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通所施設「希望の園」と多機能型事業所「きらきら」

5月7日、いわき地区障がい者福祉連絡協議会の呼びかけによる視察・懇談会に参加した。
障害者自立支援法により生じた諸問題について理解を深め事態を改善するため、いわき市議会市民福祉常任委員会の全委員8名が参加。

はじめに、泉町の通所施設「希望の園」を訪問。
この施設は、知的障がい者の授産施設(定員20名)と知的障がい者の更正施設(定員20名)の2つの施設が1つの建物に設置された合築型の施設。平成15年設立。
授産施設は障がいの程度が、中度と軽度の人たち。更正施設は、障がいの程度が、重度の人たちが、利用している。
授産施設では、ほーぷそおぷやEM活性液などのオリジナル製品の他、自動車バッテリーのキャップのゴムパッキンの製造下請け作業などで働く希望がある人の経済活動参加と就労支援を行っている。
平成20年度は1カ月の工賃支払額が平均で初めて1万円を超えたという。

次に訪問したのが、仁井田町の多機能型事業所「きらきら」。
通所施設「希望の園」と多機能型事業所「きらきら」_e0068696_21363729.jpg
この日は、防虫剤のパッケージの部分作業をみんなで行っていた。
「きらきら」は、「地域の中で人間らしい生き方をサポートする小まわりのきく活動をしていく。地域資源の活用」を基本理念として、18歳から76歳まで16人の障がい者が利用している。
この施設は、3つの小規模作業者が合体して、障がい者自立支援法のサービス体系に、平成21年に移行したもの。
ご自慢の「しあわせみそ」は、錦町のなこそ授産所で製造している。
「きらきら」では地域の人たちとの交流を大切に育てており、この日も地域のボランティアの方の姿も。
途中作業をやめて、みんなで花笠音頭を踊ることになり、手作りの花笠をもって私も一緒に踊らせて頂いた。
とても家庭的で和やかな雰囲気。利用者がとても生き生きとされている。
こちらも実に楽しいひとときを過ごさせて頂いた。

この後、山田公民館に移動して、懇談会。
内容は次の機会に報告する。
by kazu1206k | 2009-05-07 22:27 | 福祉医療 | Comments(0)