カテゴリ:文化( 49 )

平成版 ちゃぶ台の詩

 11月26日夜、いわきアリオス中劇場で、いわき演劇祭2016の「平成版 ちゃぶ台の詩」を鑑賞させていただきました。8月から11月の3ヵ月をかけた「いわき演劇祭2016」の9団体による8公演のおおとり、劇団いわき小劇場・劇団いわき青春座の合同公演でした。
 この「ちゃぶ台の詩」は、10年前、小名浜高校の創立100周年記念で公演されたもののレメーク版で、演出・脚本も、当時と同じ石原哲也さん。部の顧問が石原哲也さんでした。
 この日も、笑いあり涙ありの1時間40分を堪能させて頂きました。このいわきで生きる家族をテーマに、家族生活の中にある政治や炉心熔融した原発ありで、社会風刺も効いてました。素晴らしい出来映えでした。
 いわき青春座は、小名浜高校演劇部の0Bによって結成された劇団です。これからも、地元の劇団としてご活躍されることを、大いに期待しています。
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by kazu1206k | 2016-11-30 22:00 | 文化 | Comments(0)

久しぶりの中村敦夫さん

 10月23日午後、久しぶりに中村敦夫さんにお会いしました。今回は、小学校の同窓会に出席のため、いわきを訪問されました。震災と原発事故後、浅田次郎さんなど日本ペンクラブの作家の皆さんがいわきにいらしたときにお会いしてから4年近く経ちます。
 敦夫さんは高校の先輩ということもあって、今から44年前「木枯らし紋次郎」に出演されている頃、当時の私の裁判支援をお願いするため、京都でお会いして以来のおつきあいになります。去年の選挙でもメッセージを頂くなど、人生の節目節目でお世話になってきました。
 日々の新聞の皆さんもご一緒して話しが弾みました。特に、原発事故後を取り上げた新作の朗読劇のお話しには、熱がこもりました。全国の原発立地県で公演したいと仰ってました。是非、いわきや県内で公演し、全国に発信したい内容と伺いました。
 また、以前には大学で仏教哲学の講義もされていたそうですが、なんと出家されたとのことでした。今度、ゆっくり説法をお聴きする機会をつくりたいと申しあげました。
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by kazu1206k | 2016-10-27 22:47 | 文化 | Comments(0)

磐城地区文化祭、江名公民館まつり

 第48回いわき市民文化祭は、10月から2ヶ月間、市内各地の文化施設・公民館を会場に、芸能や文芸などの各分野で活動する文化団体、サークルが日頃の活動の成果を広く市民に発表する32の行事として繰り広げられています。
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 10日23日、秋晴れのもとで、小名浜公民館と同市民会館で、第39回磐城地区総合市民文化祭が開かれ、磐城地区文化協会に集う市民の皆様が日頃の文化活動の成果を発表しました。展示の部は22日から、伝統生け花や盆栽、絵画、水墨画、書道、革細工、手編み、陶芸等の力作が会場所狭しと展示されておりました。芸能の部は23日で、市民会館の舞台では、コーラス、日本舞踊、民謡、箏曲、ハーモニカ、マジック、バレエ、軽音楽などの芸能が5時間にわたって演じられ、会場には市民が詰めかけていました。午前11時過ぎ、小名浜公民館のサークルや地域の伝統芸能継承をめざす文化活動団体の活動と頑張りに敬意を表し、舞台あいさつさせて頂きました。
 また江名公民館まつりも開かれました。皆様それぞれ地域の皆さんともども楽しい時間を過ごしていました。
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by kazu1206k | 2016-10-23 22:38 | 文化 | Comments(0)

「奥州磨崖佛紀行」のご案内

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「縄文の会」より「奥州磨崖佛紀行」のご案内が届きました。
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世界遺産を尻目に
         達谷窟をまっすぐ

 二十一世紀という廃墟にお暮らしの皆さま、コンニチワ! 異次元紀行のご案内です。

 「縄文の会」は、文明開化の恩沢に浴している人びとから、廃墟として見捨てられた場所(トポス)を訪ないながら、原始古代の人びとの「こころ」を尋ねる試みを続けてきました。思うにかの遠い昔にかぶせられる「野蛮・迷曚」とはじつはそっくり利便と福利と安全を主題とするこの時代のものです。わけのわからぬままことばを失い存在の根拠さえ喪失し生きることも死ぬこともただ目をつぶって都合のよいことだけつぎ合わせて通り過ぎているわたしたちを驚かすものに、足を少しずらすだけでわたしたちは遭うことができます。まして「旅」なら否応なしに異次元を見せてくれましょう。
 さて今回は「磨崖佛」です。縄文とは一見無関係に見えますが、ヤポネシアの佛教は、とくに学術佛教や国家佛教でない修験道は、伝説的な役行者いらい、どうしたら原始の「こころ」をくぐって神佛の道を立てられるかという点に苦心と努力を重ねてきました。そしてその追究の上で民衆のなかに武骨な道が立ったわけです。歴史を端折ればその道も明治維新になって、新しく生かされもせず鹿鳴館政府から佛教と神道の混ぜ物のように見なされ解体を迫られました。文明開化の浅薄さを示す出来事ですが、現在の文化も国家もわたしたちの考えも隈無くその浅薄破壊の繰り返しの延長上にあるのは云うまでもありません。
 達谷窟には、延暦年間にヤマト国家と蝦夷共同体の大規模な闘争のあとで、蝦夷共同体の根拠地の跡に、ヤマトの戦勝を刻んで毘沙門堂が建立されています。ほんとうは何が祭られているかはよくよく見て知るべきでしょう。なにより此処は羽黒修験によって聖域神域とされています。
 ところで石城地域にもヤマト国家の覆いを剥がせば足下に埋もれて縄文時代からの遺跡が残存しています。おおかたは公園、住宅団地や工業団地の敷地としてそそくさと潰され産業と市民の文化生活に供されてしまいましたが、見ようとすれば見えるのです。見えなければ幻視すれば良いのです。それらのことごとのうち石城の磨崖佛はたいていは佛教以前の祭礼の場所(墓地)の近傍にあります。いまや何事でもないかのように通り過ぎられたり、市街の背後のやぶの中にひっそりと隠れあるいは使われなくなった間道の入口におのづから風化しつつあります。もともと聖霊である「ほとけ」は岩壁の岩を解いて顕れたものですからまたも解けて雲霧のように消え隠れ行くのは縄文の「ほどきの思想」からたどるべきその名にふさわしいものです。
 さて短かな旅ながら何よりもみなさまの日常をはなれた「こころ」で岩壁や洞窟と対面がなされ、そこに幾許かの驚きとその波紋があることを幸として念願いたしましょう。

南無 諸佛 地水火風空 のうまく さまんだ ぼだなむ あ・び・ら・うむ・けむ(修験の祈り)

「奥州磨崖佛紀行」(縄文の会)スケジュール

◇ 日時
2016年11月22日(火)7:00出発~19:10着
◇ 行程
いわき市役所前7:00出発 = 郡山経由 = 東光寺岩切磨崖仏群10:00着~11:00出発 = 厳美渓12:30着~昼食~14:00出発 = 西光寺達谷窟14:10着~15:10出発 = 郡山経由 = いわき市役所前19:10着
◇ 参加費:5,800円(昼食代込)
◇定員30名

◎申し込み/問い合わせ
☎:090-7525-5396 担当:すずき
たくさんのみなさまのお申し込みをお待ちいたしております(*^-^*)!
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by kazu1206k | 2016-10-20 22:45 | 文化 | Comments(0)

第10回いわきアート集団美術展

 9月27日午後、いわき市文化センターで開催中の「第10回いわきアート集団美術展」に伺いました。2006年に設立された「いわきアート集団」は創立10周年を迎え、29日まで、いわき市平の市文化センターで毎年恒例の美術展を開いています。今年は、集団の46人の作家が絵画や彫刻、版画、陶器など多彩な新作約120点を出展しています。
 また、10月6日から11日までは、市内平中平窪の常勝院と同好間町北好間の龍雲寺で「創立10周年記念二寺院美術展」を開く予定です。同展では43人が小品を中心に展示して販売します。
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by kazu1206k | 2016-09-27 22:22 | 文化 | Comments(0)

いわき芸能フェスティバル

 9月24日、いわきのスーパーパフォーマンス集団・いわき芸能倶楽部の『第17回いわき芸能フェスティバル』がいわきPITで開催されました。いわき芸能倶楽部は、1997年に発足、落語・マジック・音楽等の芸を通じて『笑い』でいわきを元気にしようと活動をしているボランティア団体で、公民館のでの催しや各種イベントへの出演をしてきました。
 今回のテーマは「くも」で、天の雲から地の蜘蛛まで「くも」を話芸・大道芸で出演者15組が様々に表現しました。
 今年は、いわきで活動する劇団といわきに縁の深い劇団が集結ししてお届けする「いわき演劇祭2016」(平成28年度劇場・音楽堂等活性化事業)の一つで、主催がいわき演劇の会・いわき芸術文化交流館アリオスとなりました。

●昼の部の出演は、以下の通りでした。
 コント集団 稲庭うどん
 さい
 小澤洋
 縁美寛
 ゲスト:彦一団子。和菓子ジャグリングで会場を沸かせました。本物の和菓子職人で静岡で和菓子店を経営しているそうです。
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 カチート・ミケロ
 けん玉8。山木弘行さん。けん玉八段。今や、公益社団法人日本けん玉協会の理事長さんです。
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 古扇亭唐変木。落語家の唐変木さんも孫を持つ年頃になって、孫の幸せを願って、新作落語「孫帰る」を披露しました。
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 大トリの悠雲。福島の大道芸団体『大道GATE』に所属して、大会での優勝経験もある実力派のパフォーマーです。
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by kazu1206k | 2016-09-24 22:43 | 文化 | Comments(0)

第24回いわき陶芸協会展

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 第24回いわき陶芸協会展が、いわき市文化センター3階展示場を会場に、8月3日から開催されました。出品点数165点、55名の会員の力作が出展され、ロクロ体験コーナーや中国茶のふるまいもあり、焼きものを通して地域文化の向上をめざしていきたい、という佐藤繁忠会長の心意気がつたわりました。
 わたしは、毎年、春のゴールデンウイークと秋の文化の日ごろに開かれる「益子の陶器市」に、連れ合いと出かけ、益子焼から日用品まで作家さんや窯元の職人さんの焼きものを楽しませて頂いています。
 全国各地を訪ねる機会も多いのですが、その土地の歴史や風土、文化から職人さんたちの手によって生み出され、生き続けている焼きものに触れるのがとても楽しみです。ほっと、心が和みます。
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by kazu1206k | 2016-08-06 23:27 | 文化 | Comments(0)

「そこにある縄文を思う」のご案内

縄文ナビゲーターの遠藤さんから「そこにある縄文を思う」のご案内が届きました。
4月15日(金)10:00~12:00、いわき市小名浜公民館で、第一回「集まり」です。

そこにある縄文を思う

欧米が縄文に注目しているそうです。縄文土偶が億で取引されています。
なぜ注目するのか。縄文に「知性」があることがはっきりしたからです。
知性があれば、イルカやクジラと同じように尊重されます。
一万年も持続した文明、すばらしい知恵、隠された技術、すばらしい業績・・・
称賛のことばでまかり通っているのは、けれどもいつもの「世の中」の論理です。
縄文を勘定し複式簿記に記入して遺産にかぞえ、檻に入れるつもりです。

 縄文の業績や結実は、ただの結果です。探し出された知性などというのは、もがき苦しんだ大きなこころのしわの端くれにあるものです。部分や部品としての機能性や能力を、そして部品の集まりとしての〈あなた〉の全部を、あくまで求められる世の中で、それに対峙しひとつの全体であろうとするものは「こころ」です。あなたにはこころがないの、と都合の良いときだけ要求されるこころでなく、全体としてのこころです。ご存知ウィルス、アメーバ、ムラサキホコリカビ、ミジンコ、メタセコイア、ヤマネ、ドブネズミそしてヒトまで、こころでない生き物はありません。〈ヒト〉の栄華( 繁栄、安全、平和、幸福、延命) のため持てる身肉をすべて差し出すように求めるあれやこれやのヒューマニズム( 人間主義) のもとで、絶対的に無視されているのは「こころ」であるという矛盾を、この愚かな知性はやすやすといや楽しく耐えることができていましょう。

 縄文を思う、とはなんでしょうか。
 高名なブンカジン、たとえば禅や念仏を体得した鈴木大拙先生、歴史や文化に通暁した司馬遼太郎先生、あのひとたちは日本文化の最良のことがらについてたくさん考えを発表されていますが〈縄文〉には届いていません。その理由は簡単です、つねに出来事の外側に評価者としているからです。不都合で邪悪な事柄は、反れた道のうえの出来事、外道例外としてしか受容( 除外) できないのです。すぐれた考察ではあっても、一緒に生きている姿ではありません。評価するとは勘定する事です、勘定とはあれとこれを比較打算し、善し悪しを決めることです。つきつめれば〈功利〉、日本古語の〈かむかふ(考ふ)〉のことです。その勘定〉では〈かむかふ〉の向こうにある、いちばんの根っこに届かないのは当然です。

 縄文を思う、とはなんでしょうか。むしろ縄文に思われることです。それは出来る事でしょうか。縄文をこの手に獲得するのではなく、評価して養分だけ略取するのでもなく、縄文の中に身を置いて、じぶんのなかにある〈縄文〉が起きあがるのを待つことです。それはほんとうに出来る事でしょうか。

 地面をいくら掘っても縄文は出てきません。縄文のかわらけのかけらがあるばかりです。
わたしたちが掘るのは自分の「こころ」の最下層にある、未明のアフリカからつづく縄文の地層です。アフリカを遠く離れて十万年、ヤポネシアの岸辺にくらしつづけて数万年、そのひとびとの「こころ」は、ここにたしかにあるのです。
                         ( 平成二十八年四月遠藤・記)


縄文のことに関わりそうなみなさま(*^^*)

みなさまに少しずつお話しておりました「縄文を思う…」(仮名)がスタートいたします。
今年は、いわき市から出かけることができる近隣の磨崖仏見学「縄文ピクニック」を中心に、学びの時間を持ちつつ、ピクニックに出かけ、その場所に行くことを繰り返し行っていきたいと思います。

手仕事から、ものごとの道を感じる「手仕事を行う」こともしたいと思うのですが、これはこれで、ちょっと話を広げたら、どんどん広がって感慨深い手仕事がたくさんあることがわかりました。

また、遠野物語に代表されるような、人間とそれいがいのものとのお話も、いわきの物語を掘り起こしつつ、昔のお話と、現代のお話と連動させつつ、時間ではなく「そのこと」を感じる企画で進めたいと考えています。

縄文を歴史の中の文化ととらえ学ぶのではなく、自分がそこに身をおき、なにも考えず感じてみたいと思います。

本日は縄文ナビゲーターの遠藤藤一さんの文章とともに、「縄文を思う…」へのご参加を呼びかけさせていただきます。

4月15日(金)10:00~12:00、小名浜公民館で、第一回「集まり」を行いたいと思います。
特に、ご無理のない中で、ご興味のある方はぜひご参加ください。

スライドやわかりやすい資料で、「なんとなくそんなふうだ」という学びの時間を持ちたいと思います。
ご参加のお申し出をお待ちいたしております。

縄文ナビゲーター助手
      鈴木薫

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by kazu1206k | 2016-04-07 22:25 | 文化 | Comments(0)

『湯長谷藩』近世いわきの藩展

いわき市常磐藤原町のいわき市考古資料館で、近世いわきの藩展『湯長谷藩』が4月16日から8月24日まで開催中です。これは、江戸時代のいわきにあった、磐城平藩、湯長谷藩、泉藩、窪田藩にスポットを当て、年間シリーズ企画として「近世いわきの藩展」が開かれるものです。6月21日に『湯長谷藩』を題材にした歴史エンターティメント映画「超高速!参勤交代」が公開されることもあって、その第一弾が『湯長谷藩』。『湯長谷藩』は、本家磐城平藩の内藤家の分藩として成立、陸奥国の一万五千石の小藩ではあるが、初代政亮から13代政養で明治維新を迎えるまで転封もありませんでした。
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まず、人目を引くのが、「湯長谷藩御陣屋絵図」。これは、明治4年、湯長谷藩の廃藩当時の原図を写したものとされ、城下町の太平桜酒造さんが所有している原本を、カラーコピーしたものです。
 「湯長谷藩御陣屋」は、標高約40mの藤原川の河岸段丘上に築造され、敷地は約6千〜7千坪。表門裏門に左右の柵があり土塁と水堀で周囲を囲い土塁の高さは4〜5尺(約1.2〜1.5m)、水堀の幅は2間あまり(約3.6m)。陣屋内には、大広間や御用人詰所、藩主の居所、家老長屋、武器庫、倉、郷方役所などがあった。館の北西に12軒程の侍屋敷や藩校の致道館があり、東方表門前に10軒程の下屋敷がみえる。さらに東に下り、28・9軒程の湯長谷の宿があり、城下町らしさが垣間見える。
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会場には、文献資料や発掘調査の成果も展示され、『湯長谷藩』の歴史を紐といてくれます。湯長谷藩の藩士の総数は、114名で約半数は江戸詰めでした。当時、家臣数は、領主の禄高に対して、150石につき1名だったそうです。湯長谷藩は一万五千石。
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発掘調査は、平成7年度に御陣屋跡東側の家老屋敷跡種変に宅地造成が計画されたため実施され、建物跡や溝跡の遺構や陶磁器などの遺物が出土しました。
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いわき市考古資料館から2.5キロはなれた下湯長谷町家中跡のいわき市立磐崎中学校敷地周辺に、『湯長谷藩』の御陣屋跡があります。
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現在も、土塁跡、堀跡、武家屋敷跡、城下町の町並みが残る下湯長谷町家中跡地区。
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4代内藤政醇公、13代内藤政養公の墓所がある常磐白鳥町の龍勝寺なども探訪すると面白い。
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by kazu1206k | 2014-04-18 11:24 | 文化 | Comments(0)

脱原発の貴重な出発点ー図書新聞にアサツユ書評

図書新聞の「第3155号 2014年04月19日 (土曜日)」に『アサツユ 1991‐2013――脱原発福島ネットワーク25年の歩み』の書評が掲載されました。評者は、評論家の竹内雅文さんです。

書評のタイトル、見出し。

脱原発を志向する人のための貴重な出発点――福島の脱原発運動の歴史から読み取れる、苛酷事故への必然的な道程と、かかわってきた人たちの無念さ
評者◆竹内雅文

アサツユ 1991‐2013――脱原発福島ネットワーク25年の歩み
脱原発福島ネットワーク編
七つ森書館

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アサツユ 1991−2013
脱原発福島ネットワークの歩み


脱原発福島ネットワーク:編
定価:3,800円+税/発行年月:2014年01月
A5判/並製/912ページ
ISBN978-4-8228-1493-9  C3036

●内容紹介
「2011年3月の福島原発震災、福島第一原発の過酷事故以来、1000日が過ぎました。この原発事故を何とか防ごう、危険な原発を何とか止めよう、としてきた福島県内各地の市民グループのネットワーク」(「まえがき」より)が発行するニュースが「アサツユ」です。1991年7月の創刊準備号から2013年12月発行の267号まで、22年分を収録!

●もくじ
【巻頭対談】「脱原発福島ネットワーク」の軌跡
     佐藤和良(福島県いわき市議会議員)
     武藤類子(福島原発告訴団団長)
  司会・澤井正子(原子力資料情報室)

アサツユ 1991−2013

●まえがき

まえがき──佐藤和良(脱原発福島ネットワーク)

 原発のない社会をめざすネットワーキングニュース「アサツユ」は、1988年にスタートした「脱原発福島ネットワーク」のニュースレターです。1991年7月の創刊準備号から、22年間毎月発行され続け、最新号の2013年12月まで267号を数えます。

 2011年3月の福島原発震災、福島第一原発の過酷事故以来、1000日が過ぎました。この原発事故を何とか防ごう、危険な原発を何とか止めよう、としてきた福島県内各地の市民グループのネットワークが「脱原発福島ネットワーク」でした。

 「脱原発福島ネットワーク」は、1988年の創設以来、福島第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故と再稼働反対・廃炉要求、福島第一原発7、8号機の増設反対や軽水炉でプルトニウムを燃やすプルサーマル計画に反対する「ストップ・プルサーマルキャンペーン」の結成および県民署名運動の展開、原子力発電所の地震対策や津波対策、老朽化対策、度重なる事故やトラブルなどの原因追求、東京電力と毎月交渉する活動や監視活動を25年間続けてきました。

 また、原発を増やさずみどりの地球といのちを守ろうと「うつくしま風のまつり」などのイベント、国内外の専門家を講師にした講演会や学習会、東京電力の不正事件を受けて福島県のエネルギー政策転換を市民レベルから追求した「エネルギー政策市民検討会」の開催と報告書刊行、福島第一原発1号機営業運転40年を前にしたハイロアクション福島原発40周年実行委員会の結成の呼びかけ、そして、3.11原発震災後の被曝の最小化、「原発事故被曝者援護法」の制定と「原発震災集団告発」の提起など、市民の恊働の力を発揮するために、活動を続けてきました。

 この「アサツユ」22年間の縮刷版には、これまでのわたしたちの活動が刻まれております。原発事故を止めようとした福島県民の活動の軌跡です。

 福島原発事故の責任を問う告訴では、スマトラ沖地震後、2005年、東京電力に対して要請書を提出し約半年にわたり地震津波対策を求めた事実の証拠として「アサツユ」を検察側に提出し、東京電力が「事故の可能性を予見できた」「事故回避の可能性があった」ことを主張しました。このことからも、「アサツユ」22年間の記録を市民の共有財産として残す、時代的歴史的価値はあるものと思いました。

 福島原発事故は、今なお、収束の見通しさえたたず、子どもたちをはじめ14万をこえる人々がふるさとを追われ、家族や地域共同体が分断されたまま、避難生活を強いられています。被害者は、放射能汚染と被曝の脅威にさらされながら、心身の疲弊にさいなまれています。

 被曝後の世界を生きる、わたしたちは、ひとりひとりの人間としての再生、生きる権利の確立をめざして活動を続けています。これを手にしたおひとりおひとりが、わたしたちとつながっていくことを願ってやみません。

  2014年1月

●プロフィール
脱原発福島ネットワーク(ダツゲンパツフクシマネットワーク)
 福島県内各地の市民団体のネットワーク、1988年結成。以来、福島第二原発3号機の再循環ポンプ破損事故や東京電力の燃料輸送容器データねつ造問題、圧力容器・炉心シュラウド・再循環系配管等のひび割れ隠し問題、格納容器漏洩率検査データ改ざん問題、制御棒破損問題など福島第一原発、第二原発での数々の事故や東京電力の不正行為を追及。福島第一原発3号機でのプルサーマル計画や第一原発の7、8号機増設計画に対して反対し、県民投票条例の制定運動やエネルギー政策市民検討会の実施、東京電力・行政との交渉を続けるなど粘り強い運動を持続してきた。
 2011年、「原発集中立地県での日本最大の電力会社である東京電力との闘いという困難な条件の下での20年余にわたる運動の継続に敬意を表し、今なお運転再開に向けて画策する官僚・東京電力との今後の闘いに期待して」多田謡子反権力人権賞を受賞。
 ネットワークニュース「アサツユ」を毎月発行。
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by kazu1206k | 2014-04-12 20:41 | 文化 | Comments(0)

佐藤かずよし


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