豪雨による水田被害が復旧、クマガイソウ開花
2009年 05月 05日
谷沿いの狭隘な市道への出水や崖崩れ、集落内の小川の鉄砲水などによる被害があった。
周囲の山から谷筋に鉄砲水が出て、大量の岩石土砂、倒木などが水田約2反歩ちかくを覆い尽くした。
綱木地区の災害復旧は、地区住民のみでは不可能。
行政も住民の「安全安心」にむけ、災害復旧に全力をあげてきたが、今後も支援が必要だ。
中山間地への暖かい支援の継続が望まれる。
集落は、一人暮らしの方が多いが、20年ぐらい前から手塩にかけて育てたというクマガイソウが開花していた。
クマガイソウは、ラン科の多年草で、日本の特産種。
和名は、袋状の唇弁を持った花が、熊谷直実が背負った母衣に見立ててついたといわれる。