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市立病院改革プラン案に対するパブリックコメントへの対応

「病院局は、意見に対する市の考え方を、方針決定後の3月下旬に公表するというのは、おかしいのではないか。情報公開と市民参加は、議論の前提だ」
2月12日、そう、この「風のたより」に書いた。
市立病院改革プラン案へのパブリックコメントに対するいわき市病院局の対応の問題だ。

64人(男性48人、女性16人)から、意見件数のべ277件。
病院局の市立病院改革プラン案に対するパブリックコメントは、従来にない人数と件数が寄せられた。
どういう意見があるか。市議に対しては、その内容が配布された。
しかし、依然、状況に変化がない。

パブコメは何のために実施されたのか。
パブコメでだされた市民の意見にひとつひとつ真摯に応え、よりよいプランをつくっていくためではないのか。
病院局の案を正当化するために、市民の意見も聞きましたという手続きの道具にしてはならないのは言うまでもない。

寄せられた意見は、全て傾聴すべき内容のものだ。
病院経営と市民の医療サービスの点から、十分に検討すべき有力な対案もある。
ほんとうに市立病院を守ろうとするのであれば、
病院事業管理者は、パブコメでだされた市民の意見にひとつひとつ真摯に応えなければならない。
よりよいプランをつくっていくためには、徹底した情報公開と市民参加による議論が必要である。
by kazu1206k | 2009-03-02 23:32 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k