は、福島第一原発5号機と同第二原発4号機について、国の新耐震指針による耐震安全性の中間報告を原子力安全・保安院に提出しました。
しかし、双葉断層を18キロから47.5キロに見直し、「基準地震動」の算出を最大加速度370ガルから600ガルに上げたものの、この評価は、双葉断層の総延長約70キロを依然として対象とせず、福島県東方沖地震の震源域断層も震源断層ではないとするもので、内容が疑問視されています。

この日は、福島第一・第二原子力発電所敷地の地盤沈下測定記録が公表されましたが、柏崎原発のホームページで公開され福島原発のホームページでは公開されていないという実態も明らかになりました。
また、原発敷地周辺海域の海上音波探査記録解析では、報告書と引用文献の内容の整合的な説明ができず、「基準地震動」の算出根拠や冷却材喪失に係る再循環系配管の強度評価をしていない問題についても曖昧で、双葉活断層の総延長の「値切り」問題は、7月に報告が出るというものでした。

東京電力は、耐震安全性評価(中間報告)について、現在、国が審査しているとの一点張り。13日には立地町に事業者と保安院が中間報告を説明していますが、この耐震安全性評価で押し通すという態度で本当にいいのでしょうか。
原発震災になる前に何とかせねば。
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by kazu1206k | 2008-05-16 08:12 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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