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保安規定違反繰り返す福島原発

東京電力は、9月2日福島第一原発5号機で、緊急時に原子炉へ冷却水を送る原子炉隔離時冷却系の定例試験を実施した際、系統のタービンが自動停止したトラブルで、27日、経済産業省原子力安全・保安院から福島第一原子力発電所原子炉施設保安規定に違反しているとして、12月27日までに根本原因の究明と再発防止対策の報告を求められた。東京電力福島第一・第二原発の保安規定違反は、これで11件目にのぼる。

保安規定第41条には、原子炉の状態が運転、起動および高温停止において、原子炉隔離時冷却系が動作可能であることを運転上の制限とすると規定されている。今回の違反は、5号機の原子炉隔離時冷却系の機能喪失が17日間も続いたことだ。約半月以上にわたり緊急時に原子炉へ冷却水を送れない状態のまま運転していたことに気づかなかった。

東京電力の調査によると推定される原因は、5号機の隣にある定期検査中の6号機で実施すべきケーブルの取り外し作業を作業員が誤って運転中の5号機で行ったこと。作業員がケーブルを取り外す前に6号機の図面と誤って5号機のものを印刷、チェックする当直長らもミスに気付かず作業手順を記した表示札が作成された。定期検査の作業手順書に間違った号機が記された上、作業表示札をチェックする審査担当者4人と承認担当者1人も見逃し、現場作業員は作業表示札に従い、5号機のケーブルを外したことから、8月16日から9月2日まで間、同系統が動作不可能な状態で放置されていた。

繰り返すが、東京電力の保安規定違反は、福島第一・第二両原発で11件目にものぼる。
福島県も東京電力に対し原因究明と安全確保を求め厳重注意した。県の厳重注意は2006年に発覚した東京電力のデータ改ざん問題以来だが、東京電力は同じ第一原発3号機でプルサーマルを強行し、起動時に点検漏れを起こし謝罪したばかり。東京電力は毎回、「重く受け止め再発防止に努める」というが、改善の兆しさえ見えない。東京電力は、原子炉の運転管理者として、依然として基本的な安全管理に重大な欠陥をはらんでいることが再び明らかになった。繰り返す保安規定違反に対して、「報告」と「厳重注意」だけで、安全軽視、効率優先、国民無視の東京電力の体質を変えることはできない。プルサーマルをブルドーザーのように強行していることと同時に起きているこの事態、経済産業省原子力安全・保安院と福島県も責任なしといえない。安全軽視、効率優先、国民無視の病根は深く、しかも同根である。


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by kazu1206k | 2010-09-29 15:41 | 脱原発 | Comments(0)

次期基本計画の素案

いわき市の「新・市総合計画」次期基本計画の素案が議会側に示され、9月27日総務常任委員会で議論された。市総合計画は、推進期間20年の「基本構想」、10年の「基本計画」及び同じく3年の「実施計画」の3部構成。今年で10年の前期基本計画が終了し、平成23年度から32年度の後期基本計画を現在策定中だ。

これまでの経過を見ると、現行計画の内部点検評価後に、市民20人の行政経営市民会議で基本的な考え方、市民ニーズや社会経済情勢の変化を見極める市民意識調査、後期基本計画における成果指標などについて協議、検討を行って、今年7月に各地区で地区懇談会を開催して「たたき台」をまとめ、8月に議会総務常任委員会に報告して意見を聴き、今回素案としてまとめたもの。

素案は、「第1章 行政経営の方針」「第2章 まちづくり」「第3章 行財政運営」からなる。「まちづくり」の重点施策5つ、「行財政運営」の重点施策1つ。これまでの基本計画との違いは、成果指標を導入したことだ。具体的には、「まちづくり」の目標として「住み良いまちだと思う人の割合」を平成21年度の実績83.4%から平成32年度には90%にする、「住み続けたいと思う人の割合」を平成21年度の実績85.2%から平成32年度には90%にする。「行財政運営」の目標は、財政調整基金保有額を21年度の実績約32億円を平成32年度に30億円以上とする、市債発行残高を21年度の実績約1,069億円を平成32年度に平成22年度末以下とする。定員目標を平成21年度の実績3,738人から平成27年度には3,548人とし平成32年度に平成27年度以下とする、というものだ。

議論では、「重点施策が依然として総花的ではないか」「定員目標について各部毎の積み上げを示して議論すべき」「市債発行残高を平成32年度に平成22年度末以下とするのでは足りない」などの意見が出された。今後、この素案は9月28日から10月15日までパブリックコメントを実施して市民からの意見を聴くことになる。その市民意見を聴いた上で、原案を取りまとめる。原案は、10月下旬の総務常任委員会に報告されるが、10年というスパンと機動的スピーディな行政運営の問題、今後予想される1,200もある公共施設の更新と財政計画の問題など議論されていない案件も多い。昨年の市長の選挙公約をどう実現するのかという整合性も気にかかるところだが、明示的な説明はなかった。


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by kazu1206k | 2010-09-27 22:51 | 議会 | Comments(0)

総合評価方式の拡充

いわき市は、建設工事の一般競争入札で平成22年10月以降、総合評価方式を拡充することを公表した。総合評価方式は、価格のみの自動落札方式とは異なり、価格の他に価格以外の要素として企業の技術力や地域社会への貢献度などを総合的に評価する落札方式。市は平成20年12月から一部試行してきたが、内容を拡充して平成22年10月以降の案件から適用する。概要は、以下のとおり。

●概要

1.総合評価方式の対象となる工事

 一般競争入札を実施する工事のうち、1件当たりの設計金額が5,000万円以上の工事

2.総合評価方式の型式等

 (1) 型式
  ア 標準型 設計金額が1億5,000万円以上の対象工事で市建設業者選定委員会において選定した案件
  イ 簡易型 上記以外の対象工事

 (2) 評価項目(詳細は、別紙「拡充後の評価項目及び配点表」のとおり)
  ア 企業の技術力 5項目   9.0点 
  イ 配置予定技術者の技術力 3項目   5.0点
  ウ 企業の地域社会に対する貢献度 12項目  13.5点
  エ 施工計画の適切性          10.0点   合計 標準型 57.5点
  オ 技術提案(標準型のみ)      20.0点       簡易型 37.5点

3.評価方法

 入札参加者が提出した申請書等に基づき各評価項目を点数化した得点の合計(標準型は57.5点、簡易型は37.5点を上限とする。以下「加算点」という。)に標準点である100点を加えた点数(以下「技術評価点」という。)を入札参加者の入札価格で除して得た数値(以下「評価値」という。)をもって行います。
  評価値=技術評価点(標準点(100点)+加算点)/入札価格×1,000,000
  ※ 評価値を算出する式の「×1,000,000」は評価値を見やすくするためのもの。

4.落札者等の決定

 落札者等は、入札価格が予定価格の制限の範囲内で最低制限価格以上の者のうち、上記3により得られた評価値が最も高い者とし、評価値の最も高い者が2者以上あるときは、くじにより決定するものとします。

5.工事費内訳明細書の提出について 

 今回の総合評価方式の拡充に併せ、適切な積算状況を確認することにより工事品質の確保を図る観点から、一般競争入札により契約するすべての案件を対象として、入札参加者から入札時に工事費内訳明細書の提出を求めることとします。

●問い合わせ
いわき市財政部 契約課 電話:0246-22-7419 ファクス:0246-22-1251
メールでのお問い合わせは入力フォームから
https://www.city.iwaki.fukushima.jp/cgi-bin/contact.cgi?mail=0320


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by kazu1206k | 2010-09-26 23:51 | 地域 | Comments(0)

地検特捜部の犯罪

厚生労働省の村木元局長の無罪判決が確定した郵便不正事件。このえん罪事件で、証拠品のフロッピーディスクのデータを改ざんした疑いで大阪地検特捜部の前田主任検事が逮捕された。大阪地検特捜部の上層部も改竄の報告を受け、黙認していたというから、地検特捜部の組織的冤罪事件だ。
「一部に変な人がいたんだという話にせず、事件全体について何があって、なぜこうなったのか検証してもらい、検察のあり方に生かしてほしい」「個人の犯罪に矮小化しないで欲しい」と記者会見で村木元局長が語ったように、前田検事の個人犯罪に矮小化してはならないだろう。

前田検事は、東京地検の西松建設事件で大久保隆規氏の取調べを行い、大久保氏から容疑を認める供述を引き出したとされた。また、東京地検が緒方元公安調査庁長官を逮捕した詐欺事件でも緒方氏の共犯の被疑者満井氏の取調べを担当、公判で取調べのやり方が問題視され一審判決は同検事の証言の信用性を否定している。
さらに、東京地検特捜部時代に捜査にかかわった福島県発注工事をめぐる汚職事件では、事情聴取された元福島県幹部が「言っていないことまで供述調書に記された」と報道されている。元県幹部は2006年夏以降、東京地検特捜部で事情聴取を受け、県発注工事での談合の有無や業者との関係などの説明を求められ、「自分は談合などに関して供述しなかったのに、担当検事は供述調書を作成した」と前田検事の調書偽造をほのめかした。前田検事は贈賄側の水谷建設会長の事情聴取も担当し、収賄側の佐藤前知事の実弟経営の会社に融資した1億円の趣旨を取り調べ、この1億円もわいろに当たると主張したが、一審東京地裁判決、二審東京高裁判決ともにわいろと認定していない。佐藤前知事の弁護団は「捜査にかかわった前田容疑者が逮捕されたことで、供述調書など福島県汚職事件全体の証拠の信用性が低いことが明らかになった」という趣旨の上告補充書を提出する方向で検討しているという。
前田検事の捜査のやり方は大阪地検だけの問題ではない。今回の犯罪は、検察組織の組織的な犯罪であり、特捜部という組織の起源と存立そのものにかかわる問題である。

新聞やテレビは、検察批判を繰り替えしているが、検察のリーク情報をそのまま流し、えん罪を社会的に流布し認知させる役割を果たしてきた。新聞やテレビは、このことに対する反省にかける。マスコミと検察は二人三脚で動いてきたのではないか。

朝日新聞の報道と半日後の逮捕、あまりに早く、トカゲの尻尾切りに見える。個人の刑事事件にスリかえてはいけない。当時者の最高検で真実が解明されるのか心もとない。弁護士を任期付で検事任用するなど、第三者の捜査体制と捜査結果を評価検討する第三者の委員会が必要なのではないか。


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by kazu1206k | 2010-09-23 22:37 | 時評 | Comments(0)

3号機の原子炉停止による再点検

福島第一原発3号機の原子炉起動準備中に発生した非常用炉心冷却系の炉心スプレイ系表示ランプ回路の点検漏れと半日の起動遅れに関して、脱原発福島ネットワークは81団体の連名で、福島第一原発3号機の原子炉停止による再点検を求める福島県知事要望、県議会議長陳情を9月21日行いました。
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東京電力は、運転開始34年の老朽原子炉・福島第一原発3号機で、MOX燃料を燃やすプルサーマル計画を実施するため、9月17日23時に起動する予定でしたが、予定時間に原子炉を起動できませんでした。非常用炉心冷却系の炉心スプレイ系表示ランプ回路の点検漏れと半日の起動遅れは、東京電力の変わらぬ安全軽視の企業体質と点検漏れを見過ごす安全管理体制が改めて浮き彫りになり、第一原発所長の謝罪ですまされる問題ではありません。また、原子炉起動の作業実施状況に問題はないとしてOKサインを出した福島県安全確認プロジェクトチームが、未点検部分を発見できず、点検漏れを見逃し福島県民の信頼を損ねたことについて、福島県原子力対策課の責任は看過できません。佐藤憲保県議会議長には30分近くにわたって陳情しました。
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このままプルサーマル発電をすすめて、はたして県民の安全・安心は確保されるのでしょうか。プルトニウム利用炉で事故が起きてからでは遅いのです。福島県は、県民の信頼を損ねた東京電力に対し、県民の安全・安心を最優先する立場から、福島第一原発3号機のプルサーマル発電開始の前に、一旦原子炉を停止して、全点検個所の再点検を実施するよう求めるべきです。福島県知事宛の申入れを、原子力安全対策課課長に提出しました。
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●以下、陳情書。
平成22年9月21日
福島県議会
 議長  佐藤 憲保 様 

 陳 情 書
(福島第一原発3号機の再点検等について)

(要旨)
1、福島県議会は、福島第一原発3号機の原子炉起動準備中に発生した非常用炉心冷却系の炉心スプレイ系表示ランプ回路の点検漏れについて、東京電力が本来は点検すべきものを点検しなかった安全管理体制の根本原因を明らかにさせること。
2、福島県議会は、原子炉起動の作業実施状況に問題はないとOKサインを出した福島県安全確認プロジェクトチームが、未点検部分を発見できず、点検漏れを見逃し福島県民の信頼を損ねたことについて、福島県民に陳謝させること。
3、福島県議会は、福島県安全確認プロジェクトチームが点検を漏れ見逃したことについて、安全確認プロジェクトチームの体制と作業上の原因を明らかにし、再発防止対策を公表させること。
4、福島県議会は、福島県民の信頼を損ねた東京電力に対し、福島県民の安全・安心を最優先する立場を堅持して、福島第一原発3号機のプルサーマル発電開始の前に、一旦原子炉を停止して、全点検個所の再点検を実施するよう求めること。
5、福島県議会は、プルサーマルおよび福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」の核燃料サイクル見直しから核燃料サイクル推進へ方針転換したことについて、検証の経緯を説明し県民の声を聴く「県民の声を聴く会」を福島県が開催するよう求めること。

(理由)
1、東京電力は、運転開始34年の老朽原子炉である福島第一原発3号機で、MOX燃料を燃やすプルサーマル計画を実施するため、9月17日23時に起動する予定でしたが、予定時間に原子炉を起動できませんでした。
2、東京電力によれば、制御棒を引き抜く前の準備作業でチェック中、非常用冷却水を送る弁の「閉」のランプ表示が消えず、制御棒の引き抜きができなかったといいます。非常用冷却水を送る弁の表示は、運転中は「開」運転前は「閉」が正常であり、原因は、接点の不具合とされ、本来は点検すべきものをしていなかったとし、東京電力福島第一原発の所長が会見で謝罪の言葉を述べました。
3、起動に立ち会っていた福島県原子力対策課は、点検漏れを確認して準備作業の継続を認めたため、東京電力は、本日18日10時20分、制御棒を引き抜いて起動させました。
4、しかし、本来は点検すべきものを点検していないというのは、言語道断です。立地町住民はじめ福島県民は、裏切られた思いです。点検漏れを見過ごす東京電力の企業体質で、果たしてプルサーマルの安全が確保されるのでしょうか。このような安全管理の実態では、今後何が起こるかわかりません。福島県民はいま、プルサーマルに大きな不安と危惧を感じています。プルトニウムを利用するプルサーマルで一旦事故が起きれば、被害面積はウラン利用の4倍に広がります。福島県はプルトニウム防災対策さえ未整備です。事故が起きてからでは遅いのです。
5、この原子炉起動の準備作業にOKのサインを出したのは、他ならぬ福島県安全確認プロジェクトチームです。この福島県安全確認プロジェクトチームが東京電力の作業実施状況に問題はないとしました。問題のないはずの作業にもかかわらず、トラブルが発生したのです。未点検部分を発見できず、点検漏れを見逃したことはあきらかです。これで、安全確認をしていることになるのでしょうか。何をチェックしているのか、福島県民は大いに疑問を抱き不安にかられています。さらに、この点検漏れをあっさり認め起動を承認した福島県原子力対策課は、福島県民の安全・安心をどう考えているのでしょうか。日頃から「県民の安全・安心を最優先に」といっているのが、空しく響きます。点検漏れを見逃し福島県民の信頼を損ねた福島県の責任は、小さくありません。
6、現状のように点検漏れを見過ごす東京電力の安全管理体制では、安全は確保されません。いまこそ、福島県民の安全・安心を最優先にして、福島県は、福島第一原発3号機の原子炉を一旦停止させ、全点検個所を再点検するよう事業者に申し入れるべきです。プルトニウム利用炉で事故が起きてからでは遅いのです。急ぐ必要はありません。ここは一旦立ち止まり、9月23日予定の発電開始は中止するよう東京電力に申し入れるべきです。使用済MOX燃料の行き先も決まらぬままプルサーマル発電を開始してはなりません。
7、福島県は、本来、福島第一原発3号機の起動前に、プルサーマル受け入れと福島県エネルギー政策検討会「中間とりまとめ」の核燃料サイクル見直しから核燃料サイクル推進へ方針転換したことについて、検証結果を県民に説明し、県民の声を広く聴くべきでありました。今回、点検漏れと半日の起動遅れは、福島県が一旦立ち止まり、謙虚に県民の声に耳を傾けよ、という運転34年の老朽炉・福島第一原発3号機からの警告です。         


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by kazu1206k | 2010-09-21 23:26 | 脱原発 | Comments(0)

独原発運転延長法案への大デモ

ドイツ政府の原発運転延長法案に対する、9月18日のベルリンでの大規模な脱原発デモ約3万7千人(警察発表)の参加者は、「原子力はもうたくさんだ!」「原発?いえ結構です」などの旗や使用済み核燃料を模した空き缶を手に、首相府や連邦議会議事堂などの周辺を「人間の鎖」で取り囲みました。メルケル政権が原子力発電所の運転を平均12年間延長する方針を決めたことに対して、野党、環境保護団体のほか、太陽光や風力発電に投資してきた事業者や自治体など各方面から批判が噴出しています。

●原子力資料情報室から「9/18 のドイツの脱原発デモ」のメールが届きましたので、以下、紹介します。

ドイツ政府の原発運転延長法案に対し、9月18日ベルリンを中心に大規模な脱原発デモが行われ、「原発は即時閉鎖!」というスローガンが連邦議会、首相府、ベルリン中央駅等を、取り巻きました。(日本だったら、首相官邸、国会議事堂、東京駅!。)

ベルリンの観光名所、連邦議会議事堂前に「Atomkraft Nein Danke!(原発いらない!)」の旗が翻っています。

ドイツの元気なデモの様子を伝えるニュース、Youtubeを下記にご紹介いたします。
(申し訳ありません、全部ドイツ語ですが気分は充分味わえます!)

■デモ呼びかけのサイト
http://www.ausgestrahlt.de/anti-atom-demo.html

「反原発特別列車」のベルリン中央駅到着の模様から18日のベルリンでのデモ+アクション。
今回、「放射性廃棄物のミニ(黄色いドラム缶)をみんな作って持ってきて!というアクションが提案されていて、それを首相府の敷地に山積みしています!「メルケル(首相)、最終処分場に入れ」というプラカードも!

■ZDF:テレビニュース
http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/1142652/Grossdemo-gegen-Atomkraft-in-Berlin

*蛇足ですが……。
脱「脱原発」という下記新聞の表現は誤りです。
ドイツでは、新規原発の建設はメルケル政権でも禁止されており、「脱原発」は揺るぎません。
すべての原発は運転期間終了後廃止することになっています。
今回の提案は、それぞれの原発の停止期間を以前に取り決めた「運転開始から32年」を、古い原発で40年、1980年以降に建設した原発で56年に延期しようとする法案です。
しかし18日のデモのように、反原発の市民だけでなく、再生可能エネルギーを推進してきた勢力などからも異論が出ており、審議方法などを含めて問題ばかりの法案です。


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by kazu1206k | 2010-09-20 21:43 | 脱原発 | Comments(0)

3号機、原子炉を停止して総点検すべき

「3号機の点検漏れは、県民への背信行為!県民の安全・安心を最優先に、原子炉を停止して総点検すべきだ。」という脱原発福島ネットワークの声明を紹介します。

●声明
3号機の点検漏れは、県民への背信行為!
県民の安全・安心を最優先に、原子炉を停止して総点検すべきだ。

1、東京電力は、運転開始34年の老朽原子炉である福島第一原発3号機で、MOX燃料を燃やすプルサーマル計画を実施するため、9月17日23時に起動する予定でした。しかし、東京電力は、予定時間に原子炉を起動できませんでした。東京電力によれば、制御棒を引き抜く前の準備作業でチェック中、非常用冷却水を送る弁の「閉」のランプ表示が消えず、制御棒の引き抜きができなかったといいます。非常用冷却水を送る弁の表示は、運転中は「開」、運転前は「閉」が正常であり、原因は、接点の不具合とされ、本来は点検すべきものをしていなかったといいます。

2、起動に立ち会っていた福島県原子力対策課は、点検漏れを確認して準備作業の継続を認めたため、東京電力は、本日18日10時20分、制御棒を引き抜いて起動させました。

3、しかし、本来は点検すべきものを点検していないというのは、言語道断です。点検漏れを見過ごす東京電力の企業体質で安全が確保されるのでしょうか。このような安全管理の実態では、今後何が起こるかわかりません。プルサーマルで事故が起きてからでは遅いのです。立地町住民はじめ福島県民は、裏切られた思いです。福島県民はいま、プルサーマルに大きな不安と危惧を感じています。

4、原子炉起動の準備作業にOKのサインを出したのは、他ならぬ福島県原子力対策課が中心の福島県安全確認プロジェクトチームです。この安全確認プロジェクトチームが東京電力に作業実施状況に問題はないとしました。これで、安全確認をしていることになるのですか。何をチェックしたのでしょうか。未点検部分を発見できず、見逃していることはあきらかです。さらに、この点検漏れをあっさり認め起動を承認した福島県原子力対策課は、県民の安全・安心をどう考えているのでしょうか。日頃「県民の安全・安心を最優先に」といっているのが、空しく響きます。福島県の責任が問われているのです。

5、点検漏れを見過ごす東京電力の安全管理体制では、安全は確保されません。プルトニウム利用炉で事故が起きてからでは遅いのです。福島県は、原子炉を停止させ、全点検個所を再点検するよう事業者に申し入れるべきです。福島県民の安全・安心を最優先にして、9月22日予定の発電開始は中止すべきです。使用済MOX燃料の行き先も決まらぬままプルサーマル発電を開始してはなりません。

以上

2010年9月18日                   
脱原発福島ネットワーク


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by kazu1206k | 2010-09-18 21:21 | 脱原発 | Comments(0)

福島第一・3号機、12時間起動できず

東京電力は、運転開始34年の老朽原子炉である福島第一原発3号機で、MOX燃料を燃やすプルサーマル計画を実施するため、9月17日23時にに起動し、翌日午前3時に臨界させる予定だった。
このため、脱原発ネットワークなど県内の市民団体10団体は、原子炉起動予定時刻の前、17日午後4時30分から1時間にわたり、福島第一原発で東京電力に対しMOX燃料を使わないよう、3号機の原子炉の起動中止の申入れを行った。県内10団体。県外14団体からの抗議と申入れ、そして「起動しないで」と参加者が輪になって祈りを行った。
申入れは原発で働く労働者の退勤時間と重なり、正門から何百人という多くの下請けの人たちが、申入れを横目をみながら、家路についていた。
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ところが、東京電力は、予定時間に原子炉を起動できなかった。
東京電力によれば、制御棒を引き抜く前の準備作業でチェック中、非常用冷却水を送る弁の「閉」のランプ表示が消えず、制御棒の引き抜きができなかったという。非常用冷却水を送る弁の表示は、運転中は「開」、運転前は「閉」が正常。原因は、接点の不具合とされ、本来は点検すべきものをしていなかったというもの。
起動に立ち会っていた福島県原子力安全対策課は、これを確認の上準備作業の継続を認め、東京電力は、18日10時20分、制御棒を引き抜いて原子炉を起動させ午後2時頃臨界に達するとされる。

しかし、本来は点検すべきものを点検していないというのは、言語道断。これをあっさり認める福島県原子力安全対策課は、一体何をしているのか。県の責任が問われる。
そもそも、準備作業にOKのサインを出したのは、他ならぬ福島県原子力安全対策課が主導する福島県安全確認プロジェクトチーム。このチームが東京電力に作業実施状況に問題はないとしたのであり、未点検部分を発見できず、見逃したのであれば問題ではないか。

このような作業で安全が確保されるのだろうか。
福島県は、即刻準備作業を停止させて、全点検個所を再点検するよう東京電力に申し入れるべきではなかったのか。
何が起こるかわからない。プルサーマルで事故が起きてからでは遅い。福島県民は、大きな不安と危惧を感じたのではないか。

使用済みMOX燃料をつくるな!
県民への説明も、使用済MOX燃料の行き先も決まらぬままプルサーマル発電を強行するな!福島を核のごみ捨て場にしてはならない。


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by kazu1206k | 2010-09-18 13:08 | 脱原発 | Comments(0)

9月定例会閉会

いわき市議会9月定例会が16日閉会しました。

9月定例会は、産業廃棄物最終処分場が計画された山一商事所有地を購入する財産取得、いわきサンシャインマラソン事業基金条例の制定、いわき駅北口交通広場整備工事の工事請負契約、小規模特別養護老人ホーム建設補助金約2億円や緊急雇用対策9事業約4,210万円さらに財政調整基金積立金約56億9,726万円を含む平成22年度9月補正予算など28議案と「未就職新卒者の支援策実施」「子宮頸がんの予防措置実施の推進」など4意見書を可決・採択しました。

なお、平成21年度決算関連議案は、一般会計と特別会計・企業会計の2つの決算特別委員会を設置して、9月29日から10月5日までの閉会中審査を行います。

9月定例会が終了したことにより、4年間の議員任期も折り返しです。
10月中旬には、各常任委員会・議会運営委員会などの委員の任期満了を迎えるため、各派代表者会議を開いた上で、10月下旬、市議会の臨時会を開催して人事を決めることになります。
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by kazu1206k | 2010-09-17 07:59 | 議会 | Comments(0)

市立病院改革プランと常磐病院

9月定例会の地域医療対策特別委員会が14日開かれた。テーマは、1年が経過した市市立病院改革プランの検証、民間譲渡後のときわ会常磐病院の運営状況の2点。

●1年が経過した市市立病院改革プランの取り組み状況の検証について
総合磐城共立病院から下記3点の総括と細目標成果についての自己評価が示された。
①1市1病院市施設に向けた取り組みー実施状況「おおむね順調」(実施率75%以上)事業成果「やや良好」(一定の成果が得られている)
②安全・安心の医療提供を目指した取り組みー実施状況「おおむね順調」事業成果「やや良好」
③安定した経営基盤の確立を目指した取り組みー実施状況「やや順調」(実施率75%未満)事業成果「やや不十分」(あまり成果が得られていない)

病院側の自己評価は、②で7対1看護体制や医師招聘で「成果が得られている」とし、③で単年度純利益がプランより1億円下回っているので「あまり成果が得られていない」としているが、委員からは「見方が甘い」「評価については自己評価だけではなく、病院事業経営評価委員会の意見を示すべき」との意見が出された。また、今後の医業収入をめぐって、病診連携、医師招聘の方法論も意見がでたほか、「改革プランの収支計画を現実的な数字で見直すべきではないか」との意見も出されたが、病院側の答弁では具体策に力がみられず守りの姿勢が目についた。

●民間譲渡後のときわ会常磐病院の運営状況
今年4月に財団法人ときわ会に譲渡された旧常磐病院の引き継ぎの経緯や診療体制、診療状況など、現在の運営状況が報告された。
4月から8月までの延べ入院患者数は1日当り96.1人(旧常磐病院86.6人)、延べ外来患者数は1日当り258.8人(旧常磐病院315.6人)、救急患者数は1日当り5.6人(旧常磐病院5.6人)となっている。
委員からは「常磐病院継承開設費補助金の使われ方などについてのチェックを行っていくべき」などの意見が出され、保健福祉部としては協定に基づいて適切に対処していくとした。


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by kazu1206k | 2010-09-16 07:56 | 議会 | Comments(1)

佐藤かずよし


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