平和のための国民審査(竹内バッテン)運動
2009年 08月 25日
麻生首相に最高裁判所の裁判官に任命された竹内行夫氏は、小泉内閣時代、外務事務次官として外務省のトップに君臨し、ブッシュのイラク戦争を支持し自衛隊のイラク派兵を決定実行した人です。
イラク戦争に反対したレバノン大使の天木直人さんを「クビ」にし、高遠さんたちがイラクで身柄拘束されたとき「自己責任だ」と言って、3人へのバッシングを引き起こしたのが竹内行夫氏です。
憲法守る最高裁に、名古屋高裁で違憲と判断されたイラク派兵を進めた責任者が、裁判官として任命されたことは甚だ問題です。全国の裁判官の人事権を握っている最高裁の裁判官としては、ふさわしくありません。
憲法を守る最高裁の裁判官にふさわしくない人には退場して頂くのが国民のためです。
この「国民審査」にむけて、「自衛隊イラク派兵差止訴訟全国弁護団連絡会議」が呼びかけて、「平和のための国民審査(竹内バッテン)運動」をはじめています。
「平和のための国民審査実行委員会」http://liveinpeace.jp/kokuminshinsa.html
以下、広報リーフから転載します。
●平和のための国民審査(竹内バッテン)運動』は「平和」のためのアクションです!
1.「国民審査」は、有権者が、最高裁裁判官を直接チェックできるシステムです
「国民審査」は、衆議院選挙の投票とあわせて実施。つぎの総選挙でも行われます。内閣がえらんだ最高裁裁判官が、「憲法の番人」としてほんとうにふさわしいかどうか?ふさわしくないと思う人に「×」をつけることで、罷免を求めることができます。
「よく分からないから棄権」のつもりで記入しないと、信任投票とみなされてしまいます。
2.違憲のイラク派兵を進めた責任者(竹内行夫氏)が「憲法の番人」に!?
竹内行夫裁判官は、小泉内閣時代に外務事務次官(外務官僚のトップ)としてイラク戦争を支持し、自衛隊のイラク派兵を推進した責任者です。2008年4月17日、名古屋高等裁判所は、自衛隊のイラク派兵を「憲法9条1項違反」と判断しました。
麻生内閣は、「憲法違反」とされたイラク派兵の責任者をわざわざ「憲法の番人」に任命しました。このような人事を、あなたはどう考えますか?
3.「NO」ならはっきり「×(バッテン)」を! 平和のためにだれもができる意思表示
インド洋やソマリア沖に自衛隊を派遣し、近い将来はアフガニスタンにも・・・。平和憲法を無視して海外派兵を進めるためには、「違憲判決」は困ります。
でも竹内行夫氏のような人物が、裁判所の人事権をもつ最高裁で影響力を持ったら?平和憲法がないがしろされ、改憲の流れにもつながるのではないでしょうか
。
4.平和憲法を守り活かすなら、竹内行夫裁判官に「×(バッテン)」を!!
憲法9条を踏みにじった竹内行夫裁判官は最高裁裁判官にふさわしくない。そう思った方は、「竹内行夫」にバッテンをつけ、平和への思いを形にしましょう。公選法の対象ではないので、選挙前でも選挙当日でも自由に広報・宣伝ができます。
【問合せ先】
〒450-0002名古屋市中村区名駅四丁目2-7
丸森パークビル7階 荒尾法律事務所内 『平和のための国民審査実行委員会」
(電話: 052-587-3900)
(Fax: 052-587-3911)
(Mail: ta-arao3@soleil.ocn.ne.jp)