<   2016年 03月 ( 23 )   > この月の画像一覧

4月の甲状腺検診

いわき放射能市民測定室たらちねから、4月の甲状腺検診のご案内です。
e0068696_18552139.jpg
 ✿ 4月甲状腺検診のご案内 ✿

検診対象者:3歳以上
料金:3歳~20歳まで(お誕生日が1992年4月2日以降) 無料
   上記以外の成人 お一人 1000円


検診日:4月10日(日) 
検診場所:南相馬市ひばり生涯学習センター

     〒975-0062 南相馬市原町区陣前三丁目60-2           
予約時間: 9:00  9:30  10:00  10:30  11:00  11:30 12:00  
担当医:西尾正道先生 北海道がんセンター 名誉院長

検診日:4月23日(土)
検診場所:広野町公民館

     〒979-0402 双葉郡広野町大字下北泊字苗代替35
予約時間: 14:30  15:00  15:30  16:00 16:30  17:00  17:30  18:00
担当医:野宗義博 先生 島根大医学部大田総合医育センター長


検診申込み受付は窓口、電話、FAX、郵送にて承ります。
保護者氏名、住所、電話番号と検診を受けられる全ての方の氏名(ふりがな)
性別、生年月日(西暦)、年齢、ご希望の日時をお知らせ下さい。

申込用紙はこちらからダウンロードしてください
http://www.iwakisokuteishitu.com/pdf/koujyousen.pdf

【寄付のお願い】
甲状腺検診につきましては全国の多くの方々よりご寄付、お力添えを頂いております。
子供達の未来を守るこのプロジェクトの運営活動に、寄付のご協力をお願い致します。
甲状腺検診には全国より協力医師がボランティアで参加して頂いております。
[PR]
by kazu1206k | 2016-03-31 18:58 | 福祉医療 | Comments(0)

汚染水海洋放出事件、福島地検が不起訴

 福島原発告訴団が、東京電力福島第1原発放射能汚染水海洋放出事件に関して、2013年9月3日に東京電力元幹部武藤栄ら32名と法人としての東京電力株式会社を「人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律(公害罪法)」の被疑事実で刑事告発した事件で、福島県警は、昨年10月2日、公害犯罪処罰法違反容疑で、広瀬直己東電社長や勝俣恒久元会長、武藤栄元副社長ら新旧経営陣32人と、法人としての東京電力を福島地検に書類送検したが、福島地検は、3月29日、これを不起訴処分とした。
 告発は、汚染水貯蔵タンクの監視や漏えい防止措置を怠った結果、2013年7月までに応急仮設タンクから約300トンの汚染水漏洩、引き続いて海洋環境への漏洩を引きおこし、これを速やかに検知して漏出を早期に食い止めることができず、事業場における事業活動に伴って人の健康を害する物質を大量に排出した疑い。さらに東京電力が、福島原発事故後、2011年6月政府から検討を求められた原子炉施設を囲む遮水壁の設置について、経営破綻を危惧して問題を先送りにし約2年間にわたり、抜本的対策を講ずることなく放置、危機的な状況を政府規制担当者らに説明せず、1日当たり300~400トンの汚染水を海へ流出させた疑いだ。

 これに対して、福島地検は、
1.溶接型タンクから漏えいさせた件について、 廣瀬社長ら4名と法人としての東京電力を嫌疑不十分、ほか28名を嫌疑なし、
2.遮水壁先送りにより被害を拡大させた件について、勝俣元会長ら6名と法人としての東京電力を嫌疑不十分、ほか26名を嫌疑なし、とした。
 福島地検の処分理由の趣旨は、以下の通りだ。
1、汚染水貯蔵タンクから漏えいについて、排出、危険の発生について立証困難とし、「事業活動に伴う排出 要件を満たさない」などとし、結果回避義務を一部認める余地はあるが、予見可能性が立証困難で、過失を立証することは困難。
2、遮水壁先送りについて、建屋周辺地下水の放射性濃度は滞留水に比べて極めて低濃度で、滞留水漏洩を疑わせるだけの高濃度放射性物質は検出されていない、「排出」の証拠がないから「危険」の発生も立証困難とし、これまた「事業活動に伴う排出 要件を満たさない」とし、汚染水の海洋流出防止のためには、海側遮水壁を設置すれば十分で陸側遮水壁設置を回避義務として課すことは相当でない。

 このように福島地検は、汚染水貯蔵タンクからの漏えいは汚染水の海への「排出」に至っていない、遮水壁先送りも原子炉建屋の滞留水が水封され貯留していため「排出」と「危険」を立証する証拠もない、従って嫌疑不十分または嫌疑なし、という処分理由となっている。
 しかし、この不起訴処分と処分理由は到底認められるものではない。告発以来2年半、福島県警と福島地検のこれまでの捜査は一体何を捜査してきたのか。はたして福島地検が厳正公正な捜査を完遂したのか。漁業関係者はもちろん周辺住民を不安と絶望に陥れ、国際問題にもなろうという、放射能汚染水の太平洋への流出は、誰の目にも明らかな東京電力の汚染水漏洩、汚染水の海洋放出であり、このままでは東京電力による犯罪的行為は全て認められてしまうことになる。何をやっても何もしなくても、その責任が一切問われない。このまま、福島地検の不起訴処分を認めるわけにはいかない。
 現在、福島原発告訴団は、福島地検に不起訴処分の理由説明を求めている。
 その上で、東京電力の責任を明らかにし幹部らを起訴するよう、福島県民の代表による福島検察審査会への申立を検討することになる。
e0068696_1032297.jpg
 処分の詳細、福島地検の「東京電力福島第一原発の汚染水に係る公害罪法違反告発事件の処理について」は、下記に掲載した。
e0068696_10133959.png
e0068696_10135830.png
e0068696_10141830.png
e0068696_10143965.png
e0068696_10145769.png

 
[PR]
by kazu1206k | 2016-03-30 22:04 | 脱原発 | Comments(0)

かしまふれ愛さくら祭り、10日にイベント

 いわき市鹿島町矢田川の桜の名所、「鹿島千本桜」。今年も4月1日から30日まで、ボンボリ提灯が夜間ライトアップされ、2016年の「かしまふれ愛さくら祭り」が始まります。
 4月10日(日)は、10時から17時まで、鹿島ショッピングセンター エブリア北側駐車場及び矢田川周辺で、地域内外の交流と親睦を図るメーンイベントが開かれる。和太鼓、ジュニアアンサンブル、フラ&タヒチアンダンス、吹奏楽、ポップス、キッズダンス、フォークダンス、JAZZ、よさこい等のステージはじめ、飲食ブースやフリーマーケット、お楽しみ抽選会等、今年も100名を超えるボランティアに支えられて、楽しい一日となりそうです。
 鹿島地区地域振興協議会の「かしまふれ愛さくら祭り実行委員会」では、「大震災・原発事故の問題をしっかり受け止め『復興をもう一つのテーマ』に位置づけ、この地区に避難されて方々にも呼びかけ、お互いに力を合わせて、この地区の指針『一円融合』の気持ちを育み、復興へのはずみとなるように」と、これまでも楢葉町、富岡町、地区内応急仮設住宅に避難されている大熊町のみなさんにも呼びかけ、「マミーすいとん」「たかともち」「カボチャまんじゅう」「とん汁」「あまざけ」等飲食ブースやステージへの参加を実現しています。
 概要は、下記チラシをご参照ください。
e0068696_9143560.png

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-29 09:15 | 地域 | Comments(0)

つながろう福島!守ろういのち!3.26全国大集会

e0068696_16243156.png
 3月26日、東京都渋谷区のNHKのお膝元、代々木公園で「原発のない未来へ!3.26全国大集会 つながろう福島!守ろういのち!ー 福島原発事故から5年・チェルノブイリ事故から30年 ー」が開催され、約35,000人が参加した。
e0068696_16253031.png
e0068696_16262833.png
 午前11:30から、野外音楽堂で「つながろう福島」をテーマに第2ステージの集会に参加。神田香織(講談師)さんの司会で、宇野朗子(「避難の権利」を求める全国避難者の会)さん、中井ゆみ子、稲垣芳(放射能からこどもを守ろう関東ネット)さん、松本信夫(葛尾村畜産農家)さん、池田実(被ばく労働者から)さん、中島孝(生業を返せ!地域を返せ!福島原発訴訟)さんらが発言した。福島原発告訴団として武藤団長のピンチヒッターでごあいさつさせて頂いた。
e0068696_1628257.png
e0068696_16275336.png
 午後1時からのメインステージ、木内みどり(女優)さんの司会で大集会。Misao Redwolf(首都圏反原発連合)さんの主催者あいさつ、鎌田慧さん、澤地久枝さんのあいさつに続いて、福島現地からとして佐藤和良(福島原発告訴団)が報告させて頂いた。
(以下に画像)
2016.03.26「NO NUKES DAY…3.26全国大集会」:[福島現地から]佐藤和良さん (福島原発告訴団)【4/27】https://www.youtube.com/watch?v=FavkO04GVkA&list=PL0r_ha6smF6S5aII0iqt2uDGU9bm9rGQL&index=4
 この後、チェルノブイリ原発事故のジャンナ・フィロメンコ(ベラルーシ)さん、再稼働現地や脱原発首長会議の村上達也(元東海村村長)さん、もんじゅ関係の宮下正一(原発反対福井県民会議)さん、電力自由化についてFoeの吉田さん、沖縄・辺野古から高里鈴代(「基地・軍隊を許さない女たちの会」共同代表/「オール沖縄会議」共同代表)さん、山城博治(沖縄平和運動センター議長)さんらが発言した。
 デモは、神宮通公園コース、明治公園コース、新宿中央公園コースなど3コースにわかれ行われた。
【主催】さようなら原発1000万人アクション/原発をなくす全国連絡会/首都圏反原発連合/反原発運動全国連絡会
【協賛】脱原発福島県民会議/福島県平和フォーラム/福島原発告訴団/ふくしま復興共同センター/フクシマ原発労働者相談センター/双葉地方原発反対同盟
【協力】戦争をさせない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会
 
[PR]
by kazu1206k | 2016-03-27 16:37 | 脱原発 | Comments(0)

かしま学童クラブの総会

かしま学童クラブの平成28年度総会が、3月25日午後6時30分から開かれました。
勤め帰りのお母さん、お父さん、そして指導員さんたち50人近くが参加。父母会長さんのあいさつに続いて、わたくしもあいさつさせて頂きました。
かしま学童クラブ、早いもので15年目。
働くお母さんお父さんたちを支え、地域の子供たちを地域で育てようと、私が鹿島町久保1区の区長の時に、隣の下蔵持区長の小野さんの呼びかけで、久保1区の貸家を借りて始めました。鹿島町の他の区長さんたちにも呼びかけ、冷蔵庫やら机やら家財道具を持ち寄り、指導員さんをお願いして出発したのが立ち上げでした。
その後、子どもたちも増えて、鹿島小学校前の旧鹿島郵便局跡に移転。さらに児童数が増えてきましたので、いわき市に働きかけて、いわき市の放課後児童健全育成事業により、9年前に現在の鹿島小学校内にプレハブのかしま学童クラブが建設されたのです。
e0068696_741755.png

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-25 22:35 | 地域 | Comments(0)

鹿島小学校の卒業式

3月23日午前、いわき市内の市立小学校の卒業式でした。わたしは、地元鹿島町の鹿島小学校の卒業式にご招待受け、今年も巣立っていく子どもたちに、お祝いの言葉を送りました。震災と原発事故から5年。子供達はじめ親御さんも先生方も感慨ひとしおです。
わたくしも、毎日の登下校時の見守りや朝のあいさつなどでの子どもたちの元気な姿や、夏休みの防犯球技大会で一緒に汗を流したことなど、六年間のいろいろな思い出が、眼に浮かん思きました。東日本大震災、原発事故の中で、困難に負けず、みんなで、助け合って生きてきた「かしまっこ」の旅立ちです。
e0068696_7341518.jpg
e0068696_7334971.jpg

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-24 22:21 | 地域 | Comments(0)

4.5検察審査会激励行動&東電抗議行動

福島原発告訴団から、4月5日(火)「検察審査会激励行動&東電抗議行動」のお知らせ、です。

【4月5日(火) 「検察審査会激励行動&東電抗議行動」のお知らせ】

 福島原発告訴団は、「東電と旧経産省保安院の津波対策担当者計5名」について、東京第一検察審査会に申立て(「2015年告訴」)を行い、現在、審査が行われています。
 東電旧経営幹部3人について申立を行っていた「2012年告訴」は、強制起訴になり、これから刑事裁判が開かれます。

「2015年告訴」についても、東京第一検察審査会の市民の良識に従った判断をしてくださることを信じて、東京検察審査会に対して、激励行動を行いたいと思います。
 4月の末にも、検察審査会の議決が出る可能性もあります。
 福島第一原発事故が末だ収束せず、だれも責任を取っていない状況のなか、検察審査会の判断は極めて重要です。

「検察審査会激励行動」の後に、「東京電力本社へ抗議行動」を行います。
東電に対して、これから始まる「刑事裁判」に真摯に向き合い、責任を認めるように迫っていきたいと思います。

ぜひ、ご参加ください。

4月5日(火) 「検察審査会激励行動&東電抗議行動」
*12:00~12:45   「東京検察審査会」激励行動
*13:15~14:15   「東電本社前」抗議行動
e0068696_14295965.png

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-23 22:19 | 脱原発 | Comments(0)

東電元幹部起訴、証拠4千点全て開示

3月14日、東京電力の勝俣恒久元会長ら元幹部3人を業務上過失致死傷の罪で在宅のまま強制起訴した検察官の指定弁護士は、プレスリリース(下記に掲載)を公表した。それによると、指定弁護士は、被告人の弁護人に対し、検察官(指定弁護士)が同日現在保管する「証拠」(約4000点)の一覧表を交付し、請求があれば基本的に全て開示する旨を伝えたとというものだ。また、東京地裁にもその意向を伝え、本件につき第一回公判期日を早急に開かくよう,要請した。

●被告人勝俣恒久氏ほか2名に対する業務上過失致死傷被告事件について

日時   平成28年3月14日
発信者   検察官の職務を行う指定弁護士
公表事項
指定弁護士は,本日弁護人に対して,検察官(指定弁護士)が本日現在保管する「証拠」(約4000点)の一覧表(刑事訴訟法改正案第316条の14第2項所定の一覧表に相当するもの)を交付いたしました。
指定弁護士は,本日弁護人に対して,上記「証拠」につき,弁護人から請求があり次第,基本的にすべて開示(開示によって弊害がある場合を除く)する旨を伝えました。
指定弁護士は,本日,係属裁判所に対し,以上の意向を伝えるとともに,本件につき第一回公判期日を早急に開かれるよう,要請しました。


これについて、福島原発告訴団弁護団の海渡雄一弁護士は、検察官役は「公判前整理手続はいらないと主張している」として、次のようにコメントした。
「大変興味深いことは、検察官役はすべての証拠を法廷に提出しようとしていることで、早急に公判を開くよう要請したということは、公判前整理手続はいらないと主張していることになります。
確かに、公判前整理手続をしなければ、直ちに法廷が開かれて、冒頭陳述の中で、洗いざらい証明可能な事実が示されることになります。
早期に公判を開き、どんどん証拠を出していく方針ではないかと感じました。
次は弁護側と裁判所側の対応が注目されます。」
e0068696_1611822.png

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-22 16:04 | 脱原発 | Comments(0)

福島原発事故5年、日弁連の声明

以下は、日本弁護士連合会の3月11日付「東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故から5年を迎えての会長声明」。
 日本政府は、原子力発電に依拠する政策を再び推進し、再稼働と輸出を進めながら2017年3月末を目途に被災地の避難指示を解除し、東京電力は賠償を打ち切り、福島県は避難者への住宅無償提供を打ち切るとしている。福島原発事故による原子力災害に蓋をして無かったものとし、被害者を見捨てる「棄民政策」である。原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん:21団体・約2万5千人)などは「住宅、区域指定・賠償、子ども・被災者支援に関する緊急要請書」を提出しているが、依然として厳しい状況が続いている。

東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故から5年を迎えての会長声明

本日、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故発生から5年を迎えた。

しかし、5年を迎えてもなお、全国で避難生活を送り続ける人々の数は、17万人を超えている。未曾有の大災害及びこれまで経験したことのない事故とはいえ、極めて深刻な事態といわざるを得ない。

当連合会は、これまでも、避難所相談に始まり、被災者・被害者の声を集約し、「人間の復興」の視点から、数々の立法提言活動を行ってきた。新たな法制度として実を結んだものも少なくないが、時間の経過とともに、一人ひとりの被災者及び被害者の抱える問題がより複雑かつ深刻になっていること、これまでの支援策ではこぼれ落ちてしまう人々が存在することもまた、明らかになってきている。

当連合会は、震災発生から5年を迎え、人々の生活再建及び被災地の復興が道半ばであること、一人ひとりの被害に対応したよりきめ細やかな支援が必要とされていることを改めて認識し、引き続き、被災者・被害者に対する支援活動を行う所存である。ここに、特に取り組むべき課題について示す。

第一に、被災者の生活再建の支援の在り方の問題である。現在のところ、被災者生活再建支援法に基づき、住宅被害を基礎に世帯ごとに金銭給付を行う制度となっているが、生業やコミュニティを含む生活環境のダメージや心身の状態の悪化などは考慮されず、一人ひとりの置かれた過酷な状況に対応できていない。そこで、現行の支援制度の拡充に加え、被災者生活再建支援員などを配置する人的支援も行い、個別の支援策を計画して実行する仕組みに改正すべきである。当連合会は、被災者に対する長期にわたる支援を継続し、法改正に向けた活動に取り組む所存である。

第二に、原発事故被害者の賠償の問題である。東京電力株式会社による強制避難区域の被害者を中心とした画一的・形式的な金銭賠償は一定程度実施されてきたが、十分な賠償がなされたとはいえないばかりか、住民間の分断や軋轢という二次被害が生じている。避難指示の有無に関わらず、被害者一人ひとりの被害状況に対応した個別具体的な賠償が必要とされている。また、将来にわたる被害は未知数であり、長期の避難生活や滞在地での不自由な生活が被害者に与える影響は計り知れない。原子力損害賠償紛争解決センターの和解案を東京電力株式会社が拒否する例があるという問題も解決されていない。当連合会は、引き続き、東京電力株式会社に対し必要かつ十分な賠償を求め、原子力損害賠償紛争解決センターの和解案を尊重するよう求めるとともに、原発事故による影響がこれ以上被害者の健康をむしばまないように、政府に対し、住宅支援策を含めた良好な生活環境の確保や健康維持のための支援策の実施を求めていくものである。

第三に、震災関連死の問題である。震災関連死は、いわば「救えることができた死」であり、被災者・被害者に対する支援策が十分ではなかったことの現れである。福島県では震災関連死者が2000人を超え、直接死者数を上回る事態となっているが、一方、甚大な被害状況に照らすと震災関連死者数が少なすぎるとの意見もある。各地で提起された訴訟の判決も示されつつあり、各自治体が実施している震災関連死の審査が法制度の趣旨に則って行われているかどうかも含め、徹底した実態調査が必要である。当連合会は、引き続き、震災関連死に関して事態を注視し、必要に応じて意見を述べてゆく所存である。

第四に、原発再稼働の問題である。原発事故の発生により広範な地域で深刻な被害が生じることが明らかになったにも関わらず、2015年8月11日に川内原子力発電所が再稼働し、他の原子力発電所も再稼働に向け準備段階に入るという憂慮すべき事態が生じている。当連合会は、これまでにも、政府に対し、従来のエネルギー政策を改めるよう求めてきたが、改めて、できる限り速やかに原子力発電所を廃止するともに、原発立地地域の自立のために必要な支援を行うことを求めていくものである。

2016年(平成28年)3月11日
日本弁護士連合会
会長 村 越   進
e0068696_917749.png
e0068696_9151338.png

[PR]
by kazu1206k | 2016-03-20 21:01 | 脱原発 | Comments(0)

4.9ひろげよう!福島原発刑事訴訟支援団、福島集会へ!

福島原発事故から5年、ついに東電勝俣ら3幹部起訴!
4.9ひろげよう!福島原発刑事訴訟支援団、福島集会へ!

 2月29日、ついに東京電力の元幹部、勝俣恒久元会長(75)、武黒一郎元副社長(69)、武藤栄元副社長(65)の3人が業務上過失致死傷の罪で在宅のまま強制起訴されました。
 いよいよ、福島原発事故の刑事責任を問う初めての裁判が開かれます。
 これまでの物心両面にわたるご支援に心から感謝申し上げます。そして、これから始まろうとする刑事裁判に多くのみなさまのご支援をお願い申し上げる次第です。
 今後開かれる法廷で事故の真実と被告の事故責任を白日のもとに明らかにしていきます。ぜひとも、福島原発刑事訴訟支援団に加わって応援して下さい。
 4月9日(土)14:00~16:00 ユラックス熱海で開催する「ひろげよう!福島原発刑事訴訟支援団、福島集会」にみなさん声かけあって集まってください。心からお願い致します。

ひろげよう!福島原発刑事訴訟支援団~ようやく原発事故の責任が問われる~
4月9日(土)14:00~16:00 ユラックス熱海 2階第1~第3会議室 TEL024-984-2800
●呼びかけ人アピール 神田香織(講談師)、弁護士からの説明 海渡雄一弁護士、告訴人アピール
 主催 福島原発刑事訴訟支援団(連絡 080-5739-7279)

 ——————————————————————————————————
 福島原発告訴団は、2012年6月に、東京電力福島第一原発事故の刑事責任を問い、東電元幹部や旧原子力安全・保安院幹部らを含む33人を業務上過失致死傷などの疑いで福島地検に告訴。2013年9月東京地検が全員を不起訴処分とした。2013年10月、東電元幹部だけに絞り勝俣恒久元会長ら6人を東京検察審査会へ審査申し立て、2014年7月、東京第五検察審査会は、勝俣恒久元会長ら3人に対して「起訴相当」としたが、再捜査した東京地検が本年1月再び不起訴としたため、2015年7月、東京第五検察審査会が再審査して2度目の起訴議決を行い、強制起訴となりました。
 福島原発事故から5年。未曾有の放射能汚染と低線量長期被曝をもたらした福島原発事故は未だ収束せず、政府の原子力緊急事態宣言は未だ解除されていません。未だ10万人余の住民が避難生活を強いられる現状が続くにも拘らず、安倍内閣は「避難指示区域指定の解除・区域外避難者の住宅支援の2017年3月打ち切り、損害賠償の2018年3月打ち切りと、原発事故被害者切り捨て政策を強行しています。安倍内閣は、原発の再稼動、国外への原発輸出など、福島原発事故を顧みない誤った原発推進政策を進めているのです。
 この刑事訴訟は、原発社会に終止符を打つため重要な意義を持っています。「福島原発刑事訴訟支援団」は、今後開かれる法廷で事故の真実と被告の事故責任を白日のもとに明らかにしていきます。「福島原発刑事訴訟支援団」へ、多くの市民の参加を訴えます。
 ★『福島原発刑事訴訟支援団』入会申込み→https://shien-dan.org/membership/
e0068696_1832934.jpg









 
[PR]
by kazu1206k | 2016-03-19 22:55 | 脱原発 | Comments(0)

佐藤かずよし


by kazu1206k
プロフィールを見る
画像一覧