カテゴリ:文化( 45 )

いわき芸術文化交流館アリオスの内覧会

e0068696_21414597.jpge0068696_21421226.jpge0068696_21423169.jpg11月2日、いわき芸術文化交流館アリオスの内覧会に参加して、館内を見学した。
写真は、いずれも完成した音楽主目的の大ホール。上は、2階バルコニー席から舞台をみたもの。中は、2階バルコニー席から主階席をみたもの。下は、舞台から客席をみたもの。

PFI事業により建設が進められている「いわき芸術文化交流館アリオス」は、2006年1月から20ヶ月をかけて、音楽主目的の大ホール、小劇場、交流ロビー、レストラン、事務室などの第1期工事を終了。来年4月8日の第1次オープンにむけて準備を進めているところだ。
既に、演劇主目的の中ホール、市民活動室、作業室、大道具倉庫、音響スタジオなどの第2期工事も来年末の完成をめざして工事に入っている。

この文化交流施設の整備をめぐっては、大ホール2000席への増設を求める10万人近い署名運動、市長選挙での見直し公約の実現と建設費用など、いわき市を揺るがす大きな問題となった。
議会でも激論となり、PFI事業による建設工事契約の議決も僅差であった。わたし自身も再三にわたって、本会議で取り上げ、立ち止まって市民合意の形成を求めてきた経緯がある。
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by kazu1206k | 2007-11-09 22:25 | 文化 | Comments(0)

絶望の暗闇の果て…芋がらの煮物。映画「武士の一分」。

今年もとうとう師走。
12月1日は「映画の日」。この日、映画「武士の一分」が公開された。
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く、山田洋次監督の時代劇だ。
藤沢周平原作・山田時代劇三部作の最後を飾る劇映画ときいて、妻と二人で出かけた。

妻とつましく暮らす海坂藩の下級武士三村は、藩主の毒味役をつとめて失明。絶望して自害しようとする夫を思いとどまらせる妻。愛する妻は家禄を守ろうとして上司の罠にはまる。夫は妻を離縁するが、真実を知って上司に復讐を誓う。藩内きっての剣の使い手に盲目の剣で果たし合いに臨む。「譲れない」一分にいのちをかけて…。

山田監督は「映画「武士の一分」は優しい愛妻物語であり、白刃閃く復讐譚でもありますが、この映画を通して、ぼくたちは江戸時代の地方の藩で静かに生きていた先祖たちの姿を敬意を込めて描く、ということをしたいと思います」とメッセージを寄せている。
言葉に違わぬ仕上がりだ。
「手作りの芋がらの煮物」で、ラストシーンは一気に泣かせる。

劇中、復讐に燃える三村が剣術道場で免許皆伝の時授かった師匠の言葉を口にするシーンがある。
「ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必至すなわち生くるなり」。
吹っ切れた感じがした。
心の奥底から不思議な勇気が湧いてくるのを感じた。
帰りがけ、妻が「手作りの芋がらの煮物」のことを言った。
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by kazu1206k | 2006-12-03 16:31 | 文化 | Comments(0)

芸術の秋、市民文化祭はじまる

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菊薫る秋、芸術の秋。
第38回いわき市民文化祭がはじまりました。
10月、11月の2カ月間にわたり、市内各地の文化施設・公民館を会場に、芸能や文芸などの各分野で活動する文化団体、サークルが日頃の活動の成果を広く市民に発表するお祭りです。

今日22日は、小名浜市民会館と小名浜公民館での磐城地区総合市民文化祭と泉公民館での泉地区総合文化祭に参加しました。
いずれの会場でも、伝統生け花や盆栽、絵画、水墨画、貼り絵、書道、革細工、パッチワーク、手編み、陶芸、川柳等の力作が会場所狭しと展示されておりました。
市民会館の舞台では、コーラス、日本舞踊、民謡、お琴、謡い、詩吟、マジック、バレエ、エアロビックなどあらゆる種類の芸能が6時間にわたって演じられ、会場には大勢の市民が詰めかけていました。

地区文化協会の役員の方々のお話も伺いました。
今回の会場、小名浜市民会館は他の2施設とともに、来年4月から指定管理者制度の導入で民間に管理委託される予定です。
来年からの文化祭の運営の話にもなり、指定管理者のもとでの運営体制がどうなるのかという話題、市民に役立つ運営をとるようにとの要望や老朽化した施設の修繕等、率直なご意見をお聴きしました。

いま、大きな議論を呼んだ文化交流施設の建設も、平成20年春の第1次オープンをめざして急ピッチ進められています。
文化団体との意見交換も始まっていますが、自主事業や市民参加の運営など、様々論議を深める必要な点があります。
市民参加の、市民本位の、文化行政を進めたいとあらためて思うところです。
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by kazu1206k | 2006-10-22 17:13 | 文化 | Comments(0)

平市民会館緞帳の行方、棟方志功の原画をみる

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平市民会館の緞帳の行方が、少し話題になってきた。
市民の間から、版画家・棟方志功の原画による、平市民会館大ホールの緞帳の破棄を惜しむ声がではじめた。
文化交流施設の建設に伴い、平市民会館が取り壊されるからだ。

棟方志功の「平市民会館・緞帳原画Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ」は、いわき市立美術館に収蔵されている。
原画は1965年制作で、1983年度に総務部より美術館に移管されている。
その緞帳の原画をみる機会があった。
写真は、いわき市立美術館所蔵作品図録から転載させて頂いたが、
上の原画Ⅰ.Ⅱ.は、墨、顔料で、下の原画Ⅲ.Ⅳは、木版、手彩色。
実際は鮮やかな色合いだ。

原画Ⅰ.の図柄は、じゃんがら。
原画Ⅱ.Ⅲ.Ⅳが5人の飛天が舞う天空に太陽と月、いわきの風土、産業の象徴。
原画Ⅰ.Ⅱ.は、まるみを帯びたやさしい筆づかいが、印象的だ。
いつもの木版をけずりだした、あの志功のタッチは原画Ⅲ.Ⅳ。
Ⅱ.Ⅲ.Ⅳと次第に完成度が高くなり、一番下のⅣが緞帳の原画となったようだ。

市立美術館では、これまで2回程度、常設展で展示したという。
今年は、市政40周年で様々な記念行事もある。
この原画の鑑賞も、市民の楽しみの一つだ。

平市民会館の緞帳の再利用については、
他の市民会館など既存のホールで緞帳として活用することや
新設される駅ビルや文化交流施設でタペストリーとして利用することなど
メモリアルモニュメントの一つとして再利用の声が出ている。
市民のご意見をお聞かせいただければと思うところです。

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by kazu1206k | 2006-05-27 09:20 | 文化 | Comments(0)

速報、旧平城の外堀から皿。

今、駅前再開発の工事が進んでいます。もともと駅前周辺は、旧平城の郭のうちで、常磐線の線路は内堀を埋め立てて作られています。駅前再開発ビルの区域は、南から外堀があり、ちょうど田町の銀座通りに不明門とその石垣があったといわれ、そこから城内に入り名のある侍屋敷が並びます。
わたくしは、この再開発工事に伴い往事の平城の外堀の遺構などを垣間みることができないものかと、関心を持っていました。開発を進める市街地整備課の話では、教育委員会の立ち会いのもとで工事を進めるというので、教育委員会に遺構が出たら連絡してほしいと頼んでおいたところ、22日に文化課から連絡がありました。
現場につくと、幅30m近いという外堀跡あたりから、木簡や瀬戸物の破片、杉皮葺きの屋根材などが発見されたとの説明でした。この外掘は明治30年頃に埋め立てられたとのこと、瀬戸物は江戸後期と明治期のものだそうですが、これまでの都市化の波でフジコシや松月堂のビル建設の際の基礎打ちで大部破壊されているようです。


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by kazu1206k | 2006-02-26 20:04 | 文化 | Comments(0)

佐藤かずよし


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