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東電福島原発刑事裁判、第1回公判開く

 2017年6月30日。遂に、日本最大の公害事件、全世界が注目する、東電福島原発事故の刑事裁判、第1回公判が開かれました。2011年3月11日の、あの忌わしい事故から6年。福島原発告訴団14,716人の告訴から5年、検察庁の不起訴に対し市民で構成された検察審査会による強制起訴の議決から2年、とうとう、知らぬ存ぜぬを決め込む、東電旧経営陣3被告が裁かれる日が来ました。
 小雨降る、東京地裁前には、早朝4時に福島を出発したバスはじめ、各地から馳せ参じた被害者、被災者の皆さん、全国各地の支援者など、この歴史的な時を待ち望んでいた多くの人々が、東京地裁前に詰めかけました。福島はじめ遠隔地からの傍聴を拒絶するかの如き、午前7時30分から8時20分までという傍聴整理券の配布時間の設定にもかかわらず、時間内に717人が並び、97席の傍聴席のうち報道関係者用などを除いた54席の抽選を行なうという狭き門に挑戦したのでした。 
  
 9時より地裁前でのアピール行動の中、地裁104号法廷へ向かう。筆記用具以外は持ち込み禁止、一人一人携帯品を全部取り出ささせ、体を金属探知機と衛士によるボディタッチという、最高裁判所並みと言われる異例のボディチェックが実行され、ようやく入廷すると、半分近くの席が報道関係者席で埋まっておりました。
すでに裁判官3名と検察官役の指定弁護士5名、被害者参加制度により委託を受けた弁護士4名が着席しており、少し遅れて東電旧経営陣の勝俣、武黒、武藤の各被告が被告弁護人7名と入廷しました。

 10時すぎ、永渕健一裁判長が開廷を宣言して、冒頭手続きに入り、裁判長が人定質問、指定弁護士の石田省三郎弁護士が起訴状を朗読、裁判長が黙秘権の告知を行い、罪状認否に入りました。勝俣被告は、小声で「放射性物質の外部放出事故を起こし、広く社会に迷惑をかけお詫びします。しかし、予見は不可能であった。刑事責任は適用されないと考えています」と述べ、続いて元福岡高検検事長の有田知徳弁護士が「無罪を主張する。予見義務、結果回避可能性もない」としました。続いて、武黒被告、武藤被告もそれぞれ「深くお詫びをします。しかし、予見不可能であった」「お詫びします。しかし、事故前に事故予見できず、刑事上の責任はない」と述べ、元東京地検特捜部検事の政木道夫弁護士らそれぞれの弁護人も無罪を主張しました。

 続いて、証拠調べ手続きに入り、まず、指定弁護士の神山啓史弁護士が冒頭陳述を行いました。
 神山弁護士は、最初に「人間は、自然を支配できません。私たちは、地震や津波が、いつ、どこで、どれくらいの大きさで起こるのかを、事前に正確に予知することは適いません。だから、しかたなかったのか。被告人らは、原子力発電所を設置・運転する事業者を統轄するものとして、その注意義務を尽くしたのか。被告人らが、注意義務を尽くしていれば、今回の原子力事故は回避できたのではないか。それが、この裁判で問われています。」と述べ、1時間半にわたり事件の内容を説明し、以下のようにまとめました。

 「東電設計による津波評価の計算結果は、本件原子力発電所に10m盤を超える高さの津波が襲来することを示すものでした。被告人武藤は平成20年6月10日、被告人武黒も遅くとも同年8月上旬には、上記計算結果を実際に認識していました。
しかも、被告人らが出席する「中越沖地震対応打合せ」等が継続的に行われ、席上、本件原子力発電所に関する様々な情報が報告され、とりわけ平成21年2月11日には、当時原子力設備管理部長であった L が「もつと大きな14m程度の津波がくる可能性があるという人もいて」などと発言しているのですから、被告人勝俣も上記事実を知ることができました。
 このような状況である限り、被告人勝俣は、継続して本件原子力発電所の安全性に係る会社内外の情報を常に収集することによって、東電設計の計算結果の重大性は、十分に認識できました。被告人武黒も同様です。
 このように被告人らは、いずれも本件原子力発電所に10m盤を超える津波が襲来し、これにより同発電所の電源が喪失するなどして、炉心損傷等の深刻な事故が発生することを予見できたのです。
 そして万一、被告人らが、東電設計の計算結果や L 発言を軽視し、安全性評価や津波対策についての情報を収集することや共有することを怠り、適切な措置を講じることの必要性を認識していなかったというのであれば、そのこと自体、明らかに注意義務違反です。
 さらにまた、被告人らは、長期評価の取扱いについては、土木学会に検討を依頼し、その検討結果に基づいて、その時点で必要と考えられる津波対策工事を行う方針であったと主張するもののようです。しかし、土木学会においても、三陸沖~房総沖海溝寄りのプレート間大地震の福島県沖の波源については、房総沖地震を参考に設定することとされ、しかも、この方法による本件原子力発電所敷地の津波水位は、すでに平成20年8月の時点でO.P. +13.552メートルであるとの計算結果が明らかとなっていたのです。
 仮に被告人らの主張を前提としても、上記方針は被告人らが自ら設定したのですから、被告人らはこのような諸情報については、当然に報告を受けていたと推認することができます。もし、被告人らがこのような土木学会の状況などの報告を求めず、その状況を把握していなかったとすれば、 このこともまた、なお一層、被告人らの注意義務違反となるのです。
 被告人らは、発電用原子力設備を設置する事業者である東京電力の最高経営層として、本件原子力発電所の原子炉の安全性を損なうおそれがあると判断した上、防護措置その他の適切な措置を講じるなど、本件原子力発電所の安全を確保すべき義務と責任を負っていました。運転停止以外の「適切な措置」を講じることができなければ、速やかに本件原子力発電所の運転を停止すべきでした。
 それにもかかわらず、被告人らは、何らの具体的措置を講じることなく、漫然と本件原子力発電所の運転を継続したのです。被告人らが、費用と労力を惜しまず、同人らに課せられた義務と責任を適切に果たしていれば、本件のような深刻な事故は起きなかったのです。指定弁護士は、本法廷において、このような観点から、被告人らの過失の存在を立証します 」

 昼の休廷を挟んで、午後1時12分すぎ、今度は、被告弁護人による異例の冒頭陳述がありました。
 まず、「3名共通の主張」として、「予見可能性、結果回避可能性、いずれも認めれない」「地震本部の長期評価は、信頼性も成熟性もない」「東電設計の解析は試計算結果、試行的試験的結果である」などとしました。その上で、勝俣被告の弁護人は、「東電は従業員3万人の巨大組織。地震津波の安全所管部は、土木グループ。会長に職務権限の定めはなく、業務執行権限はない。入社以来、原子力部門に在籍せず、安全性の知見はない」と驚くべき責任逃れを行いました。また、武黒被告の弁護人は「フェローは、技術的で指導的立場ではない。勝俣を補佐していない。立地本部長だから知っているわけではない。中越沖地震対策センターは、決定機関でもない」などと言い逃れに終始しました。さらに、武藤被告の弁護人は「東電設計の試計算は、報告されたことはない。何らかの方針が決定されたことはない。試計算結果に対応した措置では、事故発生を防げなかった。土木学会の専門家の判断を経て対策するとの結論だった。武藤に予見可能性はない」と言い逃れに困り矛盾に満ちたものとなりました。

 被告弁護人の異例の冒頭陳述終了後、裁判長が公判前整理手続きの結果の概略を説明。
「結審までの審理手続き、今しばらく必要。内容が高度に専門的、複雑性があり、証拠の整理、審理計画のために」

 この後、検察官役の指定弁護士による証拠要旨の告知が行われました。
 責任逃れの無罪を主張する3被告に対して、示された証拠238点から、東電が大津波を予測し防潮堤など津波対策に取り掛かっていたにもかかわらず、3被告が関わり経営判断でこれを中止した経緯が、当時の社内会議記録メモやメール、東電設計の解析報告書などにより白日のもとになりました。この後、弁護側の証拠要旨も93点が告知されました。

最後に、裁判長が「次回期日は、追って」ということで閉廷しました。
午前10時から午後4時30過ぎまでの公判終了後、記者会見と公判報告会も開かれました。

2017.6.30 東電元会長ら3人の刑事裁判初公判 (集会・記者会見)
https://youtu.be/PhNKuC18iMw
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by kazu1206k | 2017-07-01 23:45 | 脱原発 | Comments(0)

NHK「刑事裁判」特設サイト開設

いよいよ、明日6月30日、全世界が注目する、東電福島原発事故の刑事裁判の初公判が開かれます。傍聴整理券の配布は、東京地裁前で7:30〜8:20。裁判報告会は17:45〜参議院会館。NHKが特設サイトを開設しました。

「詳細  東電刑事裁判  原発事故の真相は」
https://www3.nhk.or.jp/news/special/toudensaiban/
東京電力の旧経営陣3人が福島第一原子力発電所の事故を防げなかったとして検察審査会の議決によって強制的に起訴された裁判。

未曽有の被害をもたらした原発事故の真相は明らかになるのでしょうか。初公判から判決まで、毎回、法廷でのやりとりを詳しくお伝えします。
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by kazu1206k | 2017-06-29 22:45 | 脱原発 | Comments(0)

7.17海の日 広瀬隆講演会〜福島原発事故の現状と子どもたちの未来〜

脱原発福島ネットワークから、「7.17海の日 広瀬隆講演会〜福島原発事故の現状と子どもたちの未来〜」のご案内です。

「7.17海の日 広瀬隆講演会〜福島原発事故の現状と子どもたちの未来〜」
日時:2017年7月17日(月・祝)13時30分開場 14時開演   16時30分終了
会場:いわき市文化センター大講義室
   (いわき市平字堂根町1番地の4)

主催:脱原発福島ネットワーク
電話:0245-58-5570


福島第一原発事故の発生から、6年4ヶ月。
しかし、あの日福島第一原発に出された政府の原子力緊急事態宣言は、未だに解除されていません。放射性物質が大気と大地、そして海に放出され続けています。にもかかわらず、政府は強引とも言える帰還政策や偏った復興施策を進め、事故の風化と被害者、被災者の不合理な分断がつくられています。
昨年11月22日の福島県沖地震による福島第一・第二原発の事態をみても、おごらず謙虚に危機に備える必要性が実感できます。

今も活発な地震活動が続くこの日本列島で、原発の再稼働に前のめりになる政府と電力会社。
原発を地震・津波が襲う事態を3.11以前から指摘していた作家・ジャーナリストの広瀬隆さんから最新情報を聞きます。

●脱原発福島ネットワーク
 脱原発福島ネットワークは、原発に頼らない社会を目指す、市民のネットワークです。誰でも参加できます。
 1988年の創設以来、原子力発電所の地震対策や津波対策、老朽化対策、度重なる事故やトラブルなどの原因追求、東京電力と毎月交渉する活動や監視活動を29年間続けてきました。
 2011年の福島原発震災以降、東電告発プロジェクトと被曝者援護法プロジェクトにより福島原発告訴団などを推進し、東電元3幹部の刑事起訴に至りました。

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by kazu1206k | 2017-06-25 23:51 | 脱原発 | Comments(0)

初公判の傍聴券受付は7時半から

福島原発刑事訴訟支援団から、福島原発事故刑事裁判の「初公判6月30日、傍聴券受付時間が7:30~8:20と発表されました!」とのお知らせです。

福島原発告訴団が2012年6月に告訴してから5年。
とうとう東電元会長ら幹部の刑事責任を問う裁判が始まります!
原発事故の責任をうやむやにはさせない新たなたたかいの一歩です!

初公判6月30日(金)傍聴券受付時間が7:30~8:20と発表されました!
事件名 業務上過失致死傷 平成28年刑(わ)第374号
備考 【抽選】当庁1番交付所において傍聴希望者に整理券を交付します。
交付開始時刻は午前7時30分頃,交付締切時刻は午前8時20分です。
整理券受領にあたっては当庁正面入口前(東京メトロ霞ヶ関駅A1出口付近)から指定された場所に並んでください。 開廷時刻は午前10時00分です。


『6月30日(金)タイムスケジュール』
*9:00 福島バス到着(予定)
傍聴する方

10:00開廷~17:00閉廷
開廷より前に抽選あり
*裁判は傍聴希望者が殺到し、高倍率の抽選となることが予想されます。
抽選で外れた方は、参議院議員会館での集会にご参加ください。
傍聴しない方(抽選で外れた方)

院内集会(参議院議員会館 講堂に移動)

11:00~12:00 第1部 リレートーク等
13:00~16:40 第2部 「東電テレビ会議49時間の記録」上映(途中休憩有)
17:45~18:35 第3部 弁護士による裁判報告会
*19:00 参議院議員会館前 バス出発
福島発バスのご案内(帰りの出発を19時発に変更しました)

行 4:00 福島駅西口発 ~5:00 郡山教組会館発
帰 19:00 参議院議員会館前発
料金1,500円
*福島から来られる方で、浜通り方面等バスをご利用になれない方は、高速バス代相当の交通費補助をいたします。

「福島原発刑事訴訟支援団」
電話 080-5739-7279
〒963-4316 福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1

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by kazu1206k | 2017-06-21 23:36 | 脱原発 | Comments(0)

「線量計が鳴る」いわき公演、大盛況

 6月16日午後6時30分から、朗読劇「線量計が鳴る―元・原発技師のモノローグ〈独白〉」のいわき公演が、いわきアリオス小劇場で開催されました。
 いわき市で小学・中学・高校(半年間)を過ごした俳優、中村敦夫さんの自作自演の舞台です。
 満席の小劇場を埋めた観客のみなさんは、原発の町で生れ育ち、原発で働き、原発事故ですべてを奪われた元・原発技師のモノローグ〈独白〉に、原発事故で被災してきた自身の体験を重ねながら、食い入るように観入っていました。何故こうなったのか、今日そして明日をどう生きるのか、という問いを、会場のみなさんはしっかりと受けとめているようでした。
 サプライズゲストのイラストレーター・黒田征太郎さんは、中村さんの演技を会場で観ながら触発されてイラストを描きあげ、舞台で披露してくれました。演技者と観客が想いを共有した、素晴らしい舞台でした。
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by kazu1206k | 2017-06-18 23:04 | 脱原発 | Comments(0)

30日、東京地裁へ!東電刑事裁判初公判

 東京電力福島第一原発事故の刑事裁判の第1回公判が、6月30日10時より、東京地裁104号法廷で開かれます。東京地裁刑事4部(永淵健一裁判長)が、5月24日、第1回公判期日を指定しました。
 あの2011年3月11日の福島第一原発事故から6年、福島原発告訴団14,716人の集団告訴から5年、昨年2月の検察官役の指定弁護士による勝俣恒久元東京電力会長ら3名の強制起訴から1年が過ぎました。
 未だ政府の原子力緊急事態宣言は解除されず、なおも10万余の人々がふるさとを追われ、長期の低線量被曝の受忍の強制の中で、生存権を脅かす福島第一原発事故の深刻かつ甚大な被害に苦しんでいます。
 福島第一原発事故の原因究明と東京電力旧経営陣の刑事責任を明らかにして、真の被害者救済の道を開くために、私たちは東京地裁が公正な訴訟指揮と公正な裁判を行うよう求めます。
 今こそ支援団に結集し、福島原発事故の原因と刑事責任を明らかにしましょう!
 6月30日の初公判には、万余の人々で東京地裁を埋めましょう。みなさまのご参集を呼びかけます。一緒に声をあげ続けましょう。

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by kazu1206k | 2017-06-11 23:10 | 脱原発 | Comments(0)

6月30日初公判を前に東京地裁前で要請

 6月6日正午より、福島原発刑事訴訟支援団・福島原発告訴団による『第4回東京地裁前要請行動』が行われました。6月30日の初公判を前に、第4回公判前整理手続きの協議が開かれるため、福島県はじめ首都圏などから約70名が参加しました、
 2016年2月29日、東京電力の旧経営幹部3名が強制起訴され1年4ヶ月、ようやく、東京電力福島第一原発事故の刑事裁判の初公判が、6月30日10時、東京地裁104号法廷と決まりました。
 福島原発刑事訴訟支援団に結集した被災者、支援者は、福島原発事故の真実とその責任の所在を、1日も早く明らかににするため、東京地裁刑事4部(永淵健一裁判長)に対し、初公判期日のみならず、すべての公判日程を決定し、公正な訴訟指揮と公正な裁判を訴えました。
 東京地方裁判所は、第5回公判前整理手続きの協議を6月16日午後1時10分から開きます。
 福島第一原発事故の原因究明と東京電力旧経営陣の刑事責任を明らかにして、真の被害者救済の道を開くために、福島原発刑事訴訟支援団・福島原発告訴団の「6月30日の初公判には、万余の人々で東京地裁を埋めましょう。みなさまのご参集を呼びかけます。一緒に声をあげ続けましょう」との訴えに応えていきましょう。
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by kazu1206k | 2017-06-07 19:01 | 脱原発 | Comments(0)

公正な裁判を!6.6東京地裁前要請行動

福島原発告訴団と福島原発刑事訴訟支援団から、第4回 東京地裁前要請行動「原発事故の責任を明らかに、公正な裁判を!」のお知らせ、です。
                          
第4回 東京地裁前要請行動「原発事故の責任を明らかに、公正な裁判を!」のお知らせ

東電福島原発事故の真実と責任の所在を明らかにする裁判の初公判期日が、2017年6月30日(金)10時、東京地裁104号法廷に決まりました。

6月6日の第四回目の公判前整理手続きにあわせ、第4回要請行動を6月6日(火)12:00~13:00東京地方裁判所前でおこないます。

福島原発刑事訴訟支援団は、昨年1月の結成以来、「一日も早く裁判を!」と東京地裁刑事4部に、公正かつ早期の公判開始を申し入れ、東京地裁前の要請行動を続けてきました。厳しい現実にあきらめず、みんなで、ここまできました。
いまもなお、政府の原子力緊急事態宣言は解除されず、なおも10万余の人々がふるさとを追われ、長期の低線量被曝の受忍の強制の中で、生存権を脅かす福島第一原発事故の深刻かつ甚大な被害に苦しんでいます。
福島第一原発事故の原因究明と東京電力旧経営陣の刑事責任を明らかにして、真の被害者救済の道を開くために、私たちは東京地裁が公正な訴訟指揮と公正な裁判を行うよう、あらためて求めます。
 拡散、ご参加をよろしくお願いいたします。

                     記
第4回 東京地裁前要請行動「原発事故の責任を明らかに、公正な裁判を!」
(日時)6月6日(火) 12:00〜13:00
(場所)東京地方裁判所前       
  
                                           以上

■■福島原発刑事訴訟支援団■■
福島県田村市船引町芦沢字小倉140-1
info@shien-dan.org
080-5739-7279
https://shien-dan.org/
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by kazu1206k | 2017-06-04 23:44 | 脱原発 | Comments(0)

被曝労働者の待遇改善要請、東電交渉

 5月31日、脱原発福島ネットワークは、再開第34回東電交渉を行いました。
 冒頭「福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書」(下記に掲載)を提出しました。特定原子力施設の福島第一原発には、毎日6,000人の労働者が作業に従事しています。脱原発福島ネットワークなどでは、これまでも作業の安全確保、被ばく低減、健康管理・生活保障、雇用条件の是正を求めてきたところですが、あらためて労働者の労働環境の向上に向けて、入所時教育・労働法令の遵守・福利厚生の改善・被曝の低減・賃金引き上げ等を要請し、回答を求めたものです。
 前回提出の「福島第一原発1・2号機排気筒の新たな亀裂による倒壊防止と早期解体を求める要請書」への回答と質疑。さらに前々回提出の「福島県沖地震等への対策と福島第二原発の早期廃炉決定を求める要請書」への再々回答と質疑では、第二原発で年1回定期的に実施されている避難訓練について、第一原発では「作業を止めてはやらない、小規模で実施している」という回答があり、第一原発でなぜやらないのか、あらためて回答を求めました。その他、ALPSの廃棄物容器の耐震性、防潮堤の5メートルの石積み構造の津波対応能力、サイト内連絡用PHSの運用実績、凍土遮水壁の運用状況と消費電力などの質疑が行われました。

福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書

東京電力ホールディングス株式会社 代表執行役社長 廣瀬 直巳様       2017年5月31日

 2011年3月の福島第一原発事故から7年目に入り、なお政府の原子力緊急事態宣言は解除されていない。
 福島第一原発では、毎日6000人もの労働者が作業に従事し、被ばくが増え続けている。わたしたちは、これまでも作業の安全確保、被曝低減、健康管理・生活保障、雇用条件の是正を求めてきたところであるが、あらためて、「原発事故の収束・廃炉・除染」に携わっている労働者の労働環境の向上に向けて、入所時教育・労働法令の遵守・福利厚生の改善・被曝の低減・賃金引き上げ等を、下記の通り要請し、回答を求める。



1、入所時教育について、原子力エネルギーの重要性の強調に偏らず、危険作業の内容を明らかにして放射線防護教育を徹底するとともに、基本労働法令、緊急時避難対応も教育項目に追加しテキストは事後も確認できるよう各人に配布して入所後教育を実施するなど、改善をはかること。

2、労働法令の遵守について、元請け各社に労働法令遵守の徹底を指導するとともに、休暇や休憩時間・ 残業時間などの勤務時間管理を下請け会社にまかせず、社会保険(健保・年金)の加入状況などを調査して、労働法令違反の実態を摘発指導すること。

3、福利厚生について、東京電力並びに元請け会社の作業員宿舎に続いて、老朽アパートや借家へ入居する実態の劣悪な2次・3次下請け会社の作業員用の宿舎の建設を促進し、食住環境の改善を図ること。

4、被曝の低減について、短期間で年間5mSv以上の白血病労災認定基準を超えるデブリ調査や凍土壁建設作業などの高線量下の作業を見直し、線量は地表や気象の状況を踏まえて考慮し全面マスク着用エリアの縮小は見直すこと。また、半年毎に義務づけられている電離放射線健診では、白内障等の眼検査や血液検査が省略されている実態もあり、指定医療機関に検査項目の拡大を要請するとともに、WBC検査では「立位式2分間」の機器で実施して数値を本人に伝え記録すること。

5、処遇の改善について、過酷な作業に従事する作業員の労苦に報いるために、いわゆる「危険手当」の一律支給、基本給の引き上げやボーナス等の引き上げを実施すること。また、緊急作業従事者に指定された2011年以降の入所者の長期的健康管理を行うとともに、全ての作業員の検診結果と被曝線量の記録を管理し、責任ある長期的健康管理体制の確立を図ること。

以上

命を守る三春の会   風下の会福島   脱原発の日実行委員会福島  脱原発福島ネットワーク  脱原発緑ネット  ハイロアクション福島  福島原発30キロひとの会  双葉地方原発反対同盟  フクシマ原発労働者相談センター    ふくしまWAWAWA―環・話・和―の会
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by kazu1206k | 2017-06-01 23:50 | 脱原発 | Comments(0)

1・2号機排気筒、作業員の待遇で東電交渉

脱原発福島ネットワークから、再開第34回東電交渉のお知らせです。

再開第32回東電交渉は、5月31日(水)です。
今回は、冒頭「福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書」を提出します。

福島第一原発では、毎日6000人もの労働者が作業に従事しています。
これまでも作業の安全確保、被ばく低減、健康管理・生活保障、雇用条件の是正を求めてきたところですが、あらためて、「原発事故の収束・廃炉・除染」に携わっている労働者の労働環境の向上に向けて、入所時教育・労働法令の遵守・福利厚生の改善・被曝の低減・賃金引き上げ等を要請し、回答を求めます。

また、前回提出の「福島第一原発1・2号機排気筒の新たな亀裂による倒壊防止と早期解体を求める要請書」への回答と質疑を行います。

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■■ 東電交渉、再開第34回のおしらせ ■■
■ 日時:5月31日(水)13:00~15:00
■ 場所:いわき市平 東京電力(株)平送電所(いわき市平谷川瀬仲山町53)
■ 内容:
 ① 「福島第一原発事故収束作業等に係る被曝労働者の待遇改善を求める要請書」の提出
 ② 「福島第一原発1・2号機排気筒の新たな亀裂による倒壊防止と早期解体を求める要請書」への回答と質疑
 ③ その他
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by kazu1206k | 2017-05-29 23:06 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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