カテゴリ:脱原発( 1017 )

7年前の異議申立で聴聞会!東電福島原発のプルサーマル用MOX燃料処分

今日、7月12日に、7年前の福島原発でのプルサーマル用MOX燃料合格証への異議申立で意見聴取会を行うという通知が、6月19日に、保安院からの郵便で届いた。
何と7年も前の異議申し立てに対し意見聴取会を行うという。
総務省によれば、異議申立ての処理期間は 8割以上が3ヶ月以内であり、1年を超えるものは6%程度とされており、6年以上も「たなざらし」とするのは、異例である。
まさに、行政の怠慢。
手続上、申立に決定をだす前に、意見聴取を行わなければならないので、形ばかりの意見聴取会を実施するもので、本件意見聴取会の7年にも及ぶ開催時期の遅延は、異常というべきである。

この異議申し立ては、1999年9月、英国BFNL社製MOX燃料の検査データ捏造が発覚したにもかかわらず、規制当局の通商産業省が、ベルゴニュークリア社製の東京電力福島第一原発3号機用のMOX燃料の審査の際、不正の有無や品質保証データの公開など独自の調査を放棄して、フランスから福島第一原発3号機に海上輸送されたMOX燃料に輸入燃料体合格証を交付したことに対するもの。
この処分は、ベルゴ社製MOX燃料のデータ公開を求める県民の声を無視して、東京電力側の利益を優先し燃料の健全性を担保する安全確認を怠っており、福島県民ひいては国民の安全と安心をないがしろにした安全義務違反であり、行政としての不作為にあたる。

その後、2001年、福島県知事は、福島第一原発3号機のMOX燃料装荷を受け入れず2002年には、東京電力のひび割れ隠し事件が発覚し、福島県はプルサーマルの事前了解を白紙撤回した経緯がある。

いまや、福島第一原発3号機のMOX燃料は製造後7年以上経過しており、長期保管したMOX燃料もさや管も劣化している。特に、アメリシウム241が貯まって、燃料の組成が変化していることと燃料被覆管の腐食の進行していることは重大である。年数が経過した燃料の利用は、その健全性に疑義があり、安全性が確認されていない以上、その使用は到底認めらない。
新品を前提とした輸入燃料の本件処分の妥当性の議論は、現時点で既に成立しない。
むしろ、合格処分の妥当性を自ら見直し、合格処分の取消しが順当である。

わたくしは、申立人のひとりとして、意見陳述書を参加者に託した。
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by kazu1206k | 2007-07-12 08:02 | 脱原発 | Comments(0)

鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ–世界の終わりに–」をみる

e0068696_1045357.jpg6月7日、鎌仲ひとみ監督「ヒバクシャ–世界の終わりに–」の試写をみた。

1998年、バグダットの小児病院白血病棟で、ベッドに横たわる少女。
鎌仲監督との短い会話、故郷の絵を描いてあげると約束する少女。
その数日後、14歳のラシャ・アッバースが亡くなる。
イランイラク戦争で父親は死に、母親は少女を連れて南のバスラからやってきた。
しかし、必死の看病も空しく、アメリカの経済制裁のため薬は手に入らない。
彼女は白血病で亡くなる。
鎌仲監督に「どうか、わたしを忘れないで」というメモを残して…

劣化ウラン弾の放射線で苦しみ、
死んでいくイラクの子どもたち、
低線量被曝で死んでいくヒロシマのヒバクシャ、
そして、アメリカのハンフォード核工場の風下で
放射能汚染でがんに冒され次々と死んでいく人々。
私を忘れないで…。

参加者から、多くの人にこの事実を伝えよう、
監督の話も是非聴きたい、と声が高まり、
「ヒバクシャ」の上映と監督の講演が決まった。

再びいわきに来ていただけないかと、
早速、鎌仲ひとみ監督に話す。
鎌仲監督は、「8月18日なら行けるよ」と、快諾してくれた。


川田龍平を応援しています
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by kazu1206k | 2007-06-09 10:23 | 脱原発 | Comments(0)

全国の市民団体が制御棒引き抜けや不正処分で原子力保安院と交渉

e0068696_21562716.jpg並んだのは、経済産業省に属する原子力・安全保安院のお役人。
5月25日、東京霞ヶ関の経済産業省別館4階の会議室に、全国30の市民団体の代表15名が交渉に臨んだ。
これは、臨界事故隠しなどの不正に対して、保安院が保安規定違反を認めながら、安全の保障もなく停止などの行政処分を行わないことに対するものだ。

冒頭、市民団体は、「不正問題に対する処分を見直し、保安規定違反が認められた原子炉について、原子炉等規制法第33条を適用し、原子炉設置許可の取消し」と「構造的欠陥が明らかになった制御棒駆動機構を持つ沸騰水型原子炉に対して停止指示を出すこと」を求めた要望書を提出した。
交渉は、
1.臨界事故発覚の経緯
2.臨界事故の実態と原因把握
3.制御棒引き抜け防止対策
4.保安規定違反による行政処分
の4点について、約2時間近く行われた。
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by kazu1206k | 2007-05-23 22:18 | 脱原発 | Comments(0)

東京電力は、臨界事故の運転日誌や引継ぎ日誌など情報の公開を。

 4月25日の東京電力との交渉では、3月27日提出の「東京電力の臨界事故隠し抗議!全原発の停止・総点検、法令違反プラントの設置許可返上を求める申し入れ書」への回答を中心にやりとりしました。
以下は、一部始終のメモです。

(申入れ)欠陥ブレーキ=制御棒をやめ、直ちに全原発を停止して安全管理体制の総点検を行うこと。
(回答)BWRの制御棒駆動機構は十分実績があり、構造上問題ない。引き抜けは水圧調整がまずかったからであり、情報を共有すれば大丈夫だ。設備の安全上の問題はない。
(再質問)操作手順の変更で安全は担保されるのか疑問だ。水圧調整を言うが、福島第一原発1から5号機のリターンラインは撤去されているはず、現場をわかっていない、説明せよ。→次回回答

(申入れ)制御棒の引き抜け事故、臨界事故の情報は、東芝などメーカーを含め、全て公開すること。
(回答)3月30日の国に提出した報告書に公開している。
(再質問)一部しか公開していない。福島第一原発3号機の臨界事故を、運転日誌と引継日誌を公開して、説明せよ。→次回回答

(申入れ)BWR原発固有の構造的欠陥を直視して、幹部はじめ社員、メーカーに、臨界安全技術と知識の習得をやり直すこと。
(回答)構造欠陥はない。臨界の知識、技術、再発防止対策など、訓練の場で臨界安全を習得する。これは、申入れの内容通りに対応したい。

(申入れ)過去に遡り、法令違反の全てのプラントは、原子炉設置許可の返上を自主的に行うこと。
(回答)信頼を損ねたことを重く受け止める。4月20日、行政処分の通知受け、適切に対処したい。設備の安全上は問題ないので、設置許可返上や運転自粛は考えていない。
(再質問)法令違反を認めないのか、開き直りでゆるされない。→次回回答

(申入れ)安全無視、法令違反、不正体質、企業倫理欠如の組織的欠陥をただし、トップリーダー等 経営陣は電事連会長を含む全ての役職を辞任し、今後の対応を明確にすること。
(回答)3月30日の社内人事と社内組織の改編で対応する。追加措置は考えていない。
(再質問)3月人事など誰も責任を取っていない。原子力立地本部の現地移転、取締役の家族は現地に居住すべきだという声がある。信頼回復というなら、その前提をつくるべきだ。→次回回答
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by kazu1206k | 2007-05-13 12:20 | 脱原発 | Comments(0)

電力不正を擁護する経産省の処分に抗議、法令違反原発は即時停止!

脱原発福島ネットワークと双葉原発反対同盟は、経済産業省原子力安全・保安院の福島第一検査官事務所で、東京電力等の不正に関する行政処分について、経済産業大臣と保安院長宛の抗議文を、4月25日提出した。

両団体は、東京電力などの不正について、原子炉等規制法に違反したプラントは、設置許可の取消しまたは運転停止の厳正な処分を行うことや、既に1年間の運転停止処分を受けている東京電力福島第一原発1号機は、設置許可の取消し処分を行うことなどを、去る2月16日に申し入れていた。
しかし、4月20日発表された行政処分では、保安規定違反で設置許可取消処分に該当する事案も運転停止命令さえ出されず、東京電力など4社・9基の原発に対し、保安規定の変更命令と定検を数週間延長するというものだった。

経産省と保安院は、臨界事故隠しや1万件以上におよぶ不正を見抜けなかったため、厳しい措置をとらないことで自らの責任を回避した。
地域独占の電力会社の安全性軽視と隠ぺい体質は、経産省と保安院の企業擁護策によって醸成されていることは明確だ。
志賀原発や福島第1原発3号機の臨界事故について、「操作手順の問題」で済ませようとしているが、各地の制御棒引き抜け事故は、複雑な隔離操作と水圧調整によって制御棒を制御するBWR原発固有の制御棒駆動系の構造的欠陥である。
誰も責任を取らない電力会社と、マスコミさえ「甘い処分」と評した国の責任放棄の醜態は、福島県民の中に怒りと不信を増幅させている。

経産省と保安院は、法令違反原子炉を速やかに停止させるとともに、原子力安全・保安院を経済産業省から分離して、安全検査体制を一新すべきである。
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by kazu1206k | 2007-05-01 21:47 | 脱原発 | Comments(0)

法令違反の原発も停止なし!国民より事業者を守る経産省原子力保安院

20日、北陸電力志賀原発や福島第1原発3号機の臨界事故隠しなど、1万646回の電力不正について、甘利経済産業大臣が行政処分を発表した。 

経産省は、316事案と認定した不正行為の悪質度を4段階に分類し、最も悪質で、原子炉等規制法と電気事業法に抵触する可能性が高く、安全確保に悪影響を与えた不正行為として、原子力11事案、水力21事案、火力18事案の計50事案を認定。
最も深刻な「法令が確保しようとする安全が損なわれたもの」と評価した原発は、志賀1号機と福島第1・3号機の臨界事故隠しなどが該当するとし、志賀原発1号機の臨界事故隠しは、8段階の国際的な事故評価尺度でレベル2(異常事象)と暫定評価。

原発に関しての原子炉等規制法と電気事業法に基づく行政処分は、北陸電、東京電力、中国電力、日本原子力発電の7原発9基だが、志賀1号機や福島第1原発3号機の臨界事故隠しについて、「安全は既に確保されている」として設置許可取消しや運転停止処分はなく、重大事故が経営責任者にすぐに通報されるように保安規定の変更命令と、直近の定期検査で期間延長による原子炉停止中の安全装置の作動確認等の特別検査の実施などというものである。

予想通り、とはいえ、ひどい内容だ。
すべて過去を不問にし、電力会社の経営利益を優先させている。
国民の安全と安心は二の次である。
原子力推進を事業者と一体になって進めてきた経済産業省とそこにある原子力安全・保安院が、厳しい処分を出して、国民の安全を確保するなどというのは、やはりあり得ないことだった。

これでは福島県民はじめ全国の立地町住民は救われない。
われわれ福島県民は、このような国民の安全と安心を軽視した行政処分は認めない。
こんな処分で、信頼を回復できると思ったら大間違いである。
電力に対する県・地元自治体や住民の信用は完全に失墜しており、信頼回復など到底あり得ない話だ。
依然として、東京電力トップの経営責任が問われている。
原子力安全・保安院は、経済産業省から分離独立させないとだめだ。
未だ、原発の安全は確保されておらず、大事故の予兆すら感じられる。
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by kazu1206k | 2007-04-21 11:00 | 脱原発 | Comments(0)

制御棒脱落は、市民への警告ー臨界事故の衝撃

 一万六四六回。東京電力など電力十二社の不正の回数である。このうち四割ちかい不正は東京電力だ。電気事業法や原子炉等規制法等の法令違反を重ねた違法操業を行いながら、原発の設備利用率の向上を自慢し、データ改ざん・ねつ造・偽装を「生活の知恵的なものではないか」と社長が公言していた。他にも違法行為が隠されているのでは?疑念は残る。

 衝撃は、日本最初の臨界事故が、東京電力の福島第一原発で起きていたことだ。大熊町の第一原発三号機で七八年に発生した臨界事故が二十九年間も隠され続けてきた。
原子炉の安全保護系の中心は制御棒である。車のブレーキだ。そのうち五本が引き抜け脱落して、核燃料の核分裂反応が連続しておこる臨界に達し、七時間半も原子炉をコントロールできなかった。一歩間違えば大事故に発展する可能性があったが、日本初の臨界事故は隠された。それ以降五つの原子炉で制御棒脱落事故が頻発。九九年には、東海村の臨界事故で多数の死傷者を出すに至る。最初の臨界事故が公表されていれば、東海村での臨界事故と犠牲は防げたと考えられ、東京電力の事故隠しが人命を奪う一因になった。

 専門家からも、東京電力の臨界安全技術と運転管理に懸念が強まる。一方、重力に逆らって炉心底部から上部方向に挿入する沸騰水型原子炉の制御棒駆動機構と制御システムの欠陥や制御棒一本の落下事故しか想定していない国の安全審査の欠陥も指摘されている。
 既に八八年、米原子力規制委員会は、制御棒脱落の可能性を沸騰水型原子炉メーカーに警告していたという。それを知りながら、東京電力と東芝や日立、国は、沸騰水型原子炉という欠陥炉を騙し騙し使い続け、国民を危険にさらし続けてきた。その罪は深く重い。

 制御棒脱落は、市民への警告であろう。チェルノブイリ原発事故で、今も三〇キロ圏内に人は住めない。同じ環境のいわき。大事故の前に欠陥炉を止めよう。まだ間に合う。
(日々の新聞4月15日号「私の見方」)
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by kazu1206k | 2007-04-16 22:05 | 脱原発 | Comments(0)

映画「六ヶ所村ラプソディー」と鎌仲ひとみ監督を囲むつどい

核燃料再処理工場のある六ヶ所村で核とともに生きる人々を追った、長編ドキュメンタリー映画「六ヶ所村ラプソディー」。
4月29日の日曜日の午後、“映画「六ヶ所村ラプソディー」と鎌仲ひとみ監督を囲むつどい”を開催いたします。

鎌仲ひとみ監督はこう語っています。
「賛成、反対を超えてその内実や意味を見つめてみようとこの映画を作った」「原子力、それは一方では未来の可能性であり、また一方では命を脅かす存在として捉えられている。六ヶ所村の人々はそれぞれ、自分自身の選択を生きている。そんな人々の暮らしや日常から私たちの未来が立ち上がってくる。」と。

東京電力の臨界事故隠しはじめ、全国の電力会社で原発の事故隠しが発覚。不正に運転してきた違法操業が明るみになっています。
全国の原発で発生した使用済み核燃料は、青森県六ヶ所村に集められ再処理してプルトニウムを抽出、プルサーマル用のMOX燃料に加工します。この再処理工場は今試運転中で11月操業開始の予定です。
再処理工場、MOX燃料工場、低レベル核廃棄物処分場などの核燃料サイクル基地が青森県六ヶ所村につくられました。しかし、行き詰まった原発とプルサーマル計画の現状で、このまま核燃料サイクルの道を進んでいくべきなのか、立ち止まって考えることが必要です。

多くの方にみていただきたい映画です。監督のお話を聞いて考えるきっかけになればと思います。
つどいの成功に向けてご協力頂ければ幸いです。
チラシやポスターも配布しています。ご連絡頂ければと思います。
第3回目の実行委員会を下記の日程で開きます。是非、お力をお貸しください。

● 第3回実行委員会のご案内
4月5日(木)午後7時〜9時  いわき市文化センター 3階和室1
連絡先:映画「六ヶ所村ラプソディー」と鎌仲ひとみ監督を囲むつどい実行委員会(電話58-5570佐藤)
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by kazu1206k | 2007-04-02 09:49 | 脱原発 | Comments(2)

BWR原発の全面的運転停止を求める保安院への要請

制御棒の構造的欠陥が明らかになったBWR原発の全面的運転停止を求める原子力・安全保安院への要請行動(お知らせ)

BWR(沸騰水型原子炉)での臨界事故と事故隠しに抗議します。
志賀1号機には停止措置をとったのに,同じく臨界事故を起こした福島第一原発3号機をはじめ,制御棒駆動機構に構造的な欠陥を抱えていることが明らかになった他のBWRになんらの措置を講じない国に抗議します。
安全装置の中核である制御棒の引き抜け事故,臨界事故を頻発させ,隠ぺいしてきたことは,もはや電力各社に原発を運転する資格のないことをはっきりと示しています。
わたしたち全国のBWRを案ずる市民は、以下のとおり、要請行動を行います。 

3月29日(木)
14:00 原子力安全・保安院申し入れ 経済産業省本館地下1階 集団面談室
15:00 経済産業省記者クラブで記者会見
16:00〜17:30 「臨界事故を考える緊急集会」〜BWRは欠陥原発!〜
           参議院議員会館第一会議室
            申し入れと各地からの報告
            福島 新潟 静岡 首都圏 他

呼びかけ/BWRを案ずる全国の市民
連絡先/福島老朽原発を考える会,原子力資料情報室
   〒164-0003 東京都中野区東中野1-58-15寿ビル3F
TEL03-5330-9520 FAX03-5330-9530
原子力資料情報室
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by kazu1206k | 2007-03-29 07:20 | 脱原発 | Comments(0)

東電の臨界事故、沸騰水型原子炉の安全保護系に構造的欠陥

27日、脱原発福島ネットワークなど市民グループの代表団10名は、東京電力の臨界事故隠しに抗議行動を行い、全原発の停止・総点検、法令違反プラントの設置許可返上を求める申し入れを行いました。

東京電力は、プルサーマル計画を最初に予定していた福島第一原発3号機の臨界事故隠しを公表しました。しかし、一歩間違えば大事故に発展する可能性があるにもかかわらず、安全保護系の中心=制御棒の引き抜け事故を5つの原子炉で頻発させ、臨界事故を隠ぺいしてきたことは、東電の臨界安全技術に欠陥があり、原発の運転資格がないことを示しています。

福島第一原発3号機の臨界事故隠しで、あらためて沸騰水型原子炉(BWR)固有の構造的欠陥も明らかになりました。
ひとつは、重力に逆らって炉心底部から上部方向に挿入する制御棒駆動機構の構造的欠陥です。東電の「安全側に働くから問題ない」「インターロックだから大丈夫」という説明はウソでした。
また、低出力運転時の不安定性の問題という欠陥も明らかです。緊急停止を隠した事案は、原子炉停止操作中の低出力運転時に出力上昇したもので、2月の第一原発4号機の停止中のタービン緊急停止、第二原発4号機の起動中の原子炉緊急停止など低出力運転時の不安定性を示しています。
国の安全審査の欠陥も明白です。設計基準事故の想定は、制御棒1本の落下事故のみです。今回のような複数の制御棒落下事故を想定していない不十分な安全審査は、安全上無力です。
まさに沸騰水型原子炉(BWR)の安全保護系と安全管理体制の構造的欠陥です。

原子炉の構造に安全上問題があること知りながら隠蔽し、国民を危険にさらし続けている国と東電や東芝の企業姿勢は許されるものではありません。

申し入れ項目は下記の通りです。
1、欠陥ブレーキ=制御棒をやめ、直ちに全原発を停止して安全管理体制の総点検を行うこと。
2、制御棒の引き抜け事故,臨界事故の情報は、東芝などメーカーを含め、全て公開すること。
3、BWR原発固有の構造的欠陥を直視して、幹部はじめ社員、メーカーに、臨界安全技術と知識の習得をやり直すこと。
4、過去に遡り、法令違反の全てのプラントは、原子炉設置許可の返上を自主的に行うこと。
5、安全無視、法令違反、不正体質、企業倫理欠如の組織的欠陥をただし、トップリーダー等 経営陣は電事連会長を含む全ての役職を辞任し、今後の対応を明確にすること。
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by kazu1206k | 2007-03-27 21:56 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


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