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地震と原発講演会、現地報告ー中越沖地震で柏崎刈羽原発に何が起きたか!

9月15日、新潟県刈羽村の武本和幸さんを迎えて、「地震と原発講演会、現地報告ー中越沖地震で原発に何が起きたか!」が、開催される。

中越沖地震は柏崎刈羽原発を直撃した。敷地内の地盤は波打ち、破損したダクト、荒海のように波打つ使用済燃料プール、漏れた放射性物質、原子炉建屋のクレーンが破損した。
東京電力と国は「想定外」というが、地元住民団体は、33年間にわたり裁判で地震想定の甘さを指摘してきた。「中越沖地震の発生で、柏崎刈羽原発の設置許可の前提の地震想定の誤りが証明され、許可は無意味となった」と話す。

武本和幸さんは、柏崎刈羽原発の地元刈羽村の「原発反対刈羽村を守る会」の創立メンバー。刈羽村議6期つとめ、全国初の「刈羽村プルサーマル住民投票」を勝利に導いた。
武本和幸さんは、地震翌日から三たび柏崎刈羽原発の現場に入って現地を歩いた。
その眼で見た被災原発の実相を報告する。
「原発震災」はそこまで来ている。

「地震と原発講演会  現地報告ー中越沖地震で原発に何が起きたか!」
● と き/9月15日(土)午後3時〜5時
● ところ/いわき市文化センター視聴覚教室
● 報 告/武本 和幸 さん(原発反対刈羽村を守る会)
●入場無料
 主催/脱原発福島ネットワーク(電話58-5570)
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by kazu1206k | 2007-09-03 21:39 | 脱原発 | Comments(0)

新潟県中越沖地震の柏崎原発被害で見えてきた原発震災の現実

新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の被害。
隠されたその実態が少しずつ明らかになってきている。
波打つ敷地内の地盤、荒々しい隆起と沈降の傷痕をみせる構造物と破損したダクト、台風の時の荒海のように波打つ使用済燃料プール、原子炉建屋の圧力容器上のクレーンの破損…・
柏崎刈羽原発は敷地内の地盤も配管も機器も炉内の構造物も重大な損傷を受けた。
原子力発電所が地震で大事故を起こし、通常の震災と放射能災害とが複合・増幅しあう破局的災害である「原発震災」の現実がそこまで来ていたことが見えてきた。

日本海東縁から山陰地震帯の柏崎刈羽・若狭湾岸・島根、スラブ内地震型の地震が起こる女川・福島・東海・伊万、東海地震の予想震源域の浜岡と、地震列島=日本の原発のほとんどは、もともと地震に直撃されやすい場所にある。
そして、いずれも原子炉設置許可の際、 過去の地震や既知の活断層しか考慮せず、マグニチュード6・5までしか考慮してこなかった。

このままでは、日本中の原発どこでも、想定外の地震に襲われる可能性がある。
しかし、想定外の事態のため電力会社は対処できず、最悪の場合、炉心溶融などの過酷事故、水蒸気爆発が起き、炉心の放射性物質が環境中に放出されることが想定されよう。
ここで発生する原発震災は、膨大な急性、晩発性の死者を生み出し、国土の喪失、社会の崩壊、未来世代まで甚大な影響が想定される。

中越沖地震の発生で、政府と東京電力による、「原発は耐震設計審査指針で耐震性が確保されているから大地震でも大丈夫」いう論理は現実の前に破綻した。
柏崎刈羽原発に反対する地元の住民団体が、33年間にわたって指摘し続けきた、地震想定の甘さが現実のものとなり、国も想定の甘さを認めるにいたった。
住民団体は、「中越沖地震の発生で、柏崎刈羽原発の設置許可の前提の地震想定の誤りが証明され、許可は無意味となった」としている。
塑性変形した可能性が高い機器や建屋など現在の施設の再使用は、あり得ないと考えるのが順当だ。

いまこそ、原子力の本質的な恐さを見据えることが肝心である。
新潟県中越沖地震によって柏崎刈羽原発で何が起きたのかを東京電力は隠蔽することなく全てを公開しなければならない。
敷地内の地盤、配管や機器、炉内の構造物の損傷をくまなく総点検しなければならない。
それを踏まえて、国の杜撰な新原発耐震設計指針は見直さなければならない。
地震列島=日本の原子力政策は、根底から考え直す必要に迫られている。
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by kazu1206k | 2007-07-26 22:47 | 脱原発 | Comments(1)

活断層を過小評価し、原発を活断層上に建てきた東京電力に申入れ

e0068696_8211477.jpg7月20日、双葉郡大熊町の東京電力福島第一原発サービスホールで、県内外の市民グループ17団体の連名で「中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故トラブルの全情報の公開と活断層上の全原子炉の閉鎖を求める申し入れ書」を提出しました。

参加した10名の代表は、「原発を活断層上に建てて稼働し続けるなど許せない」「100年前、第二原発直近の常磐線金山トンネル付近でマグニチュード7の地震記録がある」「双葉断層の上に立つ福島原発の停止を」「現在やっている東電の断層調査は不備で信用できない」「東電はサイト内での火災に対するIEAEの勧告を無視してきたのではないか」と、厳しく追求しました。

これに対し、福島第一原発の広報部長は、「中越沖地震による柏崎刈羽原発の火災、放射能漏れで、大変ご迷惑をかけた」「保安院からも指示を受け、現在調査を進めている」「加速度も設計値を超えたため、現在分析中で、結果を評価し、再度報告したい」「地震対応は至らなかった」と、申入書を本店に報告した上で、「今後説明したい」と述べました。

昨年改定された国の原発耐震設計指針は、中越沖地震によって完全に破綻しました。昨年の指針に基づく現在の調査を前倒ししても、事態は解決しません。新たな指針の見直しと第三者による断層地盤調査が必要です。
この際、活断層上の全原子炉の閉鎖が、日本国民の安全と安心の確保の前提であることを、ハッキリさせるべきです。
私たちの東京電力に対する申入書は、下記の通りです。


2007年7月20日
東京電力株式会社  社長  勝俣 恒久  殿 

中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故トラブルの全情報の公開と活断層上の全原子炉の閉鎖を求める申し入れ書
 
 7月16日発生した新潟県中越沖地震は、貴社の柏崎刈羽原発を直撃しました。
 柏崎刈羽原発の敷地内の地盤は波打ち、陥没、隆起しました。貴社は、外部変圧器の火災も、初期消火さえできぬ有様でした。震源は原発直近9キロ、震度6強に及ぶ地震の加速度は、同原発の設計値の2.5倍を記録し、設計用地震動を超え、国の原発耐震設計指針は破綻しました。
 柏崎市長は、消防法に基づいて原発停止命令をだし、市民の安全を守る当然の対応をしました。
 貴社の危機管理能力の低さが露呈したばかりか、貴社の情報を小出しにする、体質化した隠蔽と秘密主義により、国民はなお事態の全容をつかむことさえできません。
  以下の点は、特に重大です。
・7基全ての使用済み核燃料プールで、放射能をふくむ水が溢れ出しプールの水位が低下し、核燃料が危険な状態にあった。原子炉建屋内部は放射性物質に汚染され、溢れ出した放射能水の一部は海洋に放出され、作業員は被曝を強いられて除染処理を続けている。
・7号機の主排気筒からは、ヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60の放射性物質が検出され、半減期が21時間のヨウ素133の検出により、地震で燃料棒の破損が起きた可能性が高い。
・貴社はHPで「活断層の上には建てていません」といい、建設前調査で原発の沖合約20キロで海岸と平行に延びている、今回動いた活断層について、国に提出した設置許可申請書で、長さ最大8キロで最近は活動していないと過小評価していたが、余震の評価により、原発敷地直下に伸びていることが証明された。
 柏崎刈羽原発は燃料棒や制御棒駆動機構、配管などの機器類、構造物の損傷や歪曲が想定され、閉鎖を求めます。あわせて、双葉断層の上に立つ福島原発10基も、閉鎖が現実的な選択です。
 活断層を過小評価し、原発を活断層上に建てきた貴社の責任は重大であり、これを稼働し続けるなど断じて許すことはできません。活断層上の全原子炉の閉鎖が、日本国民の安全と安心の確保の前提です。国民の安全・安心の確保のため、貴社に対し下記の通り申し入れ、速やかな回答を求めます。


1、新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発の事故トラブルについて、全情報を公開すること。
2、活断層を過小評価して原発を活断層上に建設した経営陣の責任を明確にすること。
3、全ての原子炉を停止し、第三者による周辺陸域・海域の厳密な地層・地盤調査を行うこと。
4、活断層上の柏崎刈羽原発、福島原発は、全原子炉を閉鎖すること。

いわきに風を  原発いらない いわき市民の集い  ストップ!プルトニウム・キャンペーン  脱原発ネットワーク・会津  脱原発福島ネットワーク  福島原発30キロ圏ひとの会  双葉地方原発反対同盟  たんぽぽ舎  いろりばた会議  都労連交流会  9・30臨界被曝事故8周年東京圏行動実行委員会  浜岡原発止めよう関東ネットワーク  東京電力と共に脱原発をめざす会  浜岡原発を考える静岡ネットワーク  福島原発市民事故調査委員会  浜岡原発市民検討委員会  プルサーマルを考える柏崎刈羽市民ネットワーク 
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by kazu1206k | 2007-07-21 08:59 | 脱原発 | Comments(0)

中越沖地震が柏崎刈羽原発を直撃、活断層上の全原子炉の閉鎖を

7月16日に発生した新潟県中越沖地震は、死者10名、重軽傷者千名を超え、多くの家屋が全半壊するなど、貴重な生命・財産を奪う甚大な被害を及ぼしています。
今なお、避難所で不安な毎日過ごす多くの住民はじめ被災地の方々に対して、心よりお見舞いを申し上げます。

震度6強、マグニチュード(M)6・8を観測した新潟県中越沖地震は、柏崎刈羽原発を直撃しました。柏崎刈羽原発の直近9キロ、震度6強に及ぶ地震の加速度は、同原発の設計値の有に2倍を記録し、設計用地震動を超えました。原発敷地内の路面は波打ち、陥没、隆起しました。東京電力は、直後発生した変圧器の火災鎮火に至るまで約2時間を要し、初期消火さえできぬ有様でした。
18日、柏崎市長は、敢然と消防法に基づいて原発停止命令をだしました。市民の安全を守る立場からは、当然の対応です。

東京電力の危機管理能力の低さが露呈しました。
全てが想定外で、事態を正確に掌握していないのです。
そればかりか、体質化した秘密主義により、情報を小出しにしているため、国民は現在なお、事態の全容をつかむことができず、不明な点ばかりです。

現時点でも、以下の点は重大です。
・7基全ての使用済み核燃料プールで、放射能をふくむ水が溢れ出しプールの水位が低下し、核燃料が危険な状態にあったこと。そして、原子炉建屋内部は放射性物質に汚染され、溢れ出した汚染水の一部は海洋に放出されたこと。このような原子炉建屋内で作業員は被曝を強いられて除染処理を続けていること。
・7号機の主排気筒からは、ヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60の放射性物質が検出され、半減期が21時間のヨウ素133の検出により、地震で燃料棒の破損が起きた恐れがあること。7号機は運転中にスクラムがかかり、そのとき燃料被覆管に何らかの破損が起こった可能性があることです。
・固体廃棄物棟内のドラム缶約100本が転倒。うち2、3本のふたが開いていた。内容物や放射能の汚染状況は不明であること。
・東京電力はHPで「活断層の上には建てていません。」といい、「建設用地を決める際に、ボーリング調査・周辺の地質調査・過去の文献調査などと行い、直下に地震の原因となる活断層がないことを確認した」といっていたが、余震の評価により、今回動いた活断層が、原発敷地直下に伸びていることがわかったこと。
・しかし、東京電力は建設前調査で、原発の沖合約20キロにあり、海岸と平行に延びている、今回動いた活断層について、国に提出した柏崎刈羽原発の設置許可申請書で、長さ最大8キロで最近は活動していないと評価。大地震をもたらさないとみなしていたこと。

柏崎刈羽原発反対地元3団体の武本和幸さんは、17日に同原発構内を視察し、「原子炉建屋近くの地盤が波打っていた。原発直下の地盤が動いたのではないか」と話しています。
原発を活断層上に建てて稼働し続けるなど断じて許すことはできません。
柏崎刈羽原発の閉鎖を求めるものです。
あわせて、双葉断層の上に立つ福島原発10基についても、閉鎖が現実的な選択です。
活断層上の全原子炉の閉鎖が、日本国民の安全と安心の確保の前提です。
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by kazu1206k | 2007-07-19 11:10 | 脱原発 | Comments(0)

7年前の異議申立で聴聞会!東電福島原発のプルサーマル用MOX燃料処分

今日、7月12日に、7年前の福島原発でのプルサーマル用MOX燃料合格証への異議申立で意見聴取会を行うという通知が、6月19日に、保安院からの郵便で届いた。
何と7年も前の異議申し立てに対し意見聴取会を行うという。
総務省によれば、異議申立ての処理期間は 8割以上が3ヶ月以内であり、1年を超えるものは6%程度とされており、6年以上も「たなざらし」とするのは、異例である。
まさに、行政の怠慢。
手続上、申立に決定をだす前に、意見聴取を行わなければならないので、形ばかりの意見聴取会を実施するもので、本件意見聴取会の7年にも及ぶ開催時期の遅延は、異常というべきである。

この異議申し立ては、1999年9月、英国BFNL社製MOX燃料の検査データ捏造が発覚したにもかかわらず、規制当局の通商産業省が、ベルゴニュークリア社製の東京電力福島第一原発3号機用のMOX燃料の審査の際、不正の有無や品質保証データの公開など独自の調査を放棄して、フランスから福島第一原発3号機に海上輸送されたMOX燃料に輸入燃料体合格証を交付したことに対するもの。
この処分は、ベルゴ社製MOX燃料のデータ公開を求める県民の声を無視して、東京電力側の利益を優先し燃料の健全性を担保する安全確認を怠っており、福島県民ひいては国民の安全と安心をないがしろにした安全義務違反であり、行政としての不作為にあたる。

その後、2001年、福島県知事は、福島第一原発3号機のMOX燃料装荷を受け入れず2002年には、東京電力のひび割れ隠し事件が発覚し、福島県はプルサーマルの事前了解を白紙撤回した経緯がある。

いまや、福島第一原発3号機のMOX燃料は製造後7年以上経過しており、長期保管したMOX燃料もさや管も劣化している。特に、アメリシウム241が貯まって、燃料の組成が変化していることと燃料被覆管の腐食の進行していることは重大である。年数が経過した燃料の利用は、その健全性に疑義があり、安全性が確認されていない以上、その使用は到底認めらない。
新品を前提とした輸入燃料の本件処分の妥当性の議論は、現時点で既に成立しない。
むしろ、合格処分の妥当性を自ら見直し、合格処分の取消しが順当である。

わたくしは、申立人のひとりとして、意見陳述書を参加者に託した。
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by kazu1206k | 2007-07-12 08:02 | 脱原発 | Comments(0)

鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ–世界の終わりに–」をみる

e0068696_1045357.jpg6月7日、鎌仲ひとみ監督「ヒバクシャ–世界の終わりに–」の試写をみた。

1998年、バグダットの小児病院白血病棟で、ベッドに横たわる少女。
鎌仲監督との短い会話、故郷の絵を描いてあげると約束する少女。
その数日後、14歳のラシャ・アッバースが亡くなる。
イランイラク戦争で父親は死に、母親は少女を連れて南のバスラからやってきた。
しかし、必死の看病も空しく、アメリカの経済制裁のため薬は手に入らない。
彼女は白血病で亡くなる。
鎌仲監督に「どうか、わたしを忘れないで」というメモを残して…

劣化ウラン弾の放射線で苦しみ、
死んでいくイラクの子どもたち、
低線量被曝で死んでいくヒロシマのヒバクシャ、
そして、アメリカのハンフォード核工場の風下で
放射能汚染でがんに冒され次々と死んでいく人々。
私を忘れないで…。

参加者から、多くの人にこの事実を伝えよう、
監督の話も是非聴きたい、と声が高まり、
「ヒバクシャ」の上映と監督の講演が決まった。

再びいわきに来ていただけないかと、
早速、鎌仲ひとみ監督に話す。
鎌仲監督は、「8月18日なら行けるよ」と、快諾してくれた。


川田龍平を応援しています
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by kazu1206k | 2007-06-09 10:23 | 脱原発 | Comments(0)

全国の市民団体が制御棒引き抜けや不正処分で原子力保安院と交渉

e0068696_21562716.jpg並んだのは、経済産業省に属する原子力・安全保安院のお役人。
5月25日、東京霞ヶ関の経済産業省別館4階の会議室に、全国30の市民団体の代表15名が交渉に臨んだ。
これは、臨界事故隠しなどの不正に対して、保安院が保安規定違反を認めながら、安全の保障もなく停止などの行政処分を行わないことに対するものだ。

冒頭、市民団体は、「不正問題に対する処分を見直し、保安規定違反が認められた原子炉について、原子炉等規制法第33条を適用し、原子炉設置許可の取消し」と「構造的欠陥が明らかになった制御棒駆動機構を持つ沸騰水型原子炉に対して停止指示を出すこと」を求めた要望書を提出した。
交渉は、
1.臨界事故発覚の経緯
2.臨界事故の実態と原因把握
3.制御棒引き抜け防止対策
4.保安規定違反による行政処分
の4点について、約2時間近く行われた。
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by kazu1206k | 2007-05-23 22:18 | 脱原発 | Comments(0)

東京電力は、臨界事故の運転日誌や引継ぎ日誌など情報の公開を。

 4月25日の東京電力との交渉では、3月27日提出の「東京電力の臨界事故隠し抗議!全原発の停止・総点検、法令違反プラントの設置許可返上を求める申し入れ書」への回答を中心にやりとりしました。
以下は、一部始終のメモです。

(申入れ)欠陥ブレーキ=制御棒をやめ、直ちに全原発を停止して安全管理体制の総点検を行うこと。
(回答)BWRの制御棒駆動機構は十分実績があり、構造上問題ない。引き抜けは水圧調整がまずかったからであり、情報を共有すれば大丈夫だ。設備の安全上の問題はない。
(再質問)操作手順の変更で安全は担保されるのか疑問だ。水圧調整を言うが、福島第一原発1から5号機のリターンラインは撤去されているはず、現場をわかっていない、説明せよ。→次回回答

(申入れ)制御棒の引き抜け事故、臨界事故の情報は、東芝などメーカーを含め、全て公開すること。
(回答)3月30日の国に提出した報告書に公開している。
(再質問)一部しか公開していない。福島第一原発3号機の臨界事故を、運転日誌と引継日誌を公開して、説明せよ。→次回回答

(申入れ)BWR原発固有の構造的欠陥を直視して、幹部はじめ社員、メーカーに、臨界安全技術と知識の習得をやり直すこと。
(回答)構造欠陥はない。臨界の知識、技術、再発防止対策など、訓練の場で臨界安全を習得する。これは、申入れの内容通りに対応したい。

(申入れ)過去に遡り、法令違反の全てのプラントは、原子炉設置許可の返上を自主的に行うこと。
(回答)信頼を損ねたことを重く受け止める。4月20日、行政処分の通知受け、適切に対処したい。設備の安全上は問題ないので、設置許可返上や運転自粛は考えていない。
(再質問)法令違反を認めないのか、開き直りでゆるされない。→次回回答

(申入れ)安全無視、法令違反、不正体質、企業倫理欠如の組織的欠陥をただし、トップリーダー等 経営陣は電事連会長を含む全ての役職を辞任し、今後の対応を明確にすること。
(回答)3月30日の社内人事と社内組織の改編で対応する。追加措置は考えていない。
(再質問)3月人事など誰も責任を取っていない。原子力立地本部の現地移転、取締役の家族は現地に居住すべきだという声がある。信頼回復というなら、その前提をつくるべきだ。→次回回答
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by kazu1206k | 2007-05-13 12:20 | 脱原発 | Comments(0)

電力不正を擁護する経産省の処分に抗議、法令違反原発は即時停止!

脱原発福島ネットワークと双葉原発反対同盟は、経済産業省原子力安全・保安院の福島第一検査官事務所で、東京電力等の不正に関する行政処分について、経済産業大臣と保安院長宛の抗議文を、4月25日提出した。

両団体は、東京電力などの不正について、原子炉等規制法に違反したプラントは、設置許可の取消しまたは運転停止の厳正な処分を行うことや、既に1年間の運転停止処分を受けている東京電力福島第一原発1号機は、設置許可の取消し処分を行うことなどを、去る2月16日に申し入れていた。
しかし、4月20日発表された行政処分では、保安規定違反で設置許可取消処分に該当する事案も運転停止命令さえ出されず、東京電力など4社・9基の原発に対し、保安規定の変更命令と定検を数週間延長するというものだった。

経産省と保安院は、臨界事故隠しや1万件以上におよぶ不正を見抜けなかったため、厳しい措置をとらないことで自らの責任を回避した。
地域独占の電力会社の安全性軽視と隠ぺい体質は、経産省と保安院の企業擁護策によって醸成されていることは明確だ。
志賀原発や福島第1原発3号機の臨界事故について、「操作手順の問題」で済ませようとしているが、各地の制御棒引き抜け事故は、複雑な隔離操作と水圧調整によって制御棒を制御するBWR原発固有の制御棒駆動系の構造的欠陥である。
誰も責任を取らない電力会社と、マスコミさえ「甘い処分」と評した国の責任放棄の醜態は、福島県民の中に怒りと不信を増幅させている。

経産省と保安院は、法令違反原子炉を速やかに停止させるとともに、原子力安全・保安院を経済産業省から分離して、安全検査体制を一新すべきである。
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by kazu1206k | 2007-05-01 21:47 | 脱原発 | Comments(0)

法令違反の原発も停止なし!国民より事業者を守る経産省原子力保安院

20日、北陸電力志賀原発や福島第1原発3号機の臨界事故隠しなど、1万646回の電力不正について、甘利経済産業大臣が行政処分を発表した。 

経産省は、316事案と認定した不正行為の悪質度を4段階に分類し、最も悪質で、原子炉等規制法と電気事業法に抵触する可能性が高く、安全確保に悪影響を与えた不正行為として、原子力11事案、水力21事案、火力18事案の計50事案を認定。
最も深刻な「法令が確保しようとする安全が損なわれたもの」と評価した原発は、志賀1号機と福島第1・3号機の臨界事故隠しなどが該当するとし、志賀原発1号機の臨界事故隠しは、8段階の国際的な事故評価尺度でレベル2(異常事象)と暫定評価。

原発に関しての原子炉等規制法と電気事業法に基づく行政処分は、北陸電、東京電力、中国電力、日本原子力発電の7原発9基だが、志賀1号機や福島第1原発3号機の臨界事故隠しについて、「安全は既に確保されている」として設置許可取消しや運転停止処分はなく、重大事故が経営責任者にすぐに通報されるように保安規定の変更命令と、直近の定期検査で期間延長による原子炉停止中の安全装置の作動確認等の特別検査の実施などというものである。

予想通り、とはいえ、ひどい内容だ。
すべて過去を不問にし、電力会社の経営利益を優先させている。
国民の安全と安心は二の次である。
原子力推進を事業者と一体になって進めてきた経済産業省とそこにある原子力安全・保安院が、厳しい処分を出して、国民の安全を確保するなどというのは、やはりあり得ないことだった。

これでは福島県民はじめ全国の立地町住民は救われない。
われわれ福島県民は、このような国民の安全と安心を軽視した行政処分は認めない。
こんな処分で、信頼を回復できると思ったら大間違いである。
電力に対する県・地元自治体や住民の信用は完全に失墜しており、信頼回復など到底あり得ない話だ。
依然として、東京電力トップの経営責任が問われている。
原子力安全・保安院は、経済産業省から分離独立させないとだめだ。
未だ、原発の安全は確保されておらず、大事故の予兆すら感じられる。
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by kazu1206k | 2007-04-21 11:00 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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