行政視察、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構など
2009年 10月 15日
視察先と調査事項は、以下の2点だ。
(1)山形県酒田市 地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構
「日本海総合病院と日本海総合病院酒田医療センターの経過と現状、今後の計画」
(2)山形県東置賜郡川西町 ファーマーズ・クラブ赤とんぼ
「ファーマーズ・クラブ赤とんぼの設立経緯と運営状況」
(1)平成20年4月1日、2つの病院「県立日本海病院」と「市立酒田病院」を再編統合するため、全国で初めて、地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構を設立した。この地方独立行政法人山形県・酒田市病院機構のもとで、2つの病院は「日本海総合病院」と「日本海総合病院酒田医療センター」として運営されている。
いわき市も病院再編の渦中にあるが、新市長が選挙戦の出馬表明で、共立病院を独立行政法人化する旨の発言をした経緯があり、事例研究のため視察した。
(2)ファーマーズ・クラブ赤とんぼは、「地域農業と環境を守り、安全な食べ物を生産し供給する」という伊藤幸蔵代表に賛同する10名の株主の参加で1995年8月に有限会社として設立。現在、88戸。置賜盆地全域から20代前半から80代台までと幅広く、経営規模もさまざまで、稲作を中心に果樹、畜産、野菜等の複合経営を行っている。
農家の高齢化と後継者不足の中で、赤とんぼは幅広い年令層や経営規模の人達がともに農業をし続けられるシステム・地域づくりをめざしていろいろな活動に取り組んでいる。