いわき市市立病院改革プランの調査

1月26日、いわき市議会の市民福祉常任委員会が閉会中審査を行い、病院事業管理者や病院局長らの出席を求めて、いわき市市立病院改革プラン(案)の調査を実施しました。

プランは、政府、小泉改革による社会保障費大幅削減・医療費削減策という新自由主義政策によって、全国自治体病院の8割が赤字に転落した中、総務省が自治体病院の再編統合、赤字病院の切り捨てを進めるためにつくった「公立病院改革ガイドライン」によって、病院事業をもつ全国の自治体が平成20年度内(今年3月末日)に提出を迫られているものです。

現在、1月29日まで、いわき市市立病院改革プラン(案)に対する市民意見(パブリックコメント)が募集されています。
委員会質疑では、まずパブリックコメントの状況について、この日までに20人の市民から約100項目の意見が出され、ネットアクセスも1,150件であること。
内容は、大きく4つで、おおむね次のような意見が出されているとのことでした。
1.病院再編に関すること。
 常磐病院の共立病院への統合と民間移譲に対する不安。
 民間移譲先への期待。
 民間移譲については、「やむなし」「残念」「市で支えるべきだ」など。 
2.新病院の建設に関すること
 早期建設を求める。
3.医師の確保に関すること
 コンビニ受診を控えること。
 モンスターペイシェントへの対応。
4.その他
 計画は作文に過ぎない。
 市民の意見を聞いて欲しい。

委員会では、病院再編に関して、市民の間に常磐病院の共立病院への統合と民間移譲に対する不安があり、民間移譲についても意見が別れているところから、パブコメを踏まえて地域の意見をきくべきだ、病院統合による医師の移行問題、市内の病院協議会、医師会の受け止め方の現状、民間移譲先が決まらない場合の対応、収支計画の問題点、常磐病院の企業債償還金の残高の処理、民間移譲の公募条件、労働組合との交渉の現状などの質問や意見がだされました。

パブコメに出された市民意見について、病院管理者と病院局は、ひとつひとつ真摯に応えることが大事であり、具体的に反映していかねばなりません。
本会議でも以前から繰り返し主張している通り、市民の意見を直接聴く場も必要です。
両病院の医療従事者の声も最大限反映する必要もあります。
市立病院と地域医療を守るためには、徹底した情報公開と市民参加が前提です。


●(仮称)いわき市市立病院改革プラン(案)の市民意見募集
○募集期間
  平成21年1月9日(金)~1月29日(木) 21日間(郵送は当日消印有効)
○公表の方法
・いわき市ホームページに掲載。
・担当課(総合磐城共立病院内病院局経営企画課)及び常磐病院事務管理室で配布。
・いわき市役所本庁舎1階市民ホール、各支所の情報公開コーナーに備え置きます。

○いわき市市立病院改革プラン(案)は、いわき市ホームページに掲載されていますので、参照ください。
http://www.city.iwaki.fukushima.jp/cgi-bin/odb-get.exe?WIT_template=AC020000&WIT_oid=icityv2::Contents::15640&m=4
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by kazu1206k | 2009-01-27 08:46 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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