2017年 07月 04日 ( 1 )

地域公共交通モデルで浜松市視察

6月28日、いわき市議会創世会の行政視察で、静岡県浜松市に伺いました。
調査事項は「公共交通の取り組みについて」と「浜松城を中心としたまちづくりについて」について、です。今回は、高齢化が進む地域に求められる地域交通のモデルについて、浜松市の取り組みを報告します。

⒈公共交通の取り組みについて
いわき市においても、高齢化の進行に伴い、中山間地域や住宅団地はじめ、市内各地で公共交通のあり方が問われていることから、自治体合併で広域化してきた浜松市の現状と対策を調査したものです。
浜松市の都市整備部交通政策課、公共交通グループの担当者に聴き取りを行いました。

●総合交通政策の推進
浜松市では、地域の住民と交通事業者、行政が協力して地域の公共交通を「守り・育てる」取り組みを進めています。
「増加する高齢者や、通学者等の交通手段の確保」「持続可能な公共交通の仕組みづくり」「過度な自動車利用を控えた日常生活への転換」「限られた公的資金を有効に活用した公共交通サービスの提供」のために、「公共交通の活性化と再生」をテーマにして、地域の住民が、公共交通を地域の財産として「守り育てる」意識を持って、運行の計画から実現までに関わり、積極的に公共交通を支える仕組みをつくり、地域のニーズにあった使いやすく持続性のある公共交通にしていくことを目指しています。

地域が公共交通を必要とする場合やバス運行をより良くしたい場合、地域が主体となって、地域の公共交通のあり方を検討するための組織「地域交通検討会」を設置して、浜松市が維持している地域のバス路線を改善しています。

○高齢化が進む地域に求められる地域交通のモデルについて
ー事業者に対し、ユニバーサルデザイン仕様の駅改良、バス車両購入の補助、国と協調して実施してます。
ー浜松市の運行する路線バス
路線バス、自主運行バス、地域バス 、公共交通空白地有償運送などが運行されています。

○公共交通空白地有償運送事業の概要について
過疎地域及び準過疎地域では、公共交通がなかったり、あっても本数が少ないなど、日常の移動に不便さを感じています。こうした地域で善意で行われる車で送る人の役割を正式に担うのが『公共交通空白地有償運送』で、自治会やNPO等の地元に密着した団体が許可を得たうえで行います。地域の人たちの「助け合いによって地域の生活の足を守る」取り組みです。
ー支援制度
浜松市では、公共交通空白地有償運送を行おうとする団体に対し、初期投資の一部を補助し公共交通空白地有償運送を推進し、既に行っている団体に対しては運行に係る費用を補助することで、運行の継続を支援し、交通空白地域の交通手段確保を図っています。

●浜松市内で現在実施されている公共交通空白地有償運送の事例
実施団体:NPO法人がんばらまいか佐久間う
利用者:会員登録された者及びその同伴者
運行区域:天竜区佐久間町 吉沢及び川上地区に限り愛知県東栄町東栄駅まで
車両:普通乗用車2台
運賃:地区ごとに定額制(500円~4,700円)迎車料金100円
運行日時:土日祝及び12月29日から1月3日を除く9時00分から16時00分
利用方法:利用日の1か月前から2日前までの9時00分から16時00分
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by kazu1206k | 2017-07-04 23:18 | 議会 | Comments(0)

佐藤かずよし


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