カテゴリ:文化( 49 )

上蔵持のじゃんがら念仏踊り

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 今日は、夕方、鹿島町上蔵持の大日堂でじゃんがら念仏踊りを拝見致しました。
大日如来をまつる、方三間の方形造り、銅板葺きの上蔵持の大日堂は、昭和4年の大火で焼け、昭和9年に再建されました。
 例年8月、この時期に上蔵持の人々がお堂に集まりまつりを行い、じゃんがら念仏踊りが奉納されています。
 いわき地方の、お盆を彩るじゃんがら念仏踊り。
 じゃんがら念仏踊りは、金と太鼓の音にあわせて踊り、やがて見るもの聞くものが一体化して一種の陶酔に至ります。
 鹿島地区では、唯一の上蔵持青年団のじゃんがら念仏踊り、です。
 上蔵持では、一時中断したじゃんがらでしたが、強い熱意で復活したといいます、
各地で継承されている、じゃんがら念仏踊り。沖縄のエイサーにも繋がった、このいわきの伝承芸能を更に興隆させていきたいものです。
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by kazu1206k | 2008-08-03 20:07 | 文化 | Comments(0)

29日まで、いわき陶芸協会展

e0068696_1148884.jpg7月24日から29日まで、第16回いわき陶芸協会展がいわき市文化センターで開催中だ。
主催は、いわき陶芸協会。昨年は陶協15周年特別展を開催したが、今年は会員71名が力作120点を出展している。

秤屋苑子さん、新谷辰夫さん、新谷文代さん、星尚子さん、児玉良介ら5人の顧問の陶芸家も特別出品しており、見応えがある。

特別展示として「浜通りの焼きもの」を展示している。
このうち、「磐城焼」は、1600年後半の磐城平藩主内藤義概氏の時代に御用窯として開窯したもので、窯元に「土作の号」を与えたため一部では土作焼きと称されている。
その後安藤候の時代に、城下長橋町に居を構えていた今宮陶翁に再度窯を開かせ尼子焼と称させたという。
いわき市指定有形文化財の工芸品として、「尼子焼徳利・鉢」が各一口ある。

下は、わたくしの小品。
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by kazu1206k | 2008-07-26 12:16 | 文化 | Comments(0)

いわきアリオス音響テストコンサートに市民がつめかけた

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アリオスのプロデューサーが開会のあいさつで「日本有数の音響性能を持つ大ホールと自負している」と言っておりましたが、4月の第1次オープンを前に、最新の設備機能とスタッフの訓練をかねて、1705席を満席にした時の音響と運営を実際の公演に準じてテストするというイベントです。

今回は、田久保裕一さんの指揮でいわき交響楽団の演奏。賛助として多くのプロ演奏家も参加しました。曲目は、チャイコフスキーの名バレエ音楽「白鳥の湖」とショスタコービッチの交響曲第5番「革命」。

写真は、上から、正面玄関入り口のアリオスのロゴ、1Fチケットカウンター、2F棟方志功の「大平和の頌」陶板のあるカスケード付近、2F大ホール入り口付近ホワイエ、2Fビュッフェ、2階バルコニー席から舞台、2階バルコニー席から3階バルコニー席を望む。

正直なところ、「がっかりラトブ」ならぬ「がっかりアリオス」にならないようにと祈りながらの入館。
期待が膨らむ中で、大勢の市民が、受付につめかけています。
1階から2階3階へと階段を上り、2階のバルコニー席へ座りました。
お隣には、お世話になっている方のお知り合い。「あら、議員さんですね」と声をかけていただきました。ひとしきり、ラトブの話やら、アリオスの管理費用などの話。
前の席にも、あちらの方にも知人がいらして、アリオスへの期待の程がわかります。
はてさて、冒頭のチーフプロデューサー氏のあいさつ。
どうなることか、ハラハラするうちに演奏が始まったという訳です。

さて、音響テストコンサートの結果は、どうだったんでしょうか。
「いわ響もなかなかね。昔のイメージと違うわ」
「木管が結構きこえたね」
「ゲスト演奏家が結構いたものね」
「1階席ではどうだったかしら」
「フォルテシモのとこ、違ってた感じじゃない」
等など、感想をいいながら階段を下りる市民の声が聞こえました。
外に出たら、
「やっぱり駐車場の問題だよね」
「いっぱいだったもの。バスでは来ないよね」
という女性たちの会話が耳に入りました。

さあ、「あっぱれアリオス」になるといいのですが…。
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by kazu1206k | 2008-03-02 22:27 | 文化 | Comments(0)

「覚悟はできてるなんて偉そうなことはいわないで」吉永小百合の映画「母(かあ)べえ」

e0068696_21521350.jpg1月26日、山田洋次監督、吉永小百合主演の映画「母(かあ)べえ」の全国ロードショウが始まった。早速、カミサンと観てきた。
二人とも涙が止まらなかった。

「母(かあ)べえ」は、昭和15(1940)年から日米開戦(1941年)前後の激動の時代の東京を舞台に、二人の子どもとつましくも幸せに暮らす家族、父親の治安維持法による検挙という治安弾圧のなかで、懸命に生き抜いた母と家族の物語だ。

過酷な時代に生きた人々の労苦、人の世のはかなさ、家族の素晴らしさ、人間の尊厳、そして、この時代へ再び足を踏み入れつつあるという現在への問い…。
吉永小百合は優しさとたくましさを兼ね備えた「昭和の母」を演じきった。
昭和という時代を問う感動作となった。

赤紙を受けとり「山ちゃん」が母べえに別れを告げるシーン。
死ぬ覚悟を告げる「山ちゃん」に母べえが泣いてすがりつく。
その時の言葉が心に残る。
「覚悟はできてるなんて偉そうなことはいわないで」

ラストの母べえ臨終のシーン。
「昭和の母」は、未だに救われない。
自衛隊の海外派兵恒久法の制定が俎上にのぼり、憲法9条改憲の動きが進むなか、時代状況が閉塞感を強めている現代に警鐘を鳴らす。
あふれる涙とともに、甚大な犠牲者を出しながら、再びの戦争への道を押しとどめることができていない現在の己の非力さを痛感した。
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by kazu1206k | 2008-01-26 22:59 | 文化 | Comments(0)

いわき芸術文化交流館アリオスの内覧会

e0068696_21414597.jpge0068696_21421226.jpge0068696_21423169.jpg11月2日、いわき芸術文化交流館アリオスの内覧会に参加して、館内を見学した。
写真は、いずれも完成した音楽主目的の大ホール。上は、2階バルコニー席から舞台をみたもの。中は、2階バルコニー席から主階席をみたもの。下は、舞台から客席をみたもの。

PFI事業により建設が進められている「いわき芸術文化交流館アリオス」は、2006年1月から20ヶ月をかけて、音楽主目的の大ホール、小劇場、交流ロビー、レストラン、事務室などの第1期工事を終了。来年4月8日の第1次オープンにむけて準備を進めているところだ。
既に、演劇主目的の中ホール、市民活動室、作業室、大道具倉庫、音響スタジオなどの第2期工事も来年末の完成をめざして工事に入っている。

この文化交流施設の整備をめぐっては、大ホール2000席への増設を求める10万人近い署名運動、市長選挙での見直し公約の実現と建設費用など、いわき市を揺るがす大きな問題となった。
議会でも激論となり、PFI事業による建設工事契約の議決も僅差であった。わたし自身も再三にわたって、本会議で取り上げ、立ち止まって市民合意の形成を求めてきた経緯がある。
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by kazu1206k | 2007-11-09 22:25 | 文化 | Comments(0)

絶望の暗闇の果て…芋がらの煮物。映画「武士の一分」。

今年もとうとう師走。
12月1日は「映画の日」。この日、映画「武士の一分」が公開された。
「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く、山田洋次監督の時代劇だ。
藤沢周平原作・山田時代劇三部作の最後を飾る劇映画ときいて、妻と二人で出かけた。

妻とつましく暮らす海坂藩の下級武士三村は、藩主の毒味役をつとめて失明。絶望して自害しようとする夫を思いとどまらせる妻。愛する妻は家禄を守ろうとして上司の罠にはまる。夫は妻を離縁するが、真実を知って上司に復讐を誓う。藩内きっての剣の使い手に盲目の剣で果たし合いに臨む。「譲れない」一分にいのちをかけて…。

山田監督は「映画「武士の一分」は優しい愛妻物語であり、白刃閃く復讐譚でもありますが、この映画を通して、ぼくたちは江戸時代の地方の藩で静かに生きていた先祖たちの姿を敬意を込めて描く、ということをしたいと思います」とメッセージを寄せている。
言葉に違わぬ仕上がりだ。
「手作りの芋がらの煮物」で、ラストシーンは一気に泣かせる。

劇中、復讐に燃える三村が剣術道場で免許皆伝の時授かった師匠の言葉を口にするシーンがある。
「ともに死するをもって、心となす。勝ちはその中にあり。必至すなわち生くるなり」。
吹っ切れた感じがした。
心の奥底から不思議な勇気が湧いてくるのを感じた。
帰りがけ、妻が「手作りの芋がらの煮物」のことを言った。
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by kazu1206k | 2006-12-03 16:31 | 文化 | Comments(0)

芸術の秋、市民文化祭はじまる

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菊薫る秋、芸術の秋。
第38回いわき市民文化祭がはじまりました。
10月、11月の2カ月間にわたり、市内各地の文化施設・公民館を会場に、芸能や文芸などの各分野で活動する文化団体、サークルが日頃の活動の成果を広く市民に発表するお祭りです。

今日22日は、小名浜市民会館と小名浜公民館での磐城地区総合市民文化祭と泉公民館での泉地区総合文化祭に参加しました。
いずれの会場でも、伝統生け花や盆栽、絵画、水墨画、貼り絵、書道、革細工、パッチワーク、手編み、陶芸、川柳等の力作が会場所狭しと展示されておりました。
市民会館の舞台では、コーラス、日本舞踊、民謡、お琴、謡い、詩吟、マジック、バレエ、エアロビックなどあらゆる種類の芸能が6時間にわたって演じられ、会場には大勢の市民が詰めかけていました。

地区文化協会の役員の方々のお話も伺いました。
今回の会場、小名浜市民会館は他の2施設とともに、来年4月から指定管理者制度の導入で民間に管理委託される予定です。
来年からの文化祭の運営の話にもなり、指定管理者のもとでの運営体制がどうなるのかという話題、市民に役立つ運営をとるようにとの要望や老朽化した施設の修繕等、率直なご意見をお聴きしました。

いま、大きな議論を呼んだ文化交流施設の建設も、平成20年春の第1次オープンをめざして急ピッチ進められています。
文化団体との意見交換も始まっていますが、自主事業や市民参加の運営など、様々論議を深める必要な点があります。
市民参加の、市民本位の、文化行政を進めたいとあらためて思うところです。
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by kazu1206k | 2006-10-22 17:13 | 文化 | Comments(0)

平市民会館緞帳の行方、棟方志功の原画をみる

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平市民会館の緞帳の行方が、少し話題になってきた。
市民の間から、版画家・棟方志功の原画による、平市民会館大ホールの緞帳の破棄を惜しむ声がではじめた。
文化交流施設の建設に伴い、平市民会館が取り壊されるからだ。

棟方志功の「平市民会館・緞帳原画Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ.Ⅳ」は、いわき市立美術館に収蔵されている。
原画は1965年制作で、1983年度に総務部より美術館に移管されている。
その緞帳の原画をみる機会があった。
写真は、いわき市立美術館所蔵作品図録から転載させて頂いたが、
上の原画Ⅰ.Ⅱ.は、墨、顔料で、下の原画Ⅲ.Ⅳは、木版、手彩色。
実際は鮮やかな色合いだ。

原画Ⅰ.の図柄は、じゃんがら。
原画Ⅱ.Ⅲ.Ⅳが5人の飛天が舞う天空に太陽と月、いわきの風土、産業の象徴。
原画Ⅰ.Ⅱ.は、まるみを帯びたやさしい筆づかいが、印象的だ。
いつもの木版をけずりだした、あの志功のタッチは原画Ⅲ.Ⅳ。
Ⅱ.Ⅲ.Ⅳと次第に完成度が高くなり、一番下のⅣが緞帳の原画となったようだ。

市立美術館では、これまで2回程度、常設展で展示したという。
今年は、市政40周年で様々な記念行事もある。
この原画の鑑賞も、市民の楽しみの一つだ。

平市民会館の緞帳の再利用については、
他の市民会館など既存のホールで緞帳として活用することや
新設される駅ビルや文化交流施設でタペストリーとして利用することなど
メモリアルモニュメントの一つとして再利用の声が出ている。
市民のご意見をお聞かせいただければと思うところです。

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by kazu1206k | 2006-05-27 09:20 | 文化 | Comments(0)

速報、旧平城の外堀から皿。

今、駅前再開発の工事が進んでいます。もともと駅前周辺は、旧平城の郭のうちで、常磐線の線路は内堀を埋め立てて作られています。駅前再開発ビルの区域は、南から外堀があり、ちょうど田町の銀座通りに不明門とその石垣があったといわれ、そこから城内に入り名のある侍屋敷が並びます。
わたくしは、この再開発工事に伴い往事の平城の外堀の遺構などを垣間みることができないものかと、関心を持っていました。開発を進める市街地整備課の話では、教育委員会の立ち会いのもとで工事を進めるというので、教育委員会に遺構が出たら連絡してほしいと頼んでおいたところ、22日に文化課から連絡がありました。
現場につくと、幅30m近いという外堀跡あたりから、木簡や瀬戸物の破片、杉皮葺きの屋根材などが発見されたとの説明でした。この外掘は明治30年頃に埋め立てられたとのこと、瀬戸物は江戸後期と明治期のものだそうですが、これまでの都市化の波でフジコシや松月堂のビル建設の際の基礎打ちで大部破壊されているようです。


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by kazu1206k | 2006-02-26 20:04 | 文化 | Comments(0)

佐藤かずよし


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